日立の大容量冷蔵庫R-KX57K・R-KW57Kが2019年発売されました。従来の大型冷蔵庫にに比べどのような特長があるのでしょうか?また、R-KX57K・R-KW57Kの違いは何でしょうか?今回はR-KX57K・R-KW57Kの特長と違いについてお伝えします。
日立冷蔵庫R-KX57K・R-KW57Kの特長と違い
R-KX57K・R-KW57Kの共通の特長は2つです。R-KX57Kだけの特長も1つあります。
R-KX57K・R-KW57K共通の特長
従来に荷はなかった次の3つの機能が追加されました。
特長1 2つある冷蔵庫下部引き出しを冷凍・冷蔵・野菜の収納に選べる「ぴったりセレクト」
特長2 冷蔵庫内をまるごとチルド、肉・魚の保存に適した「特鮮氷温ルーム」
R-KX57Kだけにある特長
特長3 スマートフォン連携機能
それでは、それぞれの特長を見ていきます。
「ぴったりセレクト」とは
冷蔵庫の下にある2つの引き出しの機能を変えられる機能です。
下記の3つのタイプに変えることができます。
- 冷凍庫
- 冷蔵庫
- 野菜庫
どんな、メリットがあるのでしょうか?
もっと冷凍庫が広かったらとか、野菜庫がもっと欲しいとかなどのことは我が家ではよくあります。このような日常的な要求とは別にライフスタイルの違いによる要求もあります。
個々のライフスタイルに合わた冷蔵庫を作っても使う人のライフスタイルが時間とともに変化してしまうこともあるでしょう。
そこで考えたのが引き出し2つを自由に冷凍・冷蔵・野菜庫に切り替えることができる「ぴったりセレクト」というわけです。ライフスタイルに合わせて冷蔵庫の構成が変更出きるものです。
実際どのくらいの容量が切り替えられるのでしょうか?
冷蔵庫下の引き出しは、
- 上段:104L(76L)
- 下段:100L(71L)
とかなり大きいですね。
カッコ内は食品を収納スペース目安です。目いっぱい詰め込んだら冷えないですから、おおむね70%ちょい入れるのが目安です。
合わせると204L(147L)と大変大きな容量です。冷蔵庫全体の容量は567Lですから、おおよそ36%の容積を冷凍・冷蔵・野菜庫に設定できます。
実際の容量は次のようになります。カッコ内は実際に食品を収納するときの目安です。
- 全部冷凍庫にした場合は合計で259L(168L)
- 全部冷蔵庫にした場合は合計で512L(381L)
- 全部野菜庫にした場合は合計204L(147L)
上下引き出しを冷凍にしたら野菜はどうする?
[まるごとチルド]で、ホウレンソウなどの葉物野菜が保存できます。約2℃の低温だから野菜の呼吸活動が抑えられるので、ビタミンCが守られます。ぴったりセレクト室を両方「冷凍」に設定したときにも便利です。
日立の商品説明ページには。このように書かれています。葉物野菜なら「まるごとチルド」設定された冷蔵庫で大丈夫です。ただし、トマトやナスなどは低音障害で傷んでしまうので入れない方がよいと思います。その場合は、下段の2つの引き出しの一つを野菜庫にした方が安全です。
ライフスタイル別引き出し設定例
- 冷凍食品を大量に保管するなら:上段下段ともに冷凍庫
- 二人暮らしでお取り寄せ食材などがメイン:上段を冷凍。下段を冷蔵
- 新鮮な野菜たっぷりの生活なら:上段野菜、下段を冷蔵
このほか、自分で好きに組み背できるのはとても便利ですね。
「まるごとチルド」とは?
ところでまるごとチルドとは何でしょうか。
出荷時はの設定は「まるごとチルド」になっています。日立の「まるごとチルド」は庫内温度を約2°Cに保ちながら、庫内湿度の低下を抑えたチルドです。湿り気の多い潤った冷気で保存するので食品の乾燥を抑えることができます。葉物野菜も乾燥が進まず新鮮な状態で保存できるわけですね。
スマートフォン連携機能とは?
R-KX57Kだけにある機能です。R-KW57Kとの違いは、この機能があるかどうかだけです。
日立冷蔵庫アプリをスマホに入れることでスマホから、冷蔵庫のドアの閉め忘れの通知とか遠隔地から運転状況の確認ができるなど、いろいろと便利に使えます。ただ無線LANを使うので家に無線LANに環境がないと使えません。
スマートフォンとの連携で出来る内容は次の通りです。
- ドアの閉め忘れを通知
- 離れたところからでも運転状況を確認・設定
- 保存食材をスマホで管理
このように従来機との違いは、上記の3つの機能が追加されたことです。「ぴったりセレクト」「まるごとチルド」は様々なライフスタイルに対応した便利な機能ですね。
無線LANを使う「コネクテッド家電」については、絶対になくてはならにというものではありませんが、冷蔵庫がより便利に使えるようになりそうです。
おすすめは?
日立冷蔵庫R-KX57KとR-KW57Kではどちらがいいのでしょう?使用環境によって違ってきます。無線LAN環境がある場合はR-KX57Kを選ぶと応用範囲が広がって将来的にも楽しそうです。
逆に面倒なことはしたくないというのであればR-KW57Kがいいですね。現段階では、スマホとつないでもあまり大したことができないので、よほど新しいもの好きでない限りはR-KW57Kを選んでおくのが無難でしょう。
通販価格
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R-KX57KとR-KW57Kの特長と違いを見てきましたが、違いはスマホと連携できるかどうかという点だけです。基本機能は全く同じです。
共通機能の「ぴったりセレクト」や「まるごとチルド」はかなり便利な機能で冷蔵庫の使い勝手が各段によくなると思います。
大型冷蔵庫はかなり長期間使います。そのため個人のライフスタイルが変化することもあります。R-KX57KやR-KW57Kの「ぴったりセレクト」はそのうようなときのも対応できとても便利です。