パナソニックの圧力IH式おどり炊きSR-PA107の後継機SR-PA108が発売され、どちらを購入しようか迷いますね。
どうせなら新しいSR-PA108ほうがいいのか?それとも価格が安くなったSR-PA107がお得なのか?
そこで、今回はSR-PA107とSR-PA108の違いについて調べてみました。購入するときの参考にしてくださいね。
パナソニック SR-PA107とSR-PA108の違い
① 仕様比較
R-PA107 | SR-PA108 |
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消費電力 | |
炊飯時 約1200W | 炊飯時 約1200W |
消費電力量 | |
炊飯時 161Wh/回 | 炊飯時 161Wh/回 |
保温時 14.4Wh/h | 保温時 14.4Wh/h |
タイマー予約時 0.81Wh/h | タイマー予約時 0.81Wh/h |
待機時 0.73Wh/h | 待機時 0.73Wh/h |
省エネ基準達成率 | |
目標年度 2008年 | 目標年度 2008年 |
達成率 109% | 達成率 109% |
年間消費電力 80.0kWh/年 | 年間消費電力 80.0kWh/年 |
外形寸法(幅×奥行×高さ) | |
28.3×35.1×23.4cm | 28.3×35.1×23.4cm |
ふたを開けた時の高さ | |
47.6cm | 47.6cm |
質量 | |
約6.4kg | 約6.4kg |
消費電力や外形寸法、質量などは全く変更なしです。
② 炊飯方式の比較
R-PA107 | SR-PA108 |
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加熱方式 | |
5段全面IH | 5段全面IH |
可変圧力 | |
○(圧力コントロール) | ○(圧力コントロール) |
加圧追い炊き | |
× | ○ |
ふた加熱板 | |
○ | ○ |
インバーター | |
○ | ○ |
炊飯では「加圧追い炊き」機能ががSR-PA108には新たに追加されました。
パナソニックの製品説明には、このように書かれています。
昔ながらのかまど炊きで言われる「一握りのわら燃やし」の工程を強化。追い炊き工程時にも釜内を加圧・高温化※1することで、ごはんの甘みともちもち感がそれぞれアップしました。
※1 追い炊き時における加圧による効果。当社従来品SR-PA107(2017年発売):1.0気圧(沸点100℃)に対し、新製品SR-PA108:1.10気圧(沸点101.5℃)。
ごはんがより甘く、もちもち感がでるようです。ソフトの変更でできそうな内容ですね。炊飯器もスマホやPCの様にソフトのバージョンアップができれば面白いですね。
③ 内釜の比較
SR-PA107 | SR-PA108 |
![]() |
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内釜 | |
ダイヤモンド竃(かまど)釜 | ダイヤモンド竃(かまど)釜 |
内面コート | |
ダイヤモンドハードコート | ダイヤモンドハードコート |
外面 | |
100μm | 100μm |
厚さ | |
2.4mm | 2.4mm |
全く同じです。
④ メニューなどの比較
SR-PA107 | SR-PA108 |
![]() |
![]() |
美味しさランキング | |
★★★★ | ★★★★ |
銀シャリ炊き分け | |
銀シャリ炊き分け(銀シャリ、かため、やわらか、もちもち) | 銀シャリ炊き分け(銀シャリ、かため、やわらか、もちもち) |
メニュー数 | |
[12メニュー] 白米・無洗米・玄米・発芽/分づき米・雑穀米・炊き込み専用・炊きおこわ・すし/カレー・おかゆ・玄米がゆ・発芽/分づきがゆ・雑穀米がゆ | [12メニュー] 白米・無洗米・玄米・発芽/分づき米・雑穀米・炊き込み専用・炊きおこわ・すし/カレー・おかゆ・玄米がゆ・発芽/分づきがゆ・雑穀米がゆ |
白米 エコ炊飯 | |
○ | ○ |
白米 高速炊飯 | |
○ | ○ |
白米 少量炊飯 | |
○ | ○ |
白米 炊込み | |
○ | ○ |
白米 すし・カレー | |
○ | ○ |
白米 おこげ | |
○ | ○ |
白米 おかゆ | |
○ | ○ |
玄米 ごはん | |
○ | ○ |
玄米 おかゆ | |
○ | ○ |
雑穀米 ごはん | |
○ | ○ |
雑穀米 おかゆ | |
○ | ○ |
発芽・分づき ごはん | |
○ | ○ |
発芽・分づき おかゆ | |
○ | ○ |
冷凍用ごはんコース | |
○ | ○ |
無洗米(専用)コース | |
○ | ○ |
浸し米炊飯 | |
○ | ○ |
うまみ循環 | |
○ | ○ |
酵素活性浸水(3段階) | |
○ | × |
旨み熟成浸水 | |
× | ○ |
SR-PA107にあった酵素活性浸水(3段階)がSR-PA108ではなくなり旨み熟成浸水という機能が追加されました。
旨み熟成浸水はパナソニックでは次のように説明しています。
旨み成分であるアミノ酸は、45℃〜55℃で生成されます。前炊き時、この温度に保つことで甘みだけではなく旨みも同時にバランスよく引き出します。
ご飯がよりおいしくなるようですね。
酵素活性浸水(3段階)については、2段階での説明がありました。
2段階の酵素活性浸水とは、2段階の温度でお米に水を含ませることで、2種類の糖を生成する方法です。約40℃で浸水することで、旨み成分のオリゴ糖を生成。約60℃の浸水で甘み成分のグルコースを生成しています。
3段階というのは温度が40度・45度・60度と回数を増やすことで、より甘みと旨みがアップするそうです。色々な機種を販売するため少しづつ機能を変化させているようです。煩雑になりユーザーは迷うばかりだとおもうのですけど。
この機能は2018年の新機種には搭載されていません。先にご紹介した旨み熟成浸水に移行しました。美味しいごはんを追及してやまないようですね。それにしてもややこしいです。
機能を変更しても、美味しさランキングはともに★4個です。ということは美味しさは変わらないとパナソニックは言っているので、どっちを選んでもいいということになります。
ちなみに★は最高で何個まであるのでしょうか?現在★が一番多いのはSR-VSX108 などの上位機種です。★は7個もついています。倍ぐらい美味しいそうです。 もちろんお値段も倍です。
保温の比較
SR-PA107 | SR-PA108 |
![]() |
![]() |
エコナビ保温 | |
○ | ○ |
保温経過時間表示 | |
○ | ○ |
あつあつ再加熱 | |
○ | ○ |
いきいき保温 | |
× | ○ |
R-PA108には「いきいき保温」が追加されています。これは保温でごはんが黄色くなったり臭ったりするのを抑える機能です。長時間保温するときは便利な機能です。
まだ比較箇所はありますが、大分長くなってしまったのと、全く同じであることから省略します。
比較は以上ですが、しいていえば保温に「いきいき保温」が追加されたので、長時間保温にはR-PA108が少し有利かもしれないですね。
全体的には大きく変わった点はないです。美味しさランキングも同ランクになっているので、美味しさは変わらいようです。
パナソニック SR-PA107とSR-PA108の価格
SR-PA107の最安値
楽天市場
- ブラウン:30,598円
- ホワイト:31,980円
アマゾン
- ブラウン:29,800円
- ホワイト:31,980円
SR-PA108の最安値
楽天市場
- ブラウン:35,100円
- ブラック:31,980円
アマゾン
- ブラウン:30,000円
- ブラック:30,000円
値差はあまりないのでSR-PA108をお勧めします
SR-PA107安値ショップ一覧
楽天市場パナソニック可変圧力IHジャー炊飯器SR-PA-107楽天市場安値ショップ一覧 アマゾンパナソニック可変圧力IHジャー炊飯器SR-PA-107-Tアマゾン安値ショップ一覧 アマゾンパナソニック可変圧力IHジャー炊飯器SR-PA-107-Wアマゾン安値ショップ一覧 YAHOO!SR-PA108安値ショップ一覧
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SR-PA107とSR-PA108は機能に多少の違いがあるものの、ほぼ同じものでした。パナソニックの自社炊飯器美味しさランキングもSR-PA107とSR-PA108は同じです。お得にお買い物をするなら価格の安いほうを選ばれるのがベストです。