ロジクールのトラックボールに限りませんが、ボタンのチャタリングはいつか発生します。
特に使用頻度の多い左ボタンがチャタリングを起こしやすいと感じます。
マイクロスイッチを取り換えればよいのですが、それには半田付け作業が必要です。
しかし、マイクロスイッチの接点が汚れただけなら、洗浄だけで済みます。
マイクロスイッチの洗浄の洗浄
下の写真はロジクールのトラックボールに使われているOMRONのマイクロスイッチです。実際に使っているのはカスタム仕様のマイクロスイッチですが、形状は同じです。
機械的な劣化でない場合は、カーボンや油、ホコリなどが接点に付着するのが原因と考えれれます。
そこで、これらの汚れを取ればチャタリングが直る可能性があります。そのために使用するのが接点洗浄剤です。
下の写真中央にある出っ張り部の隙間から洗浄剤をスプレーするか浸み込ませて汚れを除去します。このときスイッチをカチカチさせ洗浄剤がまんべんなく行きわたるようにします。
M570のマイクロスイッチを洗浄剤を含んだ綿棒で洗浄しているところです。ベランダなど屋外であれば直接スプレーしても大丈夫です。
おすすめの洗浄剤
プラスチックやゴムにかかっても安心なタイプの洗浄剤がおすすめです。
私はサンハヤトのRC-S201をつかいました。KUREを使っている方も多いようです。
サンハヤトのRC-S201
[itemlink post_id=”21732″]KURE エレクトロニッククリーナー 3012
[itemlink post_id=”21798″]洗浄時の注意
スプレーする場合は、必要な個所意外に飛び散らないようティッシュなどでカバーする。
洗浄剤を浸透させたら洗浄剤が接点に届くようスイッチを数十回カチカチさせる。
LPGガスなどスプレーするので吸い込まないようにする。
効果は?
手持ちの4台のチャタリングがあり使えなくなっていたトラックボールが復活しました。具体的にはM570とEX ERGOがそれぞれ2台づつです。
どれも機械的な劣化によるチャタリングではなく、カーボンや油脂などの汚れが原因だったのだと思います。
チャタリングで困ったら是非洗浄してみてくださいね。