MX ERGOのチャタリングが接点洗浄剤で解消できた

本ページはプロモーションが含まれています
本ページはプロモーションが含まれています
スポンサーリンク

MX ERGOのチャタリングが接点洗浄剤で解消できました。使用した接点洗浄剤や洗浄方法などをメモしました。

作業は、接点洗浄剤を使うだけで、マイクロスイッチの交換はしません。

これなら、トラックボールのネジを外すだけなので誰でもできまが、ネジが特殊なのでトルクスドライバーが必要です。

なお、M570のチャタリング修正についても記載しました。

必要な材料

① 接点洗浄剤

今回使用したのはサンハヤトの接点洗浄剤RC-S201です。電子機器の接点についた油膜やカーボン、ホコリを洗い流し導電状態を改善する洗浄剤です。

[itemlink post_id=”21732″]

② 綿棒

洗浄剤をマイクロスイッチに流し込むのと、流し込みながら接点を押すのにちょうどいいです。

家にあるもので大丈夫です。

③ トルクスドライバー

ネジを回すのにT6というトルクスドライバーが必要です。アマゾンなどで販売されています。

ソケットタイプはビットの根元が太いのでネジがある穴に入りにくことがありますので、避けた方がよいです。

また、粗悪なトルクスドライバーセットが安く販売されていますが、ソケットが固くしまってビットが抜けなくなったことがありますので、おすすめできません。

[itemlink post_id=”21731″]

④ ペットボトルのふた

接点洗浄剤をためる容器として使用。

何でもいいんですが、ペットボトルのふたを使いました。

接点洗浄剤をマイクロスイッチに直接噴霧しません。ペットボトルのふたに溜めた洗浄液は綿棒に吸わせます。

*洗浄剤をペットボトルのふたに溜めるときは屋外で作業しましょう。ゆっくり噴射しなが溜めると飛び散らなくてよいです。揮発するので洗浄直前に行います。

MX ERGOを分解

トルクスドライバーでMX ERGOのネジを外します。

6か所のネジを外します。

洗浄

綿棒に洗浄剤含ませ、マイクロコネクターの白い出っ張りの隙間に押し付け洗浄剤を流し込みます。

*フラットケーブルはつけたままなので断線しないように注意しましょう。

スイッチは左右2個洗浄します。写真右スイッチは洗浄剤を流し込んでいます。左も綿棒に含ませた洗浄剤を流し込みます。

洗浄剤を含んだ綿棒を押し当てると液が隙間からスイッチに入っていきます。

この時、綿棒で何回もスイッチを押して洗浄剤が接点部に行き渡るようにします。

スイッチは50回以上は入り切りするとよいでしょう。

スプレーは洗浄剤が部屋に飛び散るので綿棒でやった方が良いと思います。屋外でならスプレーでもいいかもしれません。

洗浄が終わったら、ネジを締めておしまいです。

チャタリングは解消できたか?

チャタリングが酷くて使えないMX ERGOは2台の洗浄を行いました。

結果は、チャタリングは2台ともなくなり、また使用できるようになりました。

チャタリング計測ができるWEBサイトで計測しましたが、チャタリングは検出されずとりあえず成功したようです。

どのくらい持つのかわかりませんが、1か月ぐらいしたら途中経過を追記します。

中性洗剤で表面の汚れを取ったら2台ともきれいになりました。

今回は、コネクター接点部の機構的な劣化ではなく、接点に汚れが付着しチャタリングを起こしていたようです。実はomronのマイクロスイッチも用意してあったのですが、使わなくて済みました。

MX ERGOに使われているのはD2FC-F-7N(20M)ですが、購入したのはD2F-01Fです。D2FC-F-7N(20M)はOMRONの製品ページにはなかったので、特定メーカー向けのようです。

マウスやトラックボールでのマイクロスイッチの使い方は、少し特殊なので何かカスタマイズしているのかもしれませんね。

どうしても同じものが良い場合はアマゾンでD2FC-F-7N(20M)も販売されているので、そちらを購入したらよいと思います。

ただ、OMRONから直接購入して一般販売するのは難しいと思うので、どんな流通経路で入手しているのかわかりません。あまり手を出さない方がいいと思います。

[itemlink post_id=”21740″] [itemlink post_id=”21742″]

チャタリングで困ったときは、スイッチ交換前に接点洗浄してはいかがですか?

M570のチャタリング解消にもチャレンジ

MX ERGOでチャタリングが解消できたようなので、ずいぶん前に購入したM570のチャタリングも直してみようとチャレンジしました。

M570を洗浄

5本のネジをT6のトルクスドライバーで外します。ネジはゴムシートの下に3本、電池ボックスに1本、ゴムシートの横に1本あります。

マイクロスイッチはMX ERGOと同じOMRONのD2FC-F-7Nです。

綿棒に洗浄液を含ませて、マイクロスイッチの隙間に綿棒でスイッチをカチカチさせながら流し込みます。マイクロスイッチは左右2個あるので両方処置します。

ネジを締めて組み立てます。ゴムシートは両面テープで貼り付けます。

チャタリングの解消は?

洗浄前は数%チャタリングがありました。

洗浄後、チャタリングのチェックツールを使い500回までクリックしましたが一度もチャタリングは検出されませんでした。

どうやらM570のチャタリングも解消できたのではないかと思います。

洗浄剤の注意書きと成分

洗浄剤は危険有害物が含まれているので取り扱いには注意しましょう。

このような注意書きがされているので、よく読んでからお使いください。

一気にスプレーしないで微量をスプレーしながら作業するとよいと思います。なお、スプレーは屋外で行いましょう。

屋内で洗浄する場合は、小さな容器に洗浄液をとり、綿棒などでクリーニングするのがおすすめです。

成分情報です。上記の注意に従って使いましょう。

スポンサーリンク
テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました