エー・アンド・ディの放射温度計AD-5617を部屋の天井や壁の温度を測定するのに使えそうだと思って購入しました。
アマゾンで購入。2日後に玄関さきに置いてありました。手間なしでいいですね。
エー・アンド・ディの放射温度計AD-5617を購入
プラパッケージに収まっています。
中身です。取説と本体、ストラップです。ストラップはクリップに取りつけます。
赤外線センサー部です。レンズの奥に赤外線受光素子があります。
この放射温度計は自分からは赤外線を放射しないので目に向けても安全です。
測定したいものから放射される赤外線を受光するだけです。測定物までの距離に等しい直径の範囲の温度を計測するので、その直径より測定物が小さいと正しく計測できません。
測定は部屋の壁や天井ぐらいの距離であれば問題なくできました。
気をつないのは、レンズの汚れです。ここは手で触った利しないように。万が一触って汚れた時はカメラレンズのクリーナーで拭き取るとよいでしょう。
ストラップはクリップに取り付けます
レビューを見るとストラップをつける穴がないと書かれていますが、ストラップはクリップに付けると取説にあります。中にはストラップの穴をあけている方もいましたが、そこまでしなくてもクリップに付ければ十分です。
仕様です。
実際に使ってみた
測定精度は0°C以上では±2.5°Cまたは±2.5%の大きい方となっています。体温などを測定するには精度が粗すぎて不適当です。
SCANボタンを押しっぱなしにすると1回/毎秒で計測し続けます。連続して壁や天井の温度を測ると±0.4°Cぐらに収まっていたので十分使えそうです。
ただ、反射が大きい金属表面は放射率の関係でうまく測れません。
適当に部屋の温度を測って見ました。その結果は天井26°C、壁25°C、床23°Cという結果が得られました。
自分の耳の温度を測ってみると両耳とも36°Cほどでした。実施の温度にまあまあ近いのではないかと思います。
なお、温度計自身は工業用温度計のようなレーザー光を発射しないので仮に目見向けたとしても安全です。
天井の温度は高く床は温度が低い傾向が見えました。普段体感していることが数値化されるとわかりやすいですね。
これから、いろいろなところで使ってみようと思います。
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