Echo Show5、Echo dot(第3世代)ともに、電源は12VのACアダプタです。今回は、このACアダプタをUSB電源に置き換えて動作するか確認してみました。
電源を変えるので、全て自己責任で行います。(壊れてもamazonさんには、一切文句を言えません)
Echo Show 5とEcho Dot(第3世代)のACアダプタとUSB昇圧ケーブルの大きさ
下図の右は12V昇圧USBケーブルとUSB電源です。左はEcho Dot(第3世代)、中央はEcho Show 5です。
電源プラグから見ると、ACアダプターの面積が大きいのがよくわかります。コンセントを占領してしまいます。
5V-12VUSB昇圧ケーブルと変換コネクター
Echo SHow5、Echo Dot(第3世代)の電源入力端子は、標準の12Vタイプより小さいので、変換コネクターが必要になります。
- Echoのプラグサイズは、4.0mm x 1.7mm
- 12VUSB昇圧ケーブルのプラグサイズは、5.5mm x 2.1mm
このままでは、本体のジャックに12V昇圧USBケーブルは接続できません。そこで、径を変換するコネクターが必要です。
L字型のコネクターが変換コネクターを準備しました。このL字型コネクターのメスと12V昇圧USBケーブルのプラグを接続、L字型コネクターのプラグを、Echoのジャックに接続します。
今回はあまり後ろに出っ張るのを避けるためL字型にしました。
amazonで確認できます。
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Echo に接続
左のケーブルは電源供給機能が付いたOTGケーブルです。抜き差しをしないようにしているのでくっついますが、今回は無関係です。
Echo Dotに接続
消費電力は大丈夫か?
Echo のACアダプタは15W定格です。
今回購入した昇圧USBケーブルは最大出力は12V/1Aです。
また、ここで測定した消費電力は、(USB電源+昇圧USBケーブル+Echo本体)の合計値です。
使用したUSB電源
- Echo Show5:12W(5V/2.4A)
- Echo Dot:9W(5V/1.4A)
●Echo Show 5では、 瞬間的ですが7.5Wの時が有りました。ACアダプタで接続した時より大きな値です。
●Echo Dotでは、瞬間的ですが最大3.5Wほど有りました。通常は2Wほどでした。USB電源は9Wタイプです。
ACアダプタを使用したときも同様に測定しました。結果は下記の通りです。
消費電力 | Echo Show | Echo Dot |
ACアダプタ | 約5W | 2W未満 |
昇圧USBケーブル | 約6W | 2W未満 |
以上、昇圧USBケーブルでもEchoが動作することを確認できました。
また、同時に、ACアダプタを使用したときのほうが、Echo Show5では、全体の消費電力が1Wほど少なくなりました。(Echo dotでは、差が出ませんでした)
ACアダプタと昇圧USBケーブル、どっちがいい?
Echo Show 5では、昇圧USBケーブルでは、ACアダプタを使うときよりよ電力を多く消費することがわかりました。
Echo Show5の消費電力の差は、
- ACアダプタの消費電力 + Echo Show5の消費電力 = 約5W
- USB電源の消費電力 + 昇圧USBケーブル + Echo Show5の消費電力 = 約6W
昇圧USB電源ケーブルを使うと消費電力が1.2倍になります。省エネなのは、やっぱりACアダプタを使用したときですね。
EchoDotで差がないのは、消費電力が小さいので、USB電源も昇圧USBケーブルも比較的効率よく働いたからでしょうか?(よくわかりませんが)
ACアダプタを使う時に問題なのは、テーブルタップを占領してしまうことです。この解決には短い電源コードを使うのが良さそうです。
その名もACアダプタ用電源コード、ぴったりです。
amazonで見つけました
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Echo Dotでは、昇圧USB電源ケーブルを使っても消費電力の差はなかったので、こちらは昇圧USBケーブルが使えると思います。
amazonで購入した昇圧USBケーブル
2本で999円でした。多分amazonでは最安です。
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amazonで買ったEchのコネクターサイズに変換するコネクターです
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この他にUSB電源が必要になります。
amazonのセールスページに飛びます。
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以上、この記事がお役に立てば幸いです。