デジタル湿度計はその場所の温度や湿度をすぐに測れて便利です。しかし、多くは湿度は相対湿度が表示されて絶対湿度では表示されていません。もちろん温度と相対湿度がわかれば絶対湿度も計算できますが面倒です。
そこで、今回は絶対湿度が直読できるデジタル湿度計を紹介します。
今回、購入したのはエー・アンド・ディのAD-5687というバックライトなしのお手頃価格のものですが、
絶対湿度が表示できる湿度計は、エー・アンド・ディで販売されていました。
[itemlink post_id=”25668″]絶対湿度を表示できるデジタル温湿度計
今のところデジタル温湿度計で絶対湿度を表示してくれるのはエー・アンド・ディだけのようです(もしかして見つからないだけかもしれませんが)
絶対湿度が測れるデジタル温湿度計は4機種見つかりました。いずれもエー・アンド・ディの製品です。エー・アンド・ディも全機種が絶対湿度を表示するわけではありません。
AD-5687
[itemlink post_id=”25668″]AD-5686
[itemlink post_id=”25669″]AD-5685
[itemlink post_id=”25670″]AD-5694A
[itemlink post_id=”25671″]今回は、一番安かった、AD-5687を購入しました。今回は1台しか買いませんでしたが、高いのを1台かうより安いの2台買ったほうが何かと便利だと思います。
AD-5687の簡単な紹介
表面
ぶら下げて部屋の絶対湿度を測っています。絶対湿度をAD-5687では乾燥指数と表示しています。
- 絶対湿度8.8g/m3
- 相対湿度43%
- 温度23.1℃
絶対湿度と言うとわかりにくいですが、部屋の空気 1m3 中に水蒸気が8.8g入っていると言う意味です。
水蒸気の量が多いほど潤った感じになります。あまり多すぎるとカビなどが発生するので多すぎるのも良くないそうです。(8g/m3 あたりが我が家の目標なので加湿し過ぎ)
インフルエンザは絶対湿度が11g/m3 以上あれば流行しにくいとAD-5687の説明書に書かれていました。
23.1℃/相対湿度54%で、24℃/50%で絶対湿度11g/m3 です。
この様に相対湿度は温度との関係があるため、水蒸気の量が足りているのかどうかは直感的には分かりにくいですね。
それに比べ、絶対湿度は直接水蒸気の量を示すので分かりやすいと思います。。
側面1
側面にはアラーム設定や測定中の最高/最低をみることができます。一日の最低絶対湿度や最低気温などのチェックに便利です。
側面2
逆の側面には、アラームのON/OFFスイッチがあるので、夜中はOFFにしておけばうるさくなくて良いです。
裏面
裏面は電池ボックスとモード切り替えスイッチが付いています。熱中症が気になる夏などは熱中症指数モードにすれば乾燥指数の表示がなくなります。
相対湿度だけでは乾燥状態はわからない
22時20分ごろ外気を測ってみると、
-
- 温度3.5℃
- 湿度53%
- 絶対湿度3.3g/m3
- 警報が出てLED点滅、ブザーが鳴る
湿度53%というと結構湿った感じですが、実際はカラカラです。相対湿度だけで判断するのは難しいです。
絶対湿度7℃を下回ると警報がでます
同梱されていた書類に次の様な表がありました。7.0g/m3以下になると警戒の表示が出て、LEDとブザーで知らせてくれます。ブザーはオフにできますが、LEDは消せません。
この警報が出たら、加湿器で加湿します。20℃で相対湿度40%ぐらいで絶対湿度7g/m3です。
象印のスチーム加湿器を使っていますが、加湿は強力で油断すると窓に結露します。絶対湿度が8g/m3を目標に加湿しています。20℃/46%(あるいは21℃/44%)ぐらいで絶対湿度が8g/m3になります。
湿度が低いようですが、築30年以上経っている我が家はあまり断熱性が良くなく大きな窓が結露しやすいです。それで、このあたりで折り合いを付けています。2重サッシにすれば少しは改善されるかもしれませんが、かなりの出費になるのでパス。
この様に、とりあえず絶対湿度計で部屋の湿度調整は、乾きすぎず、湿りすぎずとなんとかうまく言っている感じがします。
買ったのはこちら。とにかく安いのがいい
↓
AD-5687
[itemlink post_id=”25668″]これは文字が大きくて見やすそうです。でも高い
↓
AD-5686
[itemlink post_id=”25669″]AD-5685
AD-5686と同じですが、熱中症アラート表示機能
(注意/警戒/厳重警戒/危険)がありません。
↓
[itemlink post_id=”25670″]これは、文字が小さすぎ
↓
AD-5694A
[itemlink post_id=”25671″]以上、絶対湿度を測れるデジタル温湿度計のご紹介でした。