シャープ CV-NH140,CV-PH140とパナソニック F-YHUX120,F-YC120HUX,F-YHVX12の違いをお伝えします。
シャープのCV-NH140とCV-PH140は製造年が違うだけで中身は同じです。プラズマクラスターも、どちらもプラズマクラスター25000です。
- CV-NH140:2022年3月
- CV-PH140:2021年4月
パナソニックのYHVX12とF-YHUX120、F-YC120HUXでは製造年とナノイーXの違いがあります。
- F-YHVX12:2022年5月、ナノイーX 48兆
- F-YHUX120、F-YC120HUX:2021年4月、ナノイーX 4.8兆
シャープとパナソニックは、お互いライバルメーカーなので相手の性能や機能をよく調べているので機能や性能に大きな差はないようです。
しいて言えば、パナソニックはナノイーX、シャープはプラズマクラスター25000をそれぞれ搭載しているのが違いです。
ナノイーXやプラズマクラスターなどイオン生成時には微量のオゾンも発生するので、オゾンを避けたい方はこれらのイオン発生機能をオフにして使えば大丈夫です。
おすすめな選び方
①除湿能力が大きい ⇒ CV-NH140かCV-PH140 価格の安い方
*除湿能力差はわずかなのでパナソニックでも問題なし
②タンク容量が大きい ⇒ CV-NH140かCV-PH140 価格の安い方
*たったの400ccの差なのでパナソニックでも問題なし
③運転音が静か ⇒ YHVX12、F-YHUX120、F-YC120HUX
*衣類乾燥ではシャープも十分に静かなので問題なし
④24時間連続排水 ⇒ CV-NH140、CV-PH140
*パナソニックは連続不可
⑤ハイブリッド方式の実績 ⇒ YHVX12、F-YHUX120、F-YC120HUX
*パナソニックのハイブリッドはシャープより長い実績がある
⑥ナノイーX 48兆 ⇒ F-YHVX12
⑦7ナノイーX4.8兆 ⇒ F-YHUX120、F-YC120HUX
⑧プラズマクラスタ ⇒ CV-NH140、CV-PH140
[itemlink post_id=”22670″] [itemlink post_id=”22671″] [itemlink post_id=”22672″] [itemlink post_id=”21148″] [itemlink post_id=”22673″]
シャープ CV-NH,140CV-PH140とパナソニック F-YHUX120,F-YC120HUX,F-YHVX12の違い~比較表
シャープ | パナソニック | |
除湿能力
室温27℃、相対湿度60%を維持し続けたときの1日あたりの除湿量 |
除湿
11/13 L/日 衣類乾燥(速乾) 12/14 L/日 |
除湿
9/10 L/日 衣類乾燥(速乾) 11.5/12.5 L/日 |
消費電力と電気代目安 W(円) | 除湿
衣類乾燥
|
除湿
衣類乾燥
|
速乾時の衣類乾燥時間(2kg) | 速乾
|
速乾
|
タンク容量 | 約3.6L(ハンドル付) | 約3.2L(ハンドル付) |
除湿運転音 |
|
|
衣類乾燥運転音 |
|
|
連続排水 | 〇 | X |
イオン | プラズマクラスター2500 | F-YHVX12
F-YHUX120,F-YC120HUX
|
外形寸法(幅×奥行×高さ) | 365×235×645mm | 370×225×583mm |
質量 | 約15kg | 13.9kg |
除湿能力の違い
ハイブリッド方式の定格除湿能力と最大除湿能力は次のように定めています。
定格除湿能力
除湿運転:強モード、室温27℃、相対湿度60%を維持したときの1日あたりの除湿量
最大除湿能力
衣類乾燥:速乾モード、室温27℃、相対湿度60%を維持したときの1日あたりの除湿量
部屋の除湿能力は定格除湿能力、衣類乾燥の場合は最大除湿能力が表示されます。
衣類乾燥で見るとシャープの方が梅雨時は少し乾きが速く、冬では5分差ですがパナソニックの方が少し速いですが、気にするほどの差ではないと思います。
乾燥時間の測定は下記の方法で各社行います。(各社同じ条件でないと比べられないので)
除湿機の衣類乾燥性能は一般社団法人日本電機工業会 自主基準(JEMA-HD090:2017)に基づき、以下の条件のもとで試験を行った値です。試験条件●部屋の広さ6畳相当●室温20℃(梅雨時)、10℃(冬季)、湿度70%、60Hz●洗濯物:2kg相当(Tシャツ3枚、Yシャツ2枚、パジャマ1組、下着7枚、靴下2足、タオル3枚)
試験結果(各社のスペックより)
シャープ CV-NH140・CV-PH140
- 梅雨 64分
- 冬 80分
パナソニック YHVX12/F-YHUX120/F-YC120HUX
- 75分
以上のことから梅雨の衣類乾燥時間を短くしたければシャープの方が少しだけ有利のようです。
ほとんど気持ちの問題かもしれません。
タンク容量など
容量:シャープの方が400CC容量が大きい
運びやすさ:どちらも取っ手がついて持ちやすい
排水:どちらも排水しやすい
水位窓:水のたまった量はどちらも窓からチェックできる
CV-NH140・CV-PH140 約3.6L(ハンドル付)
YHVX12・F-YHUX120・F-YC120HUX 約3.2L(ハンドル付)
運転音の違いは?
パナソニックの弱の除湿運転は34dBと大変静かです。
ただ、一般的には40dB以下であれば静かだと多くの人は感じるようなので、シャープの音控えめ39dBも問題なしです。
シャープ | パナソニック | |
除湿運転音 | 標準 51/51dB
音控えめ 39/39dB |
強 48/49dB
自動 40/39dB 弱 34/34dB |
衣類乾燥運転音 | 速乾・標準 51/51dB
音控えめ 39/39dB |
速乾 48/49dB
標準 48/49dB 音控えめ 40/39dB |
24時間連続排水できるのは?
CV-NH140・CV-PH140は24時間連続排水に対応しています。
タンクの水をする手間がなくなるので、外出中などでの長時間運転ができます。
ホースをつなげてバスルームなどに直接排水するので、設置場所には制限が出てきます。
排水できる場所に設置できれば本当に手間いらずで除湿や衣類乾燥ができる便利です。
パナソニックは安全性の問題から連続連続排水機能を付けないとQ&Aにありました。
人がいないと安全性に問題があるというパナソニッは、シャープとは違う考え方ですね。
逆に言えばシャープは安全性を十分考慮したうえで連続排水機能を装備したのだと思います。
連続排水が必要ならシャープです。
以下はパナソニックのQ&Aの抜粋です。
Q 【除湿機/衣類乾燥除湿機】長時間の運転(連続排水)は可能か
●弊社現行商品では、連続排水可能なタイプの除湿機はご用意がなく、すべてタンク式となっています。
◆連続排水することにより、長時間(長期間)商品から離れてしまうケースが想定されます。
◆ヒーターを使用している機器「デシカント方式」「ハイブリッド方式」については、より安全にご使用いただくため、長時間放置してご使用されることをおすすめしておりません。
プラズマクラスター・ナノイーX
シャープはプラズマクラスター2500、パナソニックはナノイーXを搭載しています。
どちらのイオンも脱臭効果はありますが、脱臭速度が速いのはナノイーXのようです。
ただ、プラズマクラスター2500も脱臭速度がナノイーXより遅いだけで、臭気レベルを下げる力はあります。
プラズマクラスター2500の効果
- 付着生乾き臭
- 付着汗臭
- タバコの付着臭
- 付着カビ菌
- 付着菌
- 付着ウィルス
- ピンクぬめり原因菌
- バスマットに付着した菌
約2時間で臭気強度4近くから2まで消臭
パナソニック ナノイーXの効果
- タバコ臭
- 生乾き臭
- 焼肉集
- 大臭
- ペット臭
- 枕の頭皮臭
シャープと違って、パナソニックは1ランク臭気強度が下がるまでの時間を公開しています。
ナノイーX4.8兆で12分、ナノイーX48兆で3分となっています。
2ランクではどうなるのかわかりませんが2時間はかからないのではないでしょうか?
ナノイーXの方が消臭低減時間は短かそうですね。
おすすめの選び方
冒頭でもお伝えした通り、おすすめな選び方は次の様になります。
おすすめな選び方
①除湿能力が大きい ⇒ CV-NH140かCV-PH140 価格の安い方
*除湿能力差はわずかなのでパナソニックでも問題なし
②タンク容量が大きい ⇒ CV-NH140かCV-PH140 価格の安い方
*たったの400ccの差なのでパナソニックでも問題なし
③運転音が静か ⇒ YHVX12、F-YHUX120、F-YC120HUX
*衣類乾燥ではシャープも十分に静かなので問題なし
④24時間連続排水 ⇒ CV-NH140、CV-PH140
*パナソニックは連続不可
⑤ハイブリッド方式の実績 ⇒ YHVX12、F-YHUX120、F-YC120HUX
*パナソニックのハイブリッドはシャープより長い実績がある
⑥ナノイーX 48兆 ⇒ F-YHVX12
⑦7ナノイーX4.8兆 ⇒ F-YHUX120、F-YC120HUX
⑧プラズマクラスタ ⇒ CV-NH140、CV-PH140
[itemlink post_id=”22670″] [itemlink post_id=”22671″] [itemlink post_id=”22672″] [itemlink post_id=”21148″] [itemlink post_id=”22673″]以上、シャープとパナソニックの同クラスでの違いでした。
連続排水、イオンの違いなどはどうでもよければ、価格やデザインで選ぶのが良いかもしれませんね。