タイガーの人気トースターKAM-G130の後継機種KAM-S130が発売され、現在通販ではどちらも購入することができます。しかし、新しいKAM-S130は型落ちのKAM-G130に比べると割高です。性能が大きく違うのであれば仕方ありませんが、あまり違わないのであれば、価格に安い方がお得です。
今回はタイガー トースターKAM-S130とKA-G130の違いについてお伝えします。購入の検討にお役立てください。
タイガー トースターKAM-S130とKAM-G130の違い
タイガーの「やきたて」でおなじみのKAM-G130ですが、現在後継機KAM-S130とともに販売されています。KAM-G130は生産終了ですが、在庫がある間は販売されるようです。
基本仕様
変更なし
- 消費電力:1300W
- 外寸:幅35.1、奥行33.0、高さ:22.5(cm)
- 庫内:幅30.0、奥行26.5、高さ:9.0(cm)
- 質量:約3.7kg
- 電源コード:1.0m
温度調整範囲
変更なし
- 80°C~250°C
タイマー
変更なし
- ~30分
ヒーター
KAM-S130 | KAM-G130 | |
---|---|---|
消費電力 | 1300W | 1300W |
上ヒーター | 黒遠赤ヒーター1本 | 遠赤ヒーター1本 |
下ヒーター | 石英管ヒーター2本 | 石英管ヒーター2本 |
ヒーターの消費電力はどちらも1300Wで同じですが、KAM-S130の上ヒーターは黒遠赤ヒーターが使われています。
黒遠赤ヒーターは遠赤外線の量が従来の遠赤外線ヒーターより約5%多く出すそうです。黒遠赤ヒーターとは何か調べてみましたが、特にネット上には見つからずタイガーが作った名前の様です。
似たような名前で遠赤黒膜ヒーターと呼ばれるものは存在しますが未確認です。
黒遠赤ヒーターでは約5%遠赤外線の量が増加し加熱効率が高まります。より短時間で焼けるようです。
実際、取説を見るとKAM-S130の方が調理するものによってはKAM-G130より調理時間が短縮されています。
下記に調理時間が短縮されたメニューを掲載しました。ロールケーキ以外はあまり大きな差はありませんが、確かに黒遠赤ヒーターを搭載したAM-S130の方が時間が短くなっているのがわかります。なお、トーストやピザなどの他メニューは同じです。
調理時間目安(取説より抜粋)
単位:分
メニュー | KAM-S130 | KAM-G130 |
---|---|---|
ロールケーキ | 8~10 | 15~20 |
チキンナゲット | 10~13 | 10~15 |
冷凍おにぎり | 12~15 | 15~18 |
冷凍ピザ | 5~7 | 6~8 |
おもち | 3~3.5 | 3~4 |
パックきりもち | 4~4.5 | 4~5 |
調理トレー
変化なし
- シリコン加工 波形調理トレイ
ガルバニウム鋼板
KAM-S130の庫内には熱反射率の高い「ガルバニウム鋼板」を使用。KAM-G130は材質の記載がないので不明です。もし使っていればPRポイントとして記載すると思われますが、記載がないところを見るとガルバニウム鋼板は使っていないのかもしれません。まだ未確認です。
トースト、ピザ枚数
庫内ザイズは変わっていないので同じです。
- トースト:3枚
- ピザ:25cm1枚
デザイン
取っ手のデザインと、つまみの色が変わっています。色が変わると見た感じが大きく変わります。外観は以下の通りです。
KAM-S130GR(グロスレッド)
KAM-S130KM(マットブラック)
KAM-G130R(レッド)
KAM-R130AN(ネイビー)
以上、KAM-S130の上部ヒーターが従来の遠赤ヒーターから黒遠赤ヒーターに変更されたところがKAM-G130と大きく違うところです。
トーストは遠赤外線量が増えた分速く表面が焼けます。そのため内部の水分が逃げにくく、よりトーストが美味しく焼けるようになるでしょう。
タイガーの人気オーブントースターKAE-G13も黒遠赤ヒーターは搭載していないので、KAM-S130は現時点ではタイガー最強のトースターです。
KAM-S130
楽天市場
アマゾンーーー
YAHOO!
KAM-G130
楽天市場
アマゾン
YAHOO!