布団乾燥機といえばカラリエというぐらい売れています。布団乾燥機のシェアは60%がカラリエで、20%弱が日立のアッとドライ、残りは象印、パナソニック、三菱などが続きます。
カラリエは重さが1.8kgとたいへん軽量です。そのため家の中のどこにでも持ち運べます。それに比べ従来のアッとドライは4.3kgもあり持ち運んで使うには少し重たいですね。
新しく発売されたアッとドライHFK-VL1は2.9kgとかなり軽量化され、くつ乾燥や衣類乾燥にも対応しています。かなりカラリエを意識していますね。
今回は、カラリエ FK-C2とアッとドライ HFK-VL1の口コミ比較をしてみました。よろしければカラリエにしようか、アッとドライ HFK-VL1にしようかと迷った時の参考にしてしてくださいね。
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カラリエ FK-C2とアッとドライ HFK-VL1 口コミ比較
使い勝手の口コミ比較
カラリエ FK-C2
- ノズルを布団に差し込むだけなので簡単に使える。
- コンパクトで収納や出し入れがしやすい。
- 毎晩各部屋に持ち運ぶのでこれにしてよかった。
- 長靴、ブーツなど高さのある靴は、そのままではノズルが届かなく本体を持ち上げる台が必要になり残念。
- コンパクトなのに高性能でコスパ高い。とにかく使いやすい。こんなのが欲しかった。
- サイズが小さいのでベッドの上にのせても大丈夫で、ホースがしっかり届く。
アッとドライ HFK-VL1
- 収納することができる持ち手がついているため移動するのが楽だ。
- くつ収納アタッチメントなどがすべて本体に収納できて便利。
- シンプルな形状で埃がたまりづらい。
- 3Dブロー方式のアタッチメントで温風がいきわたる。
- 衣類乾燥が便利。
- コンパクトで軽量なので部屋から部屋への持ち運びが気楽にできる。
どちらもコンパクトで持ち運びには便利です。アッとドライはすべてのアタッチメントが本体に収納出来るので使いやすく物がなくならなくていいですね。
布団の温め・乾燥 口コミ比較
カラリエ FK-C2
- 小さなノズルの割に乾燥や温めもしっかりしてくれる印象だ。
- 寝る20分前にセット、毎晩暖かい布団で眠れるのは幸せ。
- 冷え性の子供に購入。15~20分前にセット。ホカホカの布団で身体も暖まり翌日までぐっすり眠る。
- 綿布団など重たい布団では温風の通りが悪いので一工夫必要。
- 温風が隅々まで広がっている。
- アイリスと日立両方あるが乾燥や暖めはどちらもあまり変わりない。
アッとドライ HFK-VL1
- 独自の吹き出し口がよくできているのでマットなしでも布団全体が温まる。
- アタッチメントを使うと布団全体を温められるので助かる。
- アタッチメントタイプなのでホースを伸ばして接続、アタッチメントの先を引っ張り出すだけ。お手軽なので毎日使っても面倒なし。
- 足元側から温風を送ると枕もとまで暖かくなる。寝る前の布団暖めはこれで充分。
- 20分ほどで布団全体が暖かくなる。電気毛布いらずに毎日暖かい布団で寝れる。
- 枕もとにアタッチメントをセット。足先まで本当に隅々まで熱くなる。
どちらの布団乾燥機も寝る前に20分ぐらい温めておけば充分布団が温まり快適になるようです。ともに布団を温めるパワーは十分あります。アッとドライの3Dブロー方式のアタッチメントは温風が布団の隅々までいきわたる優れものです。
洗濯物の乾燥 口コミ比較
カラリエ FK-C2
- ホースが自立せず不安定。下を向き床が熱くなるばかり。ホースを洗濯物の一部につなげて何とかしのいだが、改善をお願いしたい。
- 洗濯物にホースを向けてもすぐにうなだれてしまいうまくいかない。
- 洗濯物も温風で乾かせるとあるがホースの向きが固定できず使いずらいのが残念。
- 洗濯物の一部にしか温風は当たらないいが乾燥は早かった。
- 夜中の洗濯物の乾燥にタイマー式なので安心して使える。
アッとドライ HFK-VL1
- ホースを伸ばしてポイントで乾かせるので使いやすい。
- ホースを伸ばしてから本体に収納させアタッチメントホルダを取り付けると送風口が上向きに固定されるので洗濯物をしたから乾燥できる。
- 洗濯物の室内干し乾燥はおまけ機能。1回2時間なので夜セットしたら朝乾くとはいかない。
洗濯物の乾燥はあまり期待できない
洗濯物の乾燥はどちらもあまり期待しないほうがよさそうです。ドライヤーの様に一つ一つを乾かすのであれば良いのですが、吊るした洗濯物は広がっているので温風を満遍なく充てるのは難しいです。少量の洗濯物なら大丈夫そうですが、大量の洗濯物では厳しいです。
カラリエのホースは自立しない
カラリエはホース自身が自立しにくいので何らかの工夫が必要ですね。といってもそんなにうまい方法があるわけではないので、ホースを向けて乾燥させるのは難しそうです。
アッとドライは少量なら可能
アッとドライでは専用のホルダで吹き出しが真上を向くようになるので、洗濯物の真下に布団乾燥機を置けばある程度は乾きそうです。
ダニ退治の口コミ比較
カラリエ FK-C2
- ダニ退治2回行った結果虫刺されがなくなり効果があったと感じている。
- ダニ対策も1ヶ月に1回実施している。
- ダニ退治で購入。ダニがいなくなったかわからないが、毎日ふかふか。
- 隅々までまんべんなくダニ退治とはいいがたいので、ダニ退治に特化したい人は別製品がよいと思う。
- コインランドリーでダニ退治していたが、これからはお得にダニ退治。
アッとドライ HFK-VL1
- ダニ退治は旧製品と変わらない性能がある。
- ダニ退治をしたいときに使っている。
- ダニ退治に使用。ただし向きを変えて2度操作が必要。
- ダニ退治120分やってみた。入ってみたら砂風呂みたい身体中が温まる。
ダニモードはどちらも完備
どちらにもダニモードがあります。
FK-C2:65°Cで100分、回数は1回。
HFK-VL1:60°Cで120分、回数は枕もと足もとから1回ずつ行う。
本格的にはマットタイプ
ダニ退治を本格的にするなら、マットタイプの布団乾燥機がおすすめです。ただし、設置の利便性はないので毎日使うのは大変です。
性能・口コミ比較 まとめ
仕様比較表を作ってみました。
品名 | カラリエ | アッとドライ |
FK-C2 | HFK-VL1 | |
消費電力 | ||
高温560w | 最大420w | |
重さ | ||
約1.8kg | 約2.9kg | |
外形寸法 | ||
幅 | 16cm | 14.4cm |
奥行 | 14cm | 23.2cm |
高さ | 36cm | 31.3cm |
コード | ||
約2.0m | 約1.9m | |
タイマー | ||
15/30/45/60/75 /90/120/180分 |
10/20/30/45/60/ 90/120分 |
|
安全装置 | ||
温度センサー | 温度サーミスタ | |
サーモスタット | 温度ヒューズ | |
温度ヒューズ | 温度サーミスタ | |
付属品(アタッチメント) | ||
くつ乾燥 | くつ乾燥 | |
布団乾燥 | ||
布団乾燥ホルダ | ||
フィルター | ||
アレルキャッチャー |
カラリエの方が約1kg軽い
どちらも、軽量でコンパクトです。家の中を持ち運ぶには便利です。力の弱い方でも扱いが楽ですね。アッとドライは軽くなったとはいえなだカラリエより1.1kg重たいです。毎日のことなので少しでも軽いものがいいですね。
温め・乾燥する力は大差なし
カラリエの方がパワーが140w大きいです。温風の温度は、カラリエでは65°C、アッとドライでは60°Cです。カラリエには低温の50°Cもあり乾かす対象によって選ぶことができます。
カラリエの性能が高いように見えますが、アッとドライには3Dブロー方式のアタッチメントがあります。布団を隅々までムラなく温めることができる優れたものです。カラリエは布団の中央は熱くなりますが隅に行くほどムラがあるようです。温風を満遍なくいきわたらせるのはアッとドライの方が上手なようです。トータルで考えれば両者の差はあまりない感じがします。
洗濯物の乾燥は不得意
どちらもおまけ程度だと考えておいたほうがよさそうですね。特にカラリエはホースを固定しにくいので、何らかの工夫をしないと洗濯物を乾かすのは難しいようです。ドライヤーの様にしてなら乾かせます。
ダニを全滅させるのは難しい
どちらにもダニモードはあります。ダニは50°Cで20~30分で死滅します。60°Cなら即死だそうです。アッとドライは60°C、カラリエは65°Cなのでダニを退治するには十分な温度です。
問題はその温度で満遍なく布団を温められるかです。温度の低いところがあればダニはそこに逃げ込んでしまいます。
カラリエは布団中央は熱くなりますが隅に行くと温度が下がります。アッとドライはダニ退治するには方向を変えて2度行うようになっています。
どちらも1回でダニを全滅させるのは厳しいですね。でも一定の効果はあると思いますので気長に続けることです。初めの1回はコインランドリーとかで全滅させてから布団乾燥機でダニが付かないように布団をいつも乾燥させればダニ防止の効果はあると思います。
さいごに
アッとドライはカラリエに十分対抗できる布団乾燥機で評判もとてもいいです。価格も近いのでどちらを選んでも失敗することはないですね。しかし、洗濯物を乾かすために購入するのはお勧めできません。
また、重さ1.8kgのカラエリは2.9kgのアッとドライより1kg以上軽いことを考えると、お年寄りや力の弱い女性にはカラリエがおすすめです。温度ムラがあるとかないとかよりは、毎日の作業が少しでも楽になるものを選んだ方が賢いと思います。
ここまで、お読みいただきありがとうございました。この記事がお役に立てれば幸いです。
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