CD-WH1822、CD-WH1222は2022年発売のコロナ除湿器では久々の新シリーズです。
違いは除湿能力ですが、衣類乾燥機としておすすめなのはどちらでしょうか。
この2機種で迷ったら除湿能力が大きいCD-WH1822の方が速く洗濯物が乾くので、もしCD-WH1822とCD-WH1222で迷ったらWH1822を選べば失敗ありません。
[itemlink post_id=”22800″] [itemlink post_id=”22799″] [itemlink post_id=”22818″]CD-WH1822とCD-WH1222の除湿能力の違いは?
CD-WH1822
- 50Hz 16L/日
- 60Hz 18L/日
CD-WH1222
- 50Hz 11L/日
- 60Hz 12L/日
ただし、室温27℃・相対湿度60%を持続する室内で運転した場合の数値です。
下図は湿度60%の場合の室温によって除湿能力がどのよう変化していくかを表したグラフです。(出典:コロナCD-WH1822取説)
室温27℃、湿度60%での値がスペックに記載されている除湿量です。
実際には湿度や温度によって大きく変わるので、除湿能力が大きいCD-WH1822の方が衣類乾燥には有利です。
- CD-WH1822 赤色の実線は60Hz 破線は50Hz
- CD-WH1222 灰色の実線は60Hz 破線は50Hz
衣類乾燥スピードの違い
CD-WH1822とCD-WH1222の衣類乾燥速度は次の通りで、10分以上CD-WH1822の方が速く乾いています。
- CD-WH1822:約58分
- CD-WH1222:約69分
少しでも速く洗濯物を乾燥させたい場合はCD-WH1822を選んでおけばよいです。
除湿機の衣類乾燥性能は、一般社団法人 日本電機工業会自主基準(JEMA-HD 090:2017)に基づき以下の条件のもとで試験を行った値です。試験条件/●部屋の広さ6畳 ●室温20℃湿度70% ●洗濯物2kg相当:Tシャツ3枚、Yシャツ2枚、パジャマ1組、下着7枚、靴下2足、タオル3枚 ●運転モード「衣類乾燥」運転60Hz地区。なお実使用時の衣類乾燥時間は使用環境・使用条件により異なります。
他社18L/日クラスと比較すると、
- シャープ CV-P180 約80分
- パナソニック F-YHVX200:約58分
パナソニックと並んで速いですね。
除湿可能面積の違い
木造・プレハブ・鉄筋 除湿可能面積の目安(畳)
CD-WH1822 | CD-WH1222 | |
50Hz木造・プレハブ・鉄筋 | 20・31・40 | 14・21・28 |
60Hz木造・プレハブ・鉄筋 | 23・35・45 | 15・23・30 |
目安面積は使用部屋面積より2~3畳は大きくなるように選ぶと快適に使用できます。
CD-WH1222での目安面積がギリギリなら、ワンランク上のCD-WH1822を選んだ方がいいということです。
衣類乾燥が主な用途であれば、除湿能力が大きいCD-WH1822を選ぶのが良いと思います。特に洗濯物の量が多いい場合はCD-WH1822にすることをおすすめします。
消費電力の違い
CD-WH1822 | CD-WH1222 | |
除湿時 | 305/355W | 295/345W |
衣類乾燥時 | 605/655W | 595/645W |
ヒーター | 300W | 300W |
CD-WH1822はCD-WH1222より10W大きくなっています。電気代してたら1時間当たり0.3円ぐらいの差です。
消費電力はあまり変わらないので、電気代も同じくらいです。
除湿効率は、1L除湿するためにかかる電気代です。
比べてみると次男ようになります。
- CD-WH1822:12.4/12.8円/L
- CD-WH1222:17.4/18.6円/L
CD-WH1822の方が効率が良いことがわかります。
運転音
CD-WH1822 | CD-WH1222 | |
除湿時 | 風量3 44/44dB | 風量3 38/38dB |
衣類乾燥時 | 風量5 50/50dB | 風量5 45/45dB |
除湿能力の少ない分、CD-WH1222の方が静かに運転できます。
CD-WH1822とCD-WH1222の新機能
速乾W(ダブル)ルーバー
メインルーバーとサブルーバーからなる「速乾W(ダブル)ルーバー」を搭載、詳しくは、下の動画をご覧ください。
コップ1杯の水で熱交換器のホコリや汚れを洗い流す!
コップの水1杯で熱交換器の洗浄ができます。
熱交換器に汚れが付くと除湿性能が落ちるので定期的なお掃除が必要です。
コップ1杯に水を入れるだけなので手さほど間ではありませんね。
これをすることでニオイの発生も抑制できるので一石2鳥です。
まとめ
CD-WH1822とCD-WH1222の違いをお伝えしました。
部屋の除湿がメインなら部屋の大きさに合わせて選べばよいですが、衣類乾燥がメインであれば除湿能力が大きなCD-WH1822をおすすめします。
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