パナソニック NA-FA120V5、日立 BW-H120G、東芝AW-12DP1の違いをお伝えします。
これらお3機種は12kgタイプ、性能もほぼ同じでなので購入時にはよく比べられる機種です。
ただ、パナソニック NA-FA120V5には温水洗浄’15,30,40℃)機能がありますが、日立や東芝にはありません。
温水洗浄が必要ならパナソニックになりますね。
スペックから見たおすすめな選び方
運転音 ⇒ 東芝 AW-12DP1
節水 ⇒ 日立 BW-X120H
節電 ⇒ パナNA-FA120V5,日立 BW-X120H
時短 ⇒ パナNA-FA120V5(どれも大差はない)
温水洗浄 ⇒ パナNA-FA120V5
パナソニック
[itemlink post_id=”22891″]日立
[itemlink post_id=”22892″]東芝
[itemlink post_id=”22888″] [itemlink post_id=”22889″]詳しくは本文でお伝えしていますので、お時間があればご覧ください。
NA-FA120V5,BW-X120H,AW-12DP1の違い
運転音、標準使用水量、消費電力量、外形寸法などについて下表にまとめました。
選ぶ機種は、どの仕様に注目するかによって違ってきます。
パナNA-FA120V5 | 日立 BW-X120H | 東芝 AW-12DP1 | |
運転音(洗濯/脱水) | 37/39dB | 37/37dB | 29/37dB |
洗濯時 標準使用水量 | 150L | 123L | 139L |
洗濯時 消費電力量 | 98Wh | 75Wh | 105Wh |
洗濯時 目安時間 | 41分 | 35分 | 43分 |
温水洗浄 | 〇 | x | x |
液体洗剤・柔軟剤自動投入 | 液体洗剤タンク
920mmL 柔軟剤タンク 590mL |
液体洗剤タンク
1000mmL 柔軟剤タンク 700mL |
液体洗剤タンク
400mmL 柔軟剤タンク 500mL |
外形寸法 | 643×694×1086mm | 650x715x1060mm | 637×642×1051mm |
運転音の違い~静かさで選ぶ
パナNA-FA120V5 | 日立 BW-X120H | 東芝 AW-12DP1 | |
運転音(洗濯/脱水) | 37/39dB | 37/37dB | 29/37dB |
運転音が静かなのは東芝AW-12DP1です。
東芝AW-12DP1はDDモーター採用しているので、洗い時の騒音は29dBとパナソニックや日立に比べ8dBも小さくなっています。
また、脱水時の運転音は3社とも大差ありません。
東芝の29dBという音は、非常に静かで、ささやき声や深夜の郊外の音に相当するそうです。
夜中にどうしても洗濯機を使わないといけないなら、最も音の静かな東芝AW-12DP1を選んでおけば安心です。
DDモーター方式では直接モーターの回転をギヤーやベルトなしで洗濯槽に伝えているので大変静かです。
使用水量の違い~節水で選ぶ
パナNA-FA120V5 | 日立 BW-X120H | 東芝 AW-12DP1 | |
洗濯時 標準使用水量 | 150L/1回 | 123L/1回 | 139L/1回 |
水道料金(0.2円/L) | 30円/1回 | 24.6円/1回 | 27.8円/1回 |
日立 BW-X120Hの使用水量が少ないですが、これは日立のナイアガラビート洗浄の威力です。
節水をお考えなら日立 BW-X120Hがおすすめです。
(参考)
水道水1トンを作るのにCO2が245g排出されます。(東京都2020年実績値)
洗濯機が使用した水道水を作り出すための排出されたCO2量です。(東京都水道局より)
洗濯1回で排出されるCO2
パナNA-FA120V5 | 日立 BW-X120H | 東芝 AW-12DP1 | |
洗濯時 標準使用水量 | 150L | 123L | 139L |
CO2排出量/1回あたり | 36.8g | 30.1g | 34.1g |
節水は水道料節約だけでなく、CO2の削減にもなりますね。
1回あたりの電気代の違い~節電で選ぶ
洗濯を1回するときの消費電力量と電気代です。(電力料金の目安単価を31円/kWh)
パナNA-FA120V5 | 日立 BW-X120H | 東芝 AW-12DP1 | |
消費電力量 | 98Wh | 75Wh | 105Wh |
電気代/1回 | 2.1円/1回 | 1.4円/1回 | 2.3円/1回 |
日立 BW-X120Hが1回あたりの電気代が一番安いですね。
地球温暖化のことを考えれば少しでも使用電力量が少ない洗濯機を選びたいですね。
参考
電気使用量に対するCO2排出係数が各電力会社から出ています。電気使用量に対するCO2排出係数が各電力会社から出ています。ここでは2020年度のCO2排出係数0.441kg-CO2/kWhを使って計算しています。(以下の計算は誤っている可能性もあるので、使用しないように)
CO2排出量
パナNA-FA120V5 | 日立 BW-X120H | 東芝 AW-12DP1 | |
洗濯時 消費電力量 | 98Wh | 75Wh | 105Wh |
CO2排出量/月 | 1.32kg-co2/月 | 1.01kg-co2/月 | 1.41kg-co2/月 |
洗濯1回のCO2排出量 | 43.2g-co2/回 | 33.1g-co2/回 | 46.2g-co2/回 |
電気代の安い洗濯機を選ぶと地球温暖化の防止に多少ではあっても寄与することが出来ます。
洗濯時間の違い
パナNA-FA120V5 | 日立 BW-X120H | 東芝 AW-12DP1 | |
洗濯時 目安時間 | 41分 | 35分 | 43分 |
日立 BW-X120Hが選択時間が短かいですね。
温水洗浄ができるのはパナソニックNA-FA120V5
洗剤の酵素が活発になる水温は37℃であたりなので、洗濯時に40℃くらいのお湯を使えば油汚れもよく落ちます。
パナソニックNA-FA120V5には温水洗浄機能(15℃、30℃、40℃)があるので、頑固な油汚れなどの洗濯ものが多いい方にはおすすめです。
地球温暖化には?
パナソニックNA-FA120V5、日立 BW-X120H、東芝 AW-12DP1では、購入後はどの機種が地球温暖化に対して頑張っているのか見てみました。(標準の洗濯時)
洗濯機の製造段階のエネルギー消費量はわからないので、その部分は無しとして考えると、使用水量と消費電力量でみると、日立 BW-X120HのCO2排出量が小さいです。
おすすめの選び方は?
総合的にみれば日立のBW-120Hがおすすめですが、ご自分の希望にできるだけあった機種を選ばれるのが一番です。
どれがいいのかわからないときは、日立にすれば安心です。
スペックから見たおすすめな選び方
運転音 ⇒ 東芝 AW-12DP1
節水 ⇒ 日立 BW-X120H
節電 ⇒ 日立 BW-X120H
時短 ⇒ 日立 BW-X120H
温水洗浄 ⇒ パナNA-FA120V5
パナソニック
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