モダンデコ 上部給水式ハイブリッド加湿器 Tetraの特徴~メリット、デメリットは?

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モダンデコからハイブリッド加湿器Tetraが発売されました。超音波式と加熱式のハイブリッド方式を採用し、上部給水もでき給水作業が楽な加湿器です。ここでは、モダンデコのハイブリッド加湿器の特徴やメリット、デメリットなどをお伝えしています。購入時の参考にしてくださいね。

更新:2018年12月3日(広告ページの修正による変更)

モダンデコ上部給水式ハイブリッド加湿器 Tetraの特徴

特徴1.上部給水

従来は給水タンクを本体から取り外して、シンクへ運んで給水しなくてはなラないものが主流でしたが、最近は本体にタンクを取り付けたまま上部から給水できるタイプに変わりつつあります。このTetraも上部給水なのでとても楽に給水できます。

特徴2.5.5Lの大容量タンク

いくら上部給水で給水が楽でも、短時間で水がなくなってしまうと何度も給水作業をしなくてはならないので面倒です。タンク容量は大きいほうがいいですね。

特徴3.衛生的な加湿

超音波方式は電気代が安いのが最大のメリットですが、ばい菌で汚染された水でも、そのままミストとなり部屋中にばらまいてしまいます。これは健康にとても悪いですね。

Tetraは加熱ヒーターをONにすると、水を高温にして殺菌をすることで衛生的です。

広告ページには下記の様に書かれています。(今は100°Cという文字が消されています。強にして90°Cほどだそうです。2018年11月30日確認)

タンクの水全体を加熱するのではなく、ミストとして飛ばす分だけ加熱するので、タンク内の水全体が熱湯にはなりません。これならヤケドなどの心配はほとんどありませんね。

特徴4.水漏れの心配ない構造

タンクを取り付けや取り外しでは、どうしても水が漏れて周りを濡らしがちですが、Tetraではタンクを本体の内部にセットするので水漏れの心配がありません。タンクを取り外して注水する時でも安心です。なお、タンク容量は5.5Lの大容量です。

ハイブリッド加湿器 Tetra のメリットとデメリット

メリットは?

上記の特徴がそのままメリットになります。

  1. 上部給水なので給水作業が楽にできる
  2. タンク容量が大きいので給水回数が少なくて済む
  3. 加熱ヒーターを入れて加湿をすれば衛生的な加湿ができる
  4. 給水タンクが本体内に格納されるので水漏れなどの心配がない

デメリットは?

  1. 加熱ヒーターを入れて使用すると電気代がかかる
  2. タンク容量が大きいので、取り外して給水するときは重たくなる
  3. 衛生的に使用するためには、日ごろの手入れはこまめにしなくてはならない

電気代の計算

消費電力は次のようになっています。

  • 超音波:25W
  • ヒーター加熱時:270W

最小消費電力

ヒーターを切って運転した時:25Wです

最大消費電力

ヒーターを強にして運転した時:270W

1時間当たりの電気代(電力料金の目安単価を27円/kWhとする)

最小(ヒーター無):0.025kW x 27円/kWh = 0.675円/h

最大(ヒーター強):0.27kW x 27円/kWh = 7.29円/h

1日8時間で30日使用した時の電気代は、

最小(ヒーター無):0.675円/h x 8h x 30 = 162円/月

最大(ヒーター強):7.29円/h x 8h x 30 = 1749.9円/月

衛生的な運転を最大限に活かすと、電気代はかなり高くなるという点に注意する必要があります。

電気代を節約して省エネ運転をするためには、加熱しなくても衛生面が保てるように日頃のお手入れが重要だということですね。

Tetraを経済的に使う部屋の広さは?

Tetraの適用面積目安は最大で木造和室10畳、プレハブ洋室17畳です。最大面積で使うとヒーターは入りっぱなしになるため、電気代かなりかかってしまいます。そこで、何畳までならヒーターなしでも使えるのかみてみました。

加湿能力表

超音波式 110ml/h 180ml/h 300ml/h
超音波式+ヒーター(強) 370ml/h 440ml/h 550ml/h

上の表よりヒーターを強に入れると加湿量が2倍から3倍ほど増えます。このように加熱ヒーターの役割は加湿量を増加させることです。

このことから通常はヒーターなしで加湿できる部屋で使わないと電気代が思いのほかかかることが分かります。

ヒーターを入れないときの最大加湿量は300ml/hです。下記の表からプレハブ洋室8~10畳程度が経済的に使うための適用床面積になります。

より広い部屋の場合は、もう一台加湿機を追加したほうが電気代を考えるとお得かもしれません。

加湿器の適用床面積目安表

出典:

例えば14畳で使うのであれば、500ml/hの加湿量が必要です。そうなるとヒーターがいるので電気代が上がってしまいます。プレハブ8畳当たりなら300ml/hですむのでヒーターなしで使えます。

なお、電気代より健康面が大事ということであればプレハブ17畳まで快適に使用できます。小さな子どもや赤ちゃんがいるお家では、ヒーターは入れて使ったほうが、より衛生的で安心ですね。

モダンデコ ハイブリッド加湿器 Tetra の価格は?


価格:11990円(税込、送料無料) (2018/11/30時点)

 

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さいごに

超音波式と加熱式の良いところを取り入れたハイブリッド式ですが、部屋の大きさはヒーターを入れなくても良い広さ(プレハブ8畳程度まで)にしておくと、電気代もかからず経済的に使えます。

衛生面を重視して使うならヒーターは入れた状態で使うのがよいです。この場合は加湿量も増えるのでプレハブ17畳ぐらいまでは対応できます。

ランニングコストと衛生面のどちらを重視するかで、使用する部屋の大きさも違ってきますね。

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