談話室1000型は2019年モデルより改善されより使いやすくなりました。ここでは改善点やメリット、デメリット、どんな方に向いているのかなどをお伝えしています。
談話室1000型の改善点
談話室1000型2019年モデルから改善されたのは次の2点です。
改善点1 内部の手入れができるようになった
最新モデルは柵がネジを外せば簡単に外れます。
赤丸で囲んだネジを外すと柵が外れます。
旧モデルは下図の通りネジがないので柵が簡単には外れません。
いままでは柵(ガード)を取り外しての内部掃除ができませんでした。今回の改善では柵を外せるようになりました。使用しているとどうしても柵の中にゴミがたまります。今回の改善でお手入れがより簡単にできます。
改善点2 安全装置(過熱防止)が働いた後の復帰方法
従来の復帰方法がわかりずらいとの声を反映し、最新モデルでは、電源を切って完全に本体が冷えるのを待つだけになっています。これならだれでも復帰させる子tができます。完全に冷めたら再度電源を入れて電源ランプが点灯すれば復帰完了です。
談話室1000型メリットとデメリット
メリット
空気を汚さない
ガスや灯油などを使わないので空気を汚しません。また、温風も出ないので埃が舞うこともなくクリーンな暖房ができます。
陽だまりのような暖かさ
遠赤外線の輻射なので体の表面から芯までジンワリと暖まります。部屋の天井や壁、床なども温まるので一度部屋が温まると暖かさが持続します。
乾燥しない
空気が温まると湿度が下がり乾燥します。しかし、談話室1000型Hは部屋の空気を直接温めないので湿度は下がらず乾燥しません。エアコンやファンヒーターの様に乾燥して喉を傷めるような心配がありません。
埃が舞わない
ファンが無いので埃を舞い上がる心配がありません。アレルギーなどがある方でも安心して使えます
換気の必要がない
ガスや灯油を使う暖房器具と違い空気を汚さないので基本的に換気は不要です。
静か
ファンがないのでとても静かです。就寝中の静かな暖房が可能です。
デメリット
速暖性がない
空気を温めないので温風による暖かさはありません。そのため、すぐに暖まりたい場合はセラミックファンヒーターやカーボンヒーターなどの方が向いています。
部屋全体を温めるには時間がかかる
上と同様、空気を温めないので部屋が温まるまで時間がかかります。部屋全体を速く温める必要があるような用途には向きません。その場合はエアコンやFFファンヒーターなどがおすすめです。
談話室1000型が向いている方
向いている方
- 温風が苦手
- 乾燥に弱い
- 空気を汚したくない
- 静音性を求めている
- 無臭性を求めている
向いていない方
- 速暖性が必要
- 温風で暖まりたい
- 部屋全体を短時間で温めたい
スぺックと電気代
スペック
製品寸法 | (約)高さ38×直径31cmの円形 |
重量 | 約8kg、3点式キャスター付 |
消費電力 | 250/500/750/1000W(4段切替) |
暖房能力目安 | 6~9畳 |
1時間当たりの電気代目安 | 7~27円 |
コード長さ | 3.0m |
安全装置 | 過熱防止装置・転倒安全装置・過電流保護ヒューズ、柵全面に植毛加工を施した4mm幅の安全柵、 トラッキング火災対策済み電源ケーブル |
付属品 | 3年間品質保証付き取扱説明書、収納用ダストカバー |
生産国 | 日本 |
電気代はスペックにも出ていますが7~27円が目安です。
電力料金目安単価をを27円として計算しています。
250W:6.75円
500W:13.5円
750W:20.25円
1000W:27円
何ワットでどのくらいの時間使うかで電気代は決まってきますが、使用する環境でまちまちです。部屋の気密性によっても暖房の効果は違ってきます。気密性が悪いと冷たい空気が入ってくるので電気代ばかりかかってなかなか暖まりません。暖房する部屋の気密性のチェックをしてから購入を検討したほうが良いと思います。あまりにも隙間風が多いような場合は暖房効果が十分にえられないので隙間風対策を合わせて行う必要があるでしょう。