スマートプラグを買って、Echo dotやShow5から照明や扇風機の自動ON/OFFを試してみました。スケジュールや音声でON/OFFできてとても便利に感じます。
今回は、設定方法、スマートプラグの消費電力測定を備忘録として残します。
[itemlink post_id=”27516″]購入したスマートプラグ TP-Linkなら安全そう?
どのメーカーのスマートプラグが良いのか正直分からなかったので、Tp-LinkのTapo P105というスマートプラグ2個セットをamazonで購入。
TP-Linkは中国は深センに本拠を置く世界大手のIT機器メーカー。なかでもWi-Fiルーターは、世界シェアのおよそ半数を占めるとんでもない企業です。
このような企業であれば、品質には力を入れているはずです。低品質な製品を作っていては世界のトップ企業などになれないと思ったからです。
特にプラグは100VをON/OFFするものなので、高い品質が求められます。無名ブランドの安物は怖くて買えません。
ということで、信頼性という点でTP-Linkを選びました。
tapoのケース(2個入)
コンセントは左右の穴の長さが違います。長いほうがアース、短いのがホットです。
下の写真の通り、コンセントの形状は左右で違います。長い方がアース、短い方がホットです。
アースとホットで幅を変えている電気器具であれば、正しい方向でTapoに挿せます。
また、アースとホットのプラグ幅が同じ電気器具なら、向きは気にしなくても良いです。
プラグの幅が左右で違います。長いほうがアース側です。
プラグも左右非対称です。アース側が長くなっています。
これが、使いにくいという話もありますが、個人的にはしっかりと作られていrて良いと思います。
下の写真の様に、壁のコンセントは、アース側が長く、ホット側は短いです。
そのため、スマートプラグは正しい向きにしか挿し込めないので安心です。
正しい向きに挿さなかった場合でも、通常では問題ありません。
しかし、機器の故障などで、高圧の大きな電流が発生した時に、人が触れると感電する可能性があるようです(参照:)
PSE,技適マーク
国内のPSEマークや技適マークが表示されています。
スマホなら写真を拡大すれば、マークが見えます。
TP-Linkの設定
TP-Link Tapoをインストール
以下で、TP-Linkのインストールから、設定までをお伝えします。
なお、WiFiルーターのパスワードは予め手元に用意しておいたほうがいいです。
Google PlayからTP-Link Tapoをインストールします。
インストールすると、Tapoのアイコンができます。
アプリを立ち上げて設定
Tapo P105をコンセントに挿します。
アプリでTapo P105を選び、デバイスを追加します。
下図のようにデバイスがズラッと出てくるので、P105を探します。
選ぶとLED点滅の確認画面になります。
TP P105のLEDの点滅を確認します。オレンジと緑交互に点滅。
P105をネットワークに接続
自分が使用しているWiFiを選びます。ご近所のWiFiも見えるので、自分のWiFiの名前を予め確認しておいた方がいいです。
WiFi検索中の画面です。
見つかったら、パスワードを入れます。
WiFiルーターに記載、あるいは添付されています。
パスワードがを入れると、以下のような確認画面になります。
WiFiに接続します。
設置場所を決めます。
プラグに名前を付けて、わかりやすくします。ここでは何に繋ぐのかまだ決めていないのでプラグ2としました。
接続完了すると、P105のファームウェアを最新状態にします。
ファームウェアガ最新版になりました。
以上でTP-Linkアプリの設定は終わりです。次はamazon alexaアプリやGoogle Homeアプリで、プラグの動作を決めていきます。
例えば、
・「アレクサ プラグ2 オン」などで点灯
・定型アクションで定刻に自動的にON/OFF
などが、出来るようになります。
なお、1つのスマートプラグはAelxaとGoogle Homeで同時に登録できどちらからもコントロールできます。
例えば、Alexaでプラグに繋がった照明をONにして、Google HomeでOFFにすると言ったようなことができますが、あまり使い道はなさそうです。
ただ、将来どちらかがスマートスピーカーから撤退しても、このようなどちらにも対応するサードパーティーのデバイスを選んでおけば、無駄にならずに済みますね。
Tapo P105 消費電力の測定
スマートプラグ Tapo P105 の消費電力をワットモニターで測ってみました。(測定は複数回行っても測定値のばらつきはほとんどありませんでした)
ワットモニターの測定範囲と精度は次の通りです。ワットモニターによる簡易的な電力測定なので、あくまでも参考値です。
- 測定範囲:0.3~1650Watt
- 測定精度/最大2%±5W
以下は、ワットモニターによる簡易的な電力測定です。
① P105単体の場合
- ON時:1.2W
- OFF時:0.5W
ONの時は1.2W
OFFの時は0.5W
② 小型の扇風機を実際に取り付けた場合(参考)
- ON時:15.6W(扇風機 14.4W、Tapo P105 1.2W)
- OFF時:0.5W(扇風機 0W、Tapo P105 0.5W)
Tapo P105単体でも、扇風機を接続した場合でも、Tapo P105の消費電力は同じでした。
以上のように、スマートプラグ P105のONとOFF時では、消費電力がわずかに違うことがわかりました。
また、OFFの状態でも、ごく僅かな電力を消費しているので、ON/OFFのコントロールを長期間行わないならコンセントから外した方が良いです。
なお、ご動作や故障で常時ON状態になった場合のことを考えて、接続する電気器具を選ぶことも大事ですね。特に暖房用の電気ヒーターや鑑賞魚用のヒーターなどの接続は危険なのでNGです。
100Vを直接ON/OFFするような電気器具の種類はあまりないことに気が付きました。
せいぜいあってもライトや小型扇風機ぐらいでしょうか?多くの家電は電子スイッチなので、100VをON/OFFしても動作しません。
リモコンで操作する多くの家電はスマートリモコンで、操作できます。
まとめ
・TP-P105の設定は、専用アプリで簡単にできました。
・消費電力は測定の結果、ON時でも1.2W(OFFは0.5W)と大変省エネです。
・誤作動や故障などで、接続された電気器具が電源ONになりっぱなしとなっても、事故にならない様に、接続する電気器具は選んで接続(LEDライトや小型の扇風機など)
・少なくとも電熱関係の電気器具(暖房用電気ストーブ、電気毛布、電気こたつなど)は接続しない事が大事です。最悪、火事になったら大変ではすまない。
以上、TP-P105の設定と消費電力測定のまとめでした。くれぐれも100%信用せず、安全サイドで使うことを心がけたいと思います。
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