Echo Show 5の第3世代と第2世代の性能と拡張性を比較しました。
Echo Show 5は第2世代は2台持っていますが、まだ第3世代は持っていません。
なので、ここでの比較は、あくまでもスペックや広告、レビューなどを参考とした比較です。
楽天市場
Amazon
Echo Show 5 第3世代と第2世代 仕様の比較
第2世代 | 第3世代 | コメント | |
---|---|---|---|
CPU | MediaTek MT 8163 | MediaTek MT 8169 B | 第3世代の方が20%ほど処理速度がアップ |
ディスプレィ | 5.5インチ 解像度960 x 480 | 同じ | |
カメラ | 2メガピクセルカメラ (カメラカバー付き) | 同じ | |
マイクアレイ | 2個 | 3個 | 第3世代の方が高感度 |
スピーカー | 1.65インチ1(42mm) | 1.75インチ(44mm) | 第3世代の方が高音質 |
寸法 | W148 x H86 x D73mm | W147 x H82 x D91mm | 第2世代の方がスタイリッシュ |
質量 | 410g | 456g | 第3世代の方が重たい |
micro USB | あり | なし | 第2世代は有線LAN接続や外部スピーカー接続などが非公式ながら出来る |
第3世代は、マイクやスピーカー性能がアップ
第3世代になって、音質が向上したというレビューが多く有りました。
Amazonでは、第3世代の違いについて次のように説明しています
クリアなボーカルと深みのある低音で、より高音質なオーディオ
スピーカーの口径を大きくし、配置を工夫しているようです。私の第2世代も、音質が悪いとは思いませんが、第3世代はより音質が向上しているようです。
マイクアレイは、第2世代が2個に対し、第3世代では3個になっています。この点についてもレビューを見ると、音声認識レベルが上がったとい書き込みが見られました。
第2世代のShow5でも、あまり不便を感じたことはありませんが、第3世代の方が音声が多少不明瞭、あるいは周りに騒音があっても、しっかり認識するようです。
ここは、使い勝手に直結するので、microUSBに興味がなければ第3世代を選ぶのが良いと思います。
microUSBによる拡張性(非公式なので自己責任)
第2世代にはあった、microUSBは、第3世代では消えてしまいました。そのため、有線での外部スピーカー接続、有線LAN接続などは出来ません(もちろん第2世代でも、これらは仕様外です。ただ、自己責任においては可能です)
●オーディオの拡張性
第2世代であれば、このmicroUSBにヘッドセットやスピーカー、有線LANなどを接続できましたが、第3世代は、外部スピーカーやヘッドホンなどには、Bluetoothによるワイヤレス接続しかできません。
配線は上の写真の通りです。上の写真の外部マイクは受け付けてくれませんでした。
実際に配線する時はDACの3.5mmジャックに直接ヘッドホンプラグを差込みます。
●ネットワーク接続の拡張性
第2世代は、Fire TV Stick専用に販売されている、Amazon イーサネットアダプタが使えます。WiFiが不安定なときでも、有線LANでなら接続は安定します。特にビデオなどでは、中断すること無く視聴できストレスがありません。
アマゾンで買ったアダプタ
↓
有線とWiFiの切替は、Show5の設定メニューで出来ます。そこでは、有線・WiFiという文字が表示されることからも、有線接続は考慮されていたのではないでしょうか?
ただし、公式には説明されていないので、仮にうまく有線接続できなくても自己責任です。
●USB有線マウス・トラックボール・キーボードなどの接続
仕様外ですが、有線のマウスやキーボードなども、microUSBで接続できます。しかし、一度使用中に接続が切れ再起動が必要なことがありました。後日書くにしたところ、USB電源(echi dot 第2世代に付属していたもの)が接触不良を起こしていたようです。他のUSB電源に代えた後は、今のところ無事に接続されています。100点満点ではありませんが、日常的には使えるとお思います。
また、日本語キーボードには対応していないようで、日本語入力も出来ない感じです。英数字だけなら大丈夫ですが。何か方法はあるのかもしれませんね。
いずれにせよ、有線は配線がごちゃごちゃするのでBluetoothで接続する方が良いです。今回は、接続確認をするために繋げてみました。
下の写真は、真ん中にあるのがUSBハブ、白がキーボードのUSB、その下にマウスのUSBを挿しています。写真では露出オーバーでわかりませんが、画面にはマウスカーソルが出てきます。
この状態での消費電力は1.1Wでした。(USB電源+USBハブ+マウス+キーボード)
使用したUSB電源は9Wなので、まだ余裕です。使用したUSB電源はecho dot第2世代についてきたものです。echo dotでは、この第2世代が一番気にっています。(今は別のUSB電源に変えています)
●microUSB接続方法
Echo Show 5のmicroUSBは電源供給を行わないため、USBデバイスを接続するには、電源供給機能が付いたOTGケーブルが必要です。
アマゾンで買った電源機能付きOTGケーブル
↓
電源供給機能付きのOTGケーブルの電力供給にUSB電源を使います。
電源供給機能付きOTGケーブルの先に、USBハブを接続してポート数を増やし、マウスをキーボードを接続することも出来ました。
最大消費電力に注意が必要ですが、マウスやキーボードなどは大変消費電力が小さいので、通常は気にしなくても大丈夫です。
パソコンなどは問題にならないのですが、Show 5に電源付きOTGケーブル+USBハブを使う時は、ヘッドセットやヘッドホンは、動作はするものの、ノイズが酷くて使いものになりませんでした。(USBハブ無しなら全く問題ありません)
どちらがおすすめ?
●第3世代がおすすめの方
microUSBに何の興味もない方は、第3世代を選ぶのが正解だと思います。
理由は音質や音声認識の高さです。スマートスピーカーというぐらいですから、音声の良さや高い認識力はとても重要で、使い勝手の良さにも直結します。
価格はブラックフライデーや、プライムデーなどを狙えば、半値近くにはなることもあるので、慌てて買わないほうが良いでしょう。
●第2世代がおすすめの方
①モニターカメラとして使う
主に、Show5を廉価版のモニターカメラとしてお考えの方で、WiFiが不安定、あるいは届かない場所に設置する必要がある方。この場合はmicroUSBに、Amazon イーサネットアダプタを取り付けることで、有線LAN接続が出来るため、安定したカメラ映像を見ることができます。
アマゾンで買ったアダプタ
↓
②ヘッドセットやスピーカーなどを有線接続して使う
Prime Videoをみるときに、ヘッドセットやヘッドホンで音声を聞きたい方は、microUSBに接続することで音声遅延がない(非常に少ない)状態で視聴できます。
ただし、音楽だけならBluetoothスピーカーで良いと思います。あくまでも、音声遅延が気になる場合の対策です。
あと、Bluetoothの場合はコーデックにより音質に差が出ます。有線で繋げば、そのあたりの問題はありません。
ただ、ケーブルでアナログ信号が多少は劣化するので、できるだけ専用のオーディオケーブルを使うのが望ましいです。
ケーブルの引き回しが長くなるなら、DAC内蔵のスピーカーを使えばケーブルによる信号の劣化も防ぐことが出来ます。
残念ながら、Amazion Musicは、microUSB経由では、聴くことが出来ません。非公式な方法なのでAmazonさんいも問い合わせることは出来ませんね。すなおに、Bluetoothを使いましょう。
③ Show5そのものを、いろいろといじくり回したい方
microUSBにいろいろくっつけて遊びたい方は第2世代ですね。普通の方にとっては、どうでもいい部分ですが、物好きな方なら、第2世代が多分面白いです。
楽天市場
Amazon