今回はパナソニックのUSB入出力付急速充電器 BQ-CC87Lの機能と特長をお伝えします。
パナソニックUSB入出力付急速充電器 BQ-CC87Lの機能
[itemlink post_id=”10618″][入力」USB給電で急速充電
充電はUSB経由で行います。パソコンのUSB経由でもUSB給電器からでも充電できます。エネループ2本で約2.3時間の充電時間です。
センシング充電機能(安全設計)
充電池1本ずつの状態に応じた充電を行います。例えば過放電の充電池が混ざっていたら、その充電池に適した方法で充電します。
・予備充電機能
通常、過放電した電池は充電器のセンサーが働き安全のため充電できませんがBQ-CC87Lではセンサーで過放電を検知した上で充電池を回復させる機能が追加され便利です。
余談ですが、センサーのついていない充電器なら過放電した電池も回復できることがあります。例えばダイソーのNi-MH専用充電器のようにセンサーがない充電器なら回復する可能性がありますが危険です。なぜセンサーついているか理由を考えれば明らかですね。
・残量チェック機能
充電池の残量や充電完了をLEDの赤・黄・緑・消灯で表示してくれます。急いでいるときは満充電でなく80%あれば取り合えずOKな場合もあります。
・充電池買い替え目安機能
あくまでも目安ですが充電池がそろそろ買い替え時期ですとLEDで教えてくれます。黄色のLEDの点滅が合図です。エネループのスタンダードモデルの繰り返し回数は約2100回です。これだけ使えば買い替えてもいいですね。
なお、エネループのスタンダードモデルは満充電後10年間で残容量は70%です。災害対策なども考えるとエネループスタンダードモデルはとてもおすめです。
・乾電池充電防止機能
普通の乾電池を誤って充電しようとしても、充電できないようになっているので安心です。下図のように例えばアルカリ電池が入ると赤のLEDで警告してくれます。
先のほどのダイソーの充電器のようにセンサーのない充電器では普通の乾電池でも充電しようとしますが、液もれ、発熱、破裂、発火などの恐れがあるので危険です。
実際にブログなどでアルカリ乾電池を充電する方法の記事がありますが詳しくない方が行うのはとても危険です。
・スマートチャージ機能
電池の電圧、温度の検知しで電池を効率よく充電する機能です。
・クイック自動診断機能
電池1本ごとに自動診断。最適な充電を設定します。
・つぎ足し充電機能
「過充電防止機能」で使った分だけ充電することができます。充電池にストレスが少ないので長持ちしそうですね。
[出力]モバイルバッテリー機能
・充電池をセットしてモバイルバッテリーとして使用する
・単3乾電池をセットしてモバイルバッテリーとして使用する
・種類の違う充電池と乾電池を混在してセットしてモバイルバッテリーとして使用する
モバイルバッテリーとして充電池や普通の単3形乾電池が使えるのはすごく便利です。それも混在しても大丈夫というところがいいですね。停電などでスマホの充電に使えます。単3形乾電池はどこの家庭でも大体予備がありそうです。また、いろいろな電気器具にも単3形乾電池は入っているので、それらも使えます。いざという時に使える防災グッズとしても是非そろえておきたいですね。
[出力]LEDライトアタッチメント
停電で一番困るのは夜の照明です。LEDライトアタッチメントを取り付けると約11時間点灯します。
エネループBK-3MCC使用時で明るさは約35lm、持続時間は約11時間です。
BQ-CC87Lの特長は?
特長は機能のことろでお伝えした通りですが、再度まとめると、充電器としては過放電した充電池を回復できる点、さらにモバイルバッテリーとしては単3形乾電池と充電池を混在して使用できたり、LEDライトとしても使える点です。(過放電した充電池は回復できない場合もあります)
- 充電器として(過放電充電池の回復)
- モバイルバッテリーとして
- LEDライトとして
このように1台で3役をこなすところがとても便利ですね。
[itemlink post_id=”10618″]まとめ
パナソニックUSB入出力付急速充電器 BQ-CC87Lの機能と特長についてお伝えしてきました。
充電器としては過放電した充電池を回復する機能(中には回復できないものもあります)、モバイルバッテリーとしてはいろいろなタイプの電池が混在して使用できる点、そして最後にLEDライトとして使えることなどが大きな機能や特長になります。
充電池をお使いなら、災害対策も兼ねて1台持っていてもよいのではないかと思います。