象印の加湿器EE-RN35/EE-RN50 のメリットとデメリットは?

EE-RN35,EE-RN50は象印の人気加熱式(スチーム式)加湿器です。今回は加熱式加湿器EE-RN35,EE-RN50を超音波式加湿器や気化式加湿器と比べた場合のメリット、デメリットをお伝えします。

象印の加熱式加湿器の型番は毎年更新されますが、仕様はいつもあまり変わらないようです。今回の2018年製と2017年製の違いもパネルのカラーだけです。電気的な仕様は取説を見たところ全く同じですね。

2018年製EE-RN35

2017年製EE-RM35

写真では本体の色が違うように見えますが実際は同じです。パネルの色使が異なっているので、製造年の違いが分かりやすいですね。

象印の加湿器EE-RN35/EE-RN50 のメリットとデメリット

加熱式(スチーム方式)のEE-RN35/EE-RN50は超音波方式や気化方式に比べてどのようなメリットやデメリットがあるのでしょう。以下にまとめてみました。

メリットは?

1.加熱するので衛生的な加湿ができる

加熱式(スチーム式)なので、沸騰させた綺麗な蒸気で加湿できます。沸騰時にほとんどの細菌は死滅してしまいます。多くの細菌は100°Cで殺菌されます。いくら沸騰させてるとはいえ、川の水や池の水などは危険なので使わないでくださいね。

加湿器などで発症することがあるレジオネラ症ですが、以下の報告がありました。

厚生労働省のホームページ(QA集より)

加湿器などからの感染を防ぐためにはどうしたらよいですか?

超音波振動などの加湿器を使用するときには、毎日水を入れ替えて容器を洗浄しましょう。レジオネラ属菌は60℃では5分間で殺菌されるので、水を加熱して蒸気を発生させるタイプの加湿器は感染源となる可能性は低いとされています。

神戸大学保健管理センターのホームページより

広島県の病院では昨年1月、超音波式加湿器の水が感染源と考えられる新生児患者2名が報告されています。

途中略

また、加湿器についても超音波式よりは熱水式とし、水タンクを清潔に保ち、使用する水 (できれば滅菌水) も毎日交換しましょう。

国立感染症研究所の報告では、60代の男性が超音波加湿器によりレジオネラ症で死亡したとの報告例があります

加熱をしないタイプの超音波式加湿器ではレジオネラ症のリスクがあることを改めて認識し、加湿器の選択や、その使用にあたっての注意事項を一般住民や使用施設へ繰り返し啓発することが必要であると考えられた。

他にも調べればいろいろな事例が出てきますので気になる方は調べてみてください。「加湿器 レジオネラ」で検索すればいろいろ出てきます。

レジオネラ症は怖い感染症です。安いから、電気代が節約できるからと超音波式加湿器を買うのは正解ではあります。

しかし毎日加湿器を清潔にしないととんでもない目にあってしまうこともあります。お手入れがマメにできないと思う方は加熱式加湿器を選びましょう。

2.構造が単純なので清掃が簡単にできる

ポット内の水は沸騰させるため、ポットの中もいつもきれいな状態が保てます。そのため、ポッド内の掃除は簡単です。

3.フィルターが不要

気化式の加湿器と違い気化用のフィルターが不要で構造が単純です。

加熱式(スチーム式)と同様気化式も水蒸気を出して加湿しますが、水を蒸発させるためフィルターを使います。

そのため構造が少し複雑になります。またフィルターは濡れるので常にきれいに掃除をしておく必要があります。

4.部屋の温度が下がらない

暖かい蒸気を出すので室温を下げることがありません。蒸気が吹き出すときの温度は65℃以下に設定されています。蒸気吹き出し口は少し熱くなっていますが、少し離れれば問題ない温度になります。安全のため、小さな子供がいるお家では、いたずらできない場所に設置したほうがいいですね。

デメリット

1.電気代が高い

水を沸騰させるため他の方式に比べ電気代がかかります。

EE-RN35 EE-RN50
沸騰時の消費電力
985W 985W
沸騰にかかる時間
約20分 約25分
沸騰にかかる電気代
約9円/回 約11円/回
 加湿時最大消費電力
 305W 410W
 最大加湿時の電気代
 約8円/時間  約11円/時間
 連続運転時の消費電力
強:305W連続運転
弱:305W間欠運転
強: 410W連続運転
弱:410W間欠運転
 連続運転時の電気代
約8円/時間
約2円/時間(推定)
約11円/時間
約3円/時間(推定)

1日8時間で30日使った時の電気代はどのくらいかかるのでしょうか?

自動運転の電気代は計算しにくいので連続運転で計算します。

EE-RN35の場合

①強で連続運転

8円/時間 x 8時間 x 30日 = 1920円/月

1日2回の給水をするとして、沸騰させるための電気代

9円/回 x 2回 x 30日= 540円/月

全部で、1920円/月 + 540円/月 = 2460円/月

②弱で連続運転

2円/時間 x 8時間 x 30日 = 480円/月

3日に1回の給水をするとして、沸騰させるための電気代

9円/回 x 10日= 90円/月

全部で、480円/月 + 90円/月 = 570円/月

自動運転の場合は570~2460円/月になります。

EE-RN50の場合

①強で連続運転

11円/時間 x 8時間 x 30日 = 2640円/月

11円/回 x 2回 x 30日= 660円/月

全部で、2460円/月 + 660円/月 = 3300円/月

②弱で連続運転

3円/時間 x 8時間 x 30日 = 720円/月

11円/回 x 1回 X 30日 = 330円/月

全部で、720円/月 + 330円/月 = 1050円/月

自動運転の場合は1050~3300円/月になります。

以上は1日8時間30日使用した時の机上計算なので、目安としてご覧ください。

2.静音性

加熱するので沸騰音がします。EE-RN35,EE-RN50には沸騰音を抑えるセーブモードがあります。ただしセーブモードをセットすると沸騰するまでの時間が10分ほど多くかかります。

なお、カルキなどが底に付着すると沸騰音が大きくなることがあるのでクエン酸洗浄が必要になる場合もあります。湯沸しポットのクエン酸洗浄剤が使えます。

このような場合はEE-RN35/EE-RN50が最適です

スチーム方式のメリットを必要とするのは、主に次の2点でしょう。

1.衛生面が最優先であること

2.手入れなどの手間がかからないこと

衛生面が必要というのは、病院などでの使用をイメージすればいいと思います。幼児やお年寄り、病人などがいる家庭も当てはまります。

超音波方式や気化方式でもこまめに正しく清掃されていれば衛生面に問題はありません。

しかし、こまめに毎日清掃するのはかなり面倒で時間も取られます。清掃が難しいと感じたら加熱式加湿器を検討するとよいと思います。

EE-RN35/EE-RN50の価格

★価格は変動するので下記の赤(楽天)あるいは緑(アマゾン)のリンクから最新価格をチェックしてください。楽天、アマゾンの公式ページは価格の安い順に表示されているので最安値も過ぎにチェックできます。

EE-RN35

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EE-RN50

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さいごに

象印の加熱式加湿器EE-RN35、EE-RN50のメリットやデメリットが分かれば、購入したほうがいいのか別の方式加湿器を探したほうがいいのか判断がしやすくなりますね。

購入したほうがいい方は、手入れなどの手間をかけなくとも、レジオネラ症などに感染する危険性が低い加湿器を探している方ですね。ただし電気代は超音波式や気化式に比べて高めになります。

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