パナソニックの除湿機 F-YZP60とF-YZR60の違いについてお伝えします。どちらもデシカント方式の除湿機なので真冬の寒さでも衣類乾燥できます。
F-YZR60はF-YZP60の後継機で機能が増えています。現在価格の差はあまりありません。
通常であれば新しいF-YZR60を選べばいいのですが、取説を見ると衣類の乾燥時間が多少ですが長くなっています。
F-YZP60にあった除湿モードの静音モードがF-YZR60では廃止されました。
代わりに衣類乾燥モードに音ひかえめモードが追加されています。夜は静かに洗濯物を干したい場合には助かりますね。
パナソニックの除湿器ラインナップ
パナソニックの除湿器はハイブリッドとデシカントの2種類があります。ハイブリッドはデシカントとコンプレッサーのハイブリッドで夏はコンプレッサーで除湿するため電気代が節約できます。
ハイブリッド式(デシカントとコンプレッサーのハイブリッド)
[itemlink post_id=”21148″] [itemlink post_id=”21149″] [itemlink post_id=”21150″]デシカント
[itemlink post_id=”21151″] [itemlink post_id=”21152″]パナソニックの除湿機 F-YZP60とF-YZR60 乾燥時間の違い
F-YZP60の乾燥時間
- おまかせモード:約95分
- 速乾モード:約72分
F-YZR60の乾燥時間
- おまかせモード:約178分
- 音ひかえめモード:約190分
- 速乾モード:約108分
試験条件:各モードの乾燥までの消費電力量ならびに時間を比較
温度20℃、湿度70%、60Hz、部屋の広さ6畳相当
衣類の量約2.0kg相当(Tシャツ3枚、Yシャツ2枚、パジャマ1組、下着7枚、靴下2足、タオル3枚)
- F-YZP60:おまかせ(440Wh)、速乾(549Wh)
- F-YZR60:おまかせ(705Wh)、音ひかえめ(885Wh)、速乾(835W)
音ひかえめモードはF-YZR60にしかないので比較できませんが、おまかせ、速乾の両モードではF-YZP60の方が圧倒的に速いですね。
乾燥時間差
- おまかせモードでは83分差、F-YZP60の方が速く乾く
- 速乾モードでは36分差、F-YZP60のほうが速く乾く
乾燥時間を少しでも早めたい方は、F-YZP60を選んだほうがよいでしょう。
パナソニックの除湿機 F-YZP60とF-YZR60 電気代の違い
衣類乾燥時の電気代も違ってきます。
モード別に電気代を比較します。
おまかせモードでの比較
- F-YZP60:95分、440Wh
電気代=27円/KWh X 0.44KWh =11.9円 - F-YZR60:170分、705Wh
電気代=27円/KWh X 0.705KWh =19.0円
差額は1回あたり約7.1円となり、僅かながらもF-YZP60の方がお得です。
速乾モードでの比較
- F-YZP60:
電気代=27円/KWh X 0.549KWh =14.8円 - F-YZR60:
電気代=27円/KWh X 0.835KWh =22.5円
差額は1回あたり約7.7円となり、F-YZP60の方が少しお得です。
以上からF-YZP60の方が乾燥時間が短くて、電気代もお安いことが分かりました。
たとえば速乾モードで毎日1回洗濯物を乾かしていると、月231円、年間にすると2,770円ほどの差になってきます。
電気代の節約をお考えならF-YZP60の方が少しだけお得です。
ただ、F-YZR60には音ひかえめモードなど騒音が気になる方にはうれしい機能が搭載されています。
さいごに
パナソニックの除湿機F-YZP60とF-YZR60は除湿能力は変わりません。新しいF-YZR60には音ひかえめ運転があります。
夜中に洗濯物を乾かしたいけど音がうるさいのであきらめていた方は、検討してみる価値がありそうです。
音は気にしないならF-YZP60を、そうでなければF-YZR60を選択すればよいですね。
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