タイガー土鍋炊きJPG-S100とJPH-G100の違い~おすすめは?

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JPG-S100とJPH-G100ともにタイガーがこだわっている土鍋を使った炊飯器です。PG-S100は2019年製、JPH-G100は2020年製です。土鍋の種類が違う他にはどのような違いがあるのかまとめてみました。

タイガー土鍋炊きJPG-S100とJPH-G100の違い

土鍋の違い

JPG-S100 JPH-G100
プレミアム本土鍋 本土鍋
5年保証 3年保証

左がJPG-S100用の内なべ、右がJPH-G100の内なべです。ほとんど同じです。どちらも三重県四日市市の伝統工芸品「四日市萬古焼」を使用しています。

どちらも波紋底を採用し泡だちがさらに強化されているとのこと。価格はどちらも希望小売価格24000円です。

かまどの違い

JPG-S100 JPH-G100
遠赤特大土かまど 遠赤土鍋プレート
約280°C 約250°C

下図はヒーターのイメージです。かまどに見立てて左のJPG-S100を「遠赤特大土かまど」、右は遠赤土鍋プレートです。

JPG-S100の方が熱の上昇が大きくよりおいしいご飯が炊けるとPRしています。タイガーは「かまど」にこだわっているので、他社の炊飯器を使っていた方には少しわかりにくいですね。象印は鉄器で頑張っているライバル社です。

土鍋をのせるかまどが大きいのがJPG-S100、普通サイズがJPH-G100ということになります。

内なべはあまり違いませんが、かまどはだいぶ違うので、本物のかまど炊きごはんが好きな方はJPG-S100の方がよさそうですね。

炊き分け機能

JPG-S100 JPH-G100
5段階 3段階
しゃっきりからモッちりまで5段階 しゃっきり・標準・もっちりの3段階

JPG-S100は炊きわけ5段階。JPH-G100は3段階です。歯ごたえや粘りなど細かに設定したい方はJPG-S100がおすすめです。

JPG-S100(炊き分け5段階)

JPH-G100(炊き分け3段階)

便利・使いやすさ

JPG-S100 JPH-G100
炊きあがり予約タイマー3メモリー 炊きあがり予約タイマー3メモリー
予約吸水タイマー 予約吸水タイマー
24時間保温 24時間保温
保温経過時間表示 保温経過時間表示
音声ガイド 音声ガイド
モーションセンサー x
タッチパネル x
文字くっきり液晶 x

モーションセンサーは人が近づくのを検知し、タッチパネル上の必要な情報だけを点灯します。60秒で何もしないと消灯しますが、再度センサー上に手をかざすと点灯します。

JPG-S100の表示部・タッチパネル部です。きれいですね。

JPH-G100のコントロールパネル部です。こちらはボタンスイッチになっています。液晶もシンプルです。

メニューの違い

JPG-S100 JPH-G100
エコ炊き エコ炊き
白米 白米
一合炊き(一合料亭炊き) x
早炊き 早炊き
炊込み(白米) 炊込み
炊込み(麦) x
炊込み(雑穀米) x
炊込み(玄米) x
おかゆ おかゆ
玄米 玄米
麦めし(押麦) 麦めし(押麦)
麦めし(もち麦) 麦めし(もち麦)
麦がゆ 麦がゆ
雑穀米 雑穀米
おこわ おこわ
x 調理

調理

JPH-G100の「調理」メニューではいろいろな調理ができます。調理できるレシピはある程度限定されますが、食材を入れて調理メニューを選ぶ。調理時間を合わせる。「炊飯|無洗米」を押せば調理が開始されます。大変便利な機能です。まるで電気鍋の自動調理です。

一合炊き

JPG-S100の「一合炊き」は、料亭並みのご飯が炊ける機能です。5.5合炊きなので通常では1合だけ美味しく炊くのは難しいとされています。

専用の土鍋中ぶたを使うことで、内なべの容積を小さくすることで料亭並みのご飯が1合炊けます。

タイガーの説明には次のように書かれています。1合炊きをすることが多い方には嬉しい機能です。

中ぶたで炊飯空間を1合に最適化し、お米に熱を均等に伝えます。また、吹きこぼれを抑えることができるため、高火力で1合を香り高く、甘みあるごはんに仕あげます。

 

一合料亭炊き専用土鍋中ぶた

お手入れしやすさ

JPG-S100 JPH-G100
x 洗浄コース
お手入れシボフレーム お手入れシボフレーム
x 大型スチームキャップ(ふた内部取り付つけ)
大型調圧キャップふた内部取りつけ 食器洗浄機対応(スチームキャップ)

JPH-G100の洗浄コースは内なべに水を入れて「洗浄」メニューを選んで「炊飯|無洗米」を押すだけです。内ぶた・内なべの汚れや臭いなど取り去ります。

スペックの違い

JPG-S100 JPH-G100
加熱方式 土鍋圧力IH + 可変W圧力IH 土鍋圧力IH + 可変W圧力IH
白米の炊飯及び保温米飯容量 0.18L~1.0L 0.09L~1.0L
最大消費電力 1180W 1075W
最大炊飯容量 1.0L 1.0L
最大炊飯容量区分 B B
年間消費電力量※2 80.8kWh/年 80.8kWh/年
1回当たりの炊飯時消費電力量 150Wh 146Wh
1時間当たりの保温時消費電力量 15.8Wh 18.1Wh
サイズ (約)(cm)
幅 × 奥行 × 高さ
26.1×32.5×22.0 26.1×32.5×22.0
本体質量 (約) 7.3kg 6.6kg
省エネ基準達成率 104% 104%

サイズは同じです。質量はJPG-S100の方が少し重たいです。他は大きく違うところは無いようです。

おすすめは?

どちらが良いということよりは、どう使うかで決めるのがよさそうです。

5.5合だけでなく1合も美味しく炊きたいのであればJPG-S100、炊飯だけでなく、いろいろな食材を使った調理もしたい場合はJPH-G100がおすすめです。

また、ご飯の味や食感にこだわりがある方は炊き分けが5段階あるJPG-S100がおすすめです。

以上、JPG-S100とJPH-G100の違いと、おすすめについてお伝えしました。

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