シャープ加湿空気清浄機 KI-SX75と旧機種 KI-RX75/KI-PX75/KI-NX75などとの違いについて調べてみました。
●2023年製のKI-SX75と2022年製のKI-RX75は、型番が違うだけ。
●2021年製のKI-PX75もスペックは、2023年/2022年と同じ。
●2020年製のKI-NX75は、プラズマクラスターのグレードが、以降の機器より低い、機器サイズが大きい、加湿能力やタンク容量などに違いがある。
ただし価格はかなり下がっていてお買い得感はKI-NX75が一番です。
まとめると、
- KI-SX75・KI-RX75・KI-PX75は型番と製造年が違うだけ
- KI-NX75は、上記の3機種とはスペックが若干違う(プラズマクラスター以外は大した差はない)
となります。
おすすめは?
- より消臭力が強い機種を選ぶならKI-SX75・KI-RX75・KI-PX75から、価格の安いものを選ぶのがおすすめ。
- 消臭力より価格最優先なら、KI-NX75がおすすめです。
プラズマクラスターの違いは、単純に濃度です。
- NEXTのイオン濃度が5万/cm3
- 25000のイオン濃度は2.5万/cm3
NEXTは25000の2倍のイオン濃度があります。
そのため料理臭・ペット臭・タバコ臭・生乾き臭など7項目のニオイを25000の約1.5倍の速さで消臭できるとされています。
空気清浄時に消臭もしたい方はNEXTがおすすめです。
KI-SX75・KI-RX75・KI-PX75とKI-NX75のスペック比較
KI-SX75・KI-RX75・KI-PX75 | KI-NX75 | ||
---|---|---|---|
清浄時間 畳/分 | |||
加湿空気清浄 | 空気清浄 | 加湿空気清浄 | 空気清浄 |
8/11 | 8/9 | 8/12 | 8/9 |
空気清浄適用床面積 畳 | |||
加湿空気清浄 | 空気清浄 | 加湿空気清浄 | 空気清浄 |
~27 | ~34 | ~23 | ~34 |
加湿適用床面積 畳 | |||
加湿空気清浄 | 空気清浄 | 加湿空気清浄 | 空気清浄 |
プレハブ洋室~25 木造和室~15 |
– | プレハブ洋室~24 木造和室~15 |
– |
風量 m3/分 | |||
加湿空気清浄 | 空気清浄 | 加湿空気清浄 | 空気清浄 |
強:5.9 | 強:7.5 | 強:7.5 | 強:5.1 |
中:5.1 | 中:5.1 | 中:4.3 | 中:4.3 |
静音:1.5 | 静音:1.5 | 静音:1.5 | 静音:1.5 |
消費電力 W | |||
加湿空気清浄 | 空気清浄 | 加湿空気清浄 | 空気清浄 |
強:52 | 強:80 | 強:34 | 強:83 |
中:44 | 中:39 | 中:31 | 中:29 |
静音:7.7(7.1) | 静音:6.6(6) | 静音:6.1(5.7) | 静音:5.7(5.3) |
電気代 円/時間(電力料金目安単価31円/kWh) | |||
加湿空気清浄 | 空気清浄 | 加湿空気清浄 | 空気清浄 |
強:1.6 | 強:2.5 | 強:1.1 | 強:2.6 |
中:1.4 | 中:1.2 | 中:9.6 | 中:0.9 |
静音:0.24(0.22) | 静音:0.2(0.19) | 静音:0.19(0.18) | 静音:0.18(0.16) |
運転音 dB | |||
加湿空気清浄 | 空気清浄 | 加湿空気清浄 | 空気清浄 |
強:48 | 強:52 | 強:45 | 強:53 |
中:47 | 中:47 | 中:44 | 中:44 |
静音:21 | 静音:20 | 静音:21 | 静音:19 |
加湿量 ml/h | |||
加湿空気清浄 | 空気清浄 | 加湿空気清浄 | 空気清浄 |
強:900 | – | 強:880 | – |
中:760 | – | 中:780 | – |
静音:260 | – | 静音:310 | – |
タンク容量・サイズ。重量
KI-SX75・KI-RX75・KI-PX75 | KI-XN75 |
---|---|
タンク容量(L) | |
約3.2 | 約3.6 |
外形寸法(㎜) | |
幅395×奥行305×高さ650 | 幅400×奥行359×高さ693 |
質量(kg) | |
約12 | 約12 |
電源コード長さ(m) | |
1.8 | 1.8 |
センサー・モニター
KI-SX75・KI-RX75・KI-PX75 | KI-NX75 | |
---|---|---|
センサー | ||
ホコリ | 〇 | 〇 |
ニオイ | 〇 | 〇 |
湿度 | 〇 | 〇 |
温度 | 〇 | 〇 |
照度 | 〇 | 〇 |
モニター | ||
微粒子 | 〇 | X |
ハウスダスト | 〇 | X |
ニオイ | 〇 | X |
PM2.5濃度デジタル表示(目安) | 〇 | 〇 |
デジタル温度・湿度・電気代モニター | 〇 | 〇 |
きれいモニター | 〇 | 〇 |
ルーバー
ルーバー | KI-SX75・KI-RX75・KI-PX75 | KI-NX75 |
---|---|---|
自動 | 手動 |
待機電力
KI-SX75・KI-RX75・KI-PX75 | KI-NX75 |
---|---|
約1.2(約1.4)W | 約0.7(約1.2) W |
待機電力は僅かに違いますが無視できるほどの値です。( ) 内は、無線アダプター「起動」の時の待機時消費電力です。
KI-SX75/KI-RX75/KI-PX75/KI-NX75は全てスマート家電
KI-SX75/KI-RX75/KI-PX75/KI-NX75は「COCORO AIR」に対応しています。センサーで得られたデータ、インターネットで入手されたPM2.5飛散情報、クラウド上に蓄積された運転データなどをクラウド上のAIが判断し、最適な運転モードに切り替えます。また、ユーザーに役立つ空気状態や天気予報などを音声で伝えてくれます。
スマホとも連動し、スマホからよりきめ細かい運転を指示することもできます。
他にもいろいろなことができるので、スマート家電に興味のある方には面白い空気清浄機です。
なお、現在は入手が難しい、KI-LX75/KI-JX75/KI-HX75などもスマート家電です。
シャープの加湿空気清浄機は足しに先駆け早い時期からスマート家電化が進んでいます。
他社に先行している分、実績もありスマート家電としても安定していると言えます。
価格は?
KI-SX75と旧機種 KI-RX75/KI-PX75は同一仕様です。この中から価格の安いものを選んで購入するのがお得です。
また、KI-NX75は、少し古くなりますが、プラズマクラスターや大きさにこだわらなければ、タンク容量も大きく、価格も下がっているので、一番お買い得感があります。(2023年8月現在)
KI-SX75
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[itemlink post_id=”28122″] [itemlink post_id=”28123″]KI-PX75
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KI-SX75・KI-RX75・KI-PX75とKI-NX75のスペック比較をお伝えしました。
購入するなら、KI-SX75・KI-RX75・KI-PX75は同じものなので、価格の安い型番を選ぶのがお得です。
プラズマクラスターのグレードが1段下がり、サイズもすこし大きくなりますが、一番コスパに優れているのは、KI-NX75です。
購入のタイミングにもよりますが、2023年8月時点では、KI-RX75(2022年モデル)の半額以下で購入できるので、大変おすすめです。
更に古いモデルでは、KI-LX75やKI-JX75なども販売されていることがあります。しかし、目には見えないところで、腐食が起きている可能性がないとも限りませんので、あまり在庫期間が長い家電は避けたほうが良いです。