ここではパナソニックとシャープの加湿器の違いをお伝えしています。どちらの加湿器もメーカー品ならではの安心感があります。購入時には、どちらを選ぼうかと悩みそうですが、やはり電気代を気にしないで使える方がいいですね。
パナソニックFE-KXS07と
シャープHV-J75
加湿器 パナFE-KXS07とシャープHV-J75の違い
基本スペックの比較
FE-KXS07 | HV-J75 | |
適用床面積目安木造和室 | 12畳 | 12.5畳 |
適用床面積目安プレハブ洋室 | 19畳 | 21畳 |
消費電力 | お急ぎ 19W
強 14W 中 8W 弱 5.5W 静か 4W |
強 335W
静音 12W エコ(強) 34W |
1時間当たりの電気代 | お急ぎ 約0.52円
強 約0.38円 中 約0.22円 弱 約0.15円 静か 約0.11円 |
強 約9.1円
静音 約0.4円 エコ(強) 約1.0円 |
加湿量 | お急ぎ 800mL/h
強 700mL/h 中 500mL/h 弱 330mL/h 静か 150mL/h |
強 750mL/h
静音 200mL/h |
運転音 | お急ぎ 44dB
強 39dB 中 31dB 弱 22dB 静か 15dB |
強 41dB
静音 23dB |
連続加湿時間 | お急ぎ 30分間限定
強 6h 中 8.4h 弱 12.7h 静か 28h |
強 約5.3h
静音 約19h |
タンク容量 | 約4.2L | 約4.0L |
質量 | 約5.2kg | |
サイズ | 高さ375×幅375×奥行き186(+背面凸部10)mm | 高さ455×幅272×奥行220(突起部除く)mm |
コード長 | 1.5m | 約1.8m |
電気代はパナソニックが断然お得
似たような仕様ですが、パナソニックのFE-KXS07はヒーターを使わない加湿器なので、シャープHV-J75に比べて電気代が低く抑えられます。
シャープHV-J75の「強」はヒーターで温めた風を加湿フィルターに当てることで加湿能力を上げています。ヒーターの消費電力が大きく、トータルで335Wにもなります。電気代にして1時間当たり約9.1円です。
それに対して、パナソニックFE-KXS07は「強」でも、14Wと圧倒的に消費電力がシャープに比べ少なくなっています。電気代にすると0.4円です。ヒーターを使わない方式の最大メリットですね。
加湿能力はほぼ同じ
パナソニックには30分間限定「お急ぎ」という800mL/h出せる運転モードがあります。これは、時間制限はありますがシャープの「強」750ml/hより強力です。
また、パナソニックの「強」は700ml/hの加湿能力があり、シャープの「強」750mL/hにせまる加湿能力です。
ヒーターレスの加湿器の弱点であった加湿能力の不足は、このパナソニックのヒーターレス加湿器の登場で解決されたといってもよいでしょう。
これからは、ハイブリッドは次第になくなってヒーターレスになりそうですね。
パナソニックのヒーターレス加湿器は、なぜ加湿能力が高いのか?
従来、気化式加湿器でも加湿能力が大きなものはハイブリット式といって、加湿フィルターにヒーターで温めた温風を吹き付けるものです。ヒーターを使うので、電気代が高くつきます。
ハイブリッド式に対しパナソニックは、より大量の風と、より蒸発面積の大きな加湿フィルターを使うことで気化速度を上げています。
下図はパナソニックのwebサイトから持ってきたものですが、DCモーターによる高速回転で大風量を生み出し加湿能力をアップしていることがわかります。
おすすめは、電気代が安いパナソニック
パナソニックとシャープでは、メーカーが違うので違いを挙げていればきりがありません。ここで一番お伝えしたかったのは、パナソニックの加湿器がヒーターレスであり、電気代が月に100円程度で済むということです。
この1点だけで、今回はパナソニックFE-KXS07をおすすめします。
[itemlink post_id=”12325″] [itemlink post_id=”12326″]なお、パナソニックには、もう少し小さな14畳タイプもあります。しかし、ほとんどが自動運転での利用だと思われますので、14畳タイプより19畳タイプを買った方が速く加湿でき使い勝手が良いと思います。
14畳タイプはこちら
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