象印炎舞炊きNW-LB型は2021モデル、NW-LA型は2020年モデル、NW-KB型は2019年モデルです。
NW-LB型とNW-LA型の主な違いは次の2点です。
① 甘味成分を引き出すためより激しい対流
② 「しゃもじ」と、外ぶたを開けるときに押す「プッシュボタン」にAg+抗菌加工を配合
次にNW-KB型との違いです。
すでに別記事で説明していますが、大きな違いはIHヒーターの数です。NW-KB型は3個でNW-LB型とNW-LA型は倍の6個です。
また、内ぶたもNW-KB型は2つに分解して洗うのに対しNW-LB型とNW-LA型ではその必要がありません。
NW-LB型とNW-LA型は、ほとんど違わないのに比べNW-KB型はかなり違っています。
どの機種も象印のフラグシップモデルなので、ごはんの味は満足できるものです。
ちなみに管理人はNW-KB10を使っていますが、おいしいいごはんが炊けています。
以上のことから選ぶときは価格と相談して決めれば良いと思います。
NW-LB10
NW-LB18
NW-LA10
NW-LA18
NW-KB10
NW-KB18
以下に、もう少し詳しく説明します。
象印炎舞炊き NW-LB型,NW-LA型,NW-KB型の違い～おすすめは？
●NW-LB型とNW-LA型の違い
① 甘味成分を引き出すためより激しい対流
② 「しゃもじ」と、外ぶたを開けるときに押す「プッシュボタン」にAg+抗菌加工を配合
●NW-KB型とNW-LB型/LA型の違い
① NW-LB/LA型はIHヒーターが6個、KB型は3個です。
真ん中はNW-KB型、右はNW-LB型/LA型です。左はNW-AT型（2017年）です。
下の図は、上段がNW-LA/LB型、下段がNW-KB型の高温の伝わり方です。
NW-KB型は高温が１ヶ所づつ伝わるに対し、NW-LA/LB型は2ヶ所づつ高温が伝わるためより激しく対流します。
対流が激しいほど甘みのあるごはんができるそうです。
違いがわかるかどうかは別にしてNW-LB型やNW-LA型のほうがごはんの甘みをより引き出していることになります。
② NW-LB/LA型は内ぶたの穀物フィルターを外さずに洗えますが、NW-KB型は外さないと洗えません。
下の写真左はNW-KB型、右はNW-LB/LA型です。
仕様の違いは？
| 仕様 | NW-LB型・NW-LA型 | NW-KB型 |
|---|---|---|
| 底IHヒーター数 | 6個 | 3個 |
| 液晶 | バックライト | バックライト |
| 一回あたりの炊飯時消費電力量（Wh） | 154/184 | 154/186 |
| 一時間あたりの保温時消費電力量（Wh） | 16.4/21.8 | 16.2/21.7 |
| 年間消費電力量（kWh/年） | 81.2/119.9 | 80.9/120.4 |
| 外形寸法（約cm）幅×奥行×高さ | 27.5×35×23.5（ふた開き時の高さ46.5)
31×37.5×26.5（ふた開き時の高さ51.5) |
27.5×34.5×23.5（ふた開き時の高さ46)
31×37.5×26.5（ふた開き時の高さ51.5) |
| 本体質量（約kg） | 8.5/10 | 8.5/10 |
NW-LB10
NW-LB18
NW-LA10
NW-LA18
NW-KB10
NW-KB18
② メニューの違いは？
| メニュー | NW-LB型・NW-LA型 | NW-KB型 |
|---|---|---|
| 白米 炊き分け5通 | ● | ● |
| わが家炊き | 121通り | 121通り |
| エコ炊飯 | ● | ● |
| 鉄器おこげ(昔ながらのおこげ） | ● | ● |
| 熟成炊き（白米、玄米） | ● | ● |
| 白米特急 | ● | ● |
| 白米急速 | ● | ● |
| 炊きこみ | ● | ● |
| やわらか（やわらか／よりやわらか） | ● | ● |
| おかゆ | ● | ● |
| すしめし | ● | ● |
| お弁当 | ● | ● |
| 金芽米 | ● | ● |
| 雑穀米 | ● | ● |
| 雑穀米がゆ | ● | ● |
| 玄米(ふつう・熟成・おかゆ) | ● | ● |
| 無洗米 | ● | ● |
| 発芽玄米／おこわ | ● | ● |
| 湯の子 | x | ● |
| 麦ごはん(ふつう・もちもち) | ● | x |
おすすめは？
象印炎舞炊き NW-LB型,NW-LA型,NW-KB型の違いをお伝えしてきました。
●価格を重視すれば、NW-LA型またはNW-KB型
●性能重視であれば、NW-LB型
いずれも象印のフラグシップ機です。どれを選んでもごはんの炊きあがりは満足できると思います。
