ビストロ 最上位機種、NE-BS2700,NE-CBS2700は2020年製、BS2600は2019年製です。
2020年製と2019年製の性能に大きな差が無ければ価格の低い方を選ぶことでお得にビストロ最上位機種が手に入ります。
ここではビストロ NE-BS2700,NE-CBS2700とNE-BS2600の違いについてお伝えしてます。
ビストロ NE-BS2700,NE-CBS2700とNE-BS2600の違いは?
NE-BS2700とNE-CBS2700は販売ルートが違うだけで中身は同じ
ビストロ NE-BS2700とNE-CBS2700は仕様も取説も同じなのになぜ品番が違うのか調べてみました。
わざわざ2つの品番を作ったのは製品の仕向けを分けているためです。量販店向けの品番はNE-CBS2700です。
購入者から見ればどちらでもいいですね。いずれにせよ、同じものなので安い方を購入したらよいということになります。
次はNE-BS2700/NE-CBS2700とNE-BS-2600の違いについてお伝えします。
NE-BS2700/NE-CBS2700とNE-BS2600の違い
NE-BS2700とNE-CBS2700は先にお伝えした通り仕向け先の違いだけでした。
NE-BS2700/NE-CBS2700とNE-BS2600の違いは次の4点です。
1.「凍ったままグリル」
2.「やみつき野菜」
3.「取説掲載レシピ数/自動メニュー数」
4.「グリル皿」
以下順番に説明します。
1.進化した「凍ったままグリル」~大火力極め焼きヒーターの最高温度が従来の490℃から535℃にアップ
冷凍した食材を、冷凍状態から一気に調理できる機能です。
解凍の手間がかからず忙しいときには便利な機能ですね。
従来のNE-BS2600の「凍ったままグリル」では肉や魚の単品が中心でしたが、NE-BS2700/NE-CBS2700ではヒーターの温度を従来の490°Cから535°Cにアップしたことで肉や魚に野菜を加えた下記のようなボリューム感のあるメニューも一気に冷凍から調理ができるようになりました。
なぜそんなことができるようになった理由は最高温度のアップですが、下の図はNE-BS2700と従来品のオーブン上板温度比較を実際のデータを見ると確かにアップしているのがわかります。
しかし、「凍ったままグリル」はなんでもできるわけではありません。
従来通りレシピブックに従って下ごしらえをしたものに限定されます。
市販の冷凍食品などはできないので要注意です。
出来るだけレシピブックに従って下ごしらえをするようにして「凍ったままぐりる」をうまく活用するとよいでしょう。
上の写真のように冷凍した下ごしらえをグリル皿にそのまま並べて調理ができるので手間がかからず時短になります。市販の冷凍食品いも対応すればもっと便利になりますね。
2.新たに加わった「やみつき野菜」コース
新しく搭載した機能「やみつき野菜」は分量フリーで野菜を調理する機能です。
搭載されている高精細・64眼スピードセンサーによって分量を判定し火加減を自動コントロールするので、まかせっきりで調理ができます。
パナソニックの商品説明ページによると「ゆで野菜」コースで加熱した野菜に対し「やみつき野菜」コースで加熱した野菜は硬く、適度な歯ごたえが残っているとのことです。
この「やみつき野菜は」コースは従来からあるワンボール調理に新たに加わりました。
以下は「やみつき野菜」のメニュー例です。
白菜の水キムチ風、きのこのナムル、レタスの中華風サラダ、ズッキーニのチーズサラダ、にんじんハニーマスタード、れんこんのカレーマヨきんぴら、えのきのタイ風サラダ、セロリとたこの酢みそ和え、じゃがいものたらこマヨネーズ、ピーマンとツナの塩昆布和え
いろいろありますが、どれも美味しそうです。
3. 取説掲載レシピ数と自動メニュー数
NE-BS2700/NE-CBS277 | NE-BS2600 | |
取説掲載レシピ数 | 333 | 452 |
自動メニュー数 | 292 | 396 |
NE-BS2700/NE-CBS2700の方が取説レシピ数や自動メニュー数が少なくなっていますが、実用上は十分だと思います。
4.グリル皿
付属品としてついてくるグリル皿に違いがあります。
NE-BS2700/NE-CBS277 | NE-BS2600 | |
グリル皿 | ビストロスピードグリル皿 | チタンコートグリル皿 |
NE-BS2700/NE-CBS2700はグリル皿はチタンコートグリル皿ではなく通常のビストロスピードグリル皿です。
ヒーターの最高温度が従来の490°Cから535°Cにアップしたことでグルル皿はチタンコートグリル皿を使う必要がなくなったのかもしれません。
お得に買うならどちら?
NE-BS2700/NE-CBS2700はNE-BE2600に比べてもスペックではさほど大きな差はありませんでした。
しかしグリル機能を使う「凍ったままグリル」コースでは火力を上げたことで肉や魚などの単品に野菜を加えて調理にも対応できました。
このコースをよく使う方はNE-BS2700は魅力的ですね。10年ほどは使えるので後で後悔しないように思い切って買ってしまうのもいいでしょう。
この機能をあまり使うことがないと思われるのであれば、NE-BS2700、NE-CBS2700、NE-BS2600の内から価格の安いものを選ぶのがよいかと思います。
通販情報
NE-BS2700/NE-CNS2700/NE-BS2600の通販情報です。楽天、アマゾン、ヤフーショッピングの販売ページにジャンプします。
NE-BS2700
NE-CBS2700
NE-BS2600