HDDを破棄するためプラッタを取り出してみた~トルクスドライバーは必須

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HDDを破棄するため、データを記録していルプラッタという丸い円盤を取り出してみた。

個人情報などを抜き取る業者がいるそうなので念のためです。

3.5インチ、2インチと10数台あるHDDをバラしてはプラッタを取り出します。

今回は日立の3.5インチ2TのHDDのプラッタを取り出してみました。

HDDの分解に必要なのはトルクス

HDDを分解するのに必要な道具はトルクスです。トルクスは商品名なので、ISOではヘクスローブといいます。普通はトルクスでいいですね。

HDDはトルクスねじが多く使われています。新しいものはほぼトルクスネジです。

プラスやマイナスねじと違って、トルクスねじのサイズとトルクスドタイバーはぴったり同じでないとうまく回せないのが、ちょっと面倒です。

また、使われるトルクスねじは、だいたい同じサイズではありますが、HDDメーカーにより異なる場合もあります。

何種類かのトルクスドライバーを用意していく必要がありますが、大体は3.5インチならT6、T8、2インチではT4、T5、T6、T9などが必要でした。

やはり、トルクスを用意するならセットになっているものが良いと思います。

グリップの細いトルクスドライバーセット(グリップとトルクスが一体のもの)は、すでに持っていましたが、グリップが細すぎて力がはいりませんでした。

この様なことから、かなり強い力で締め付けてあるトルクスねじを緩めるためには、グリップの部分は太くて力を入れやすいものを選ぶのがポイントです。

今回はHDD分解用として下記のようなセットを新たに使いました。トルクス以外にもいろいろはいっています。トルクスはT3~T20まで入っているので、困ることはないでしょう。

下の写真にある通り、左にあるのがグリップで、この先端に右にあるトルクスなどのビットを差し込んで使います。

グリップは、程よい太さでラバーのような感触です、すでに持っていたトルクスドライバーでは緩まなかったネジも、しっかり緩みました。

ビットの種類です。

フタを開けるとビットが立ち上がって取りやすくなります。バラバラんいしてしまうとビットを探すのが大変になるので常に正しい位置に格納します。

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今回分解する日立3.5インチ2T HDD

外付けのHDDに入っていた3.5インチです。数センチぐらいの高さからガタンと落ちたら、全く動かなくなってしまいました。

T8のトルクスビットを装着してネジを回します。

下の写真は、フタをあけたところです。ネジはシールが貼られて見えないこともあるのでよくチェックします。

CDのようなのがプラッタです。これを取り去ってしまえば安心して破棄できます。

取り去ったプラッタは適当に破壊すればいいのいいですが、ガラス製のプラッタはガラスの飛び散りに気をつけないと後片付けが大変だそうです。

まだ、実際にプラッタを破壊したことはないのでわかりませんが、気をつけたほうが良さそうですね。ガラスかどうかは見分け分け方を知らないので破壊するのは袋に入れてやろうと思います。

スピンドルモーター部にあるプラッタ押さえも外します。ここではT6のビットを使いました。

磁気ヘッドがついているアームやアクチュエーターも外したところです。

アクチュエーターには強力なネオジム磁石が使われているので、バラすときは気をつけましょう。

ネジを外し、ラジペンやペンチで挟んで取り去りました。

プラッタを取り除いたら、ネオジム磁石は元の場所に戻しておきました。

取り外したプラッタです。3枚入っていました。表面は非常になめらかで鏡のようです。

プラッタを外すのに、アームがどうしても邪魔になります。

そのためアクチュエーターを外さなくてはならず、結局完全に分解することになりました。反対面の基板も外しました。

すでに何台か分解していますが、アームはどれも外さないとプラッタは外れませんでした。

廃棄方法は?

私のところでは「燃えないゴミ」で廃棄できます。どこも同じだとは思いますが、不安であれば市役所などに確認ししてください。

パソコンと共に廃棄するなら、パソコン無料廃棄業者を探してみると良いでしょう。

は1回に1箱までですがPCと同梱可能です。古いノートPCなどがあれば利用できます。

まとめ

●HDDはプラッタを外してから廃棄するのが安全

●分解するためにはトルクスドライバーが必要

●使用されているトルクスねじは何種類かあるので、トルクスビットがセットになったものを用意したほうが良い

●すでに数台分解したが、トルクスは6Tと8Tは必須

●ネオジム磁石は非常に強力なので取り扱いは注意

●廃棄するときは、自治体にもよるが、「燃えないごみ」で出せる

●プラッタを破壊するときは、ガラス製には気をつける(外観からはガラス製かどうかはわかりにくいので、袋にいれて上からハンマーで叩いて、砕けるかどうかでわかります)

以上,HDD廃棄のために、わたしがやっているプラッタの抜き取り方法でした。

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