衛生的なスチーム式加湿器は健康面を重視する方に根強い人気があります。スチーム式加湿器には大きく分けて2種類のタイプがあります。
一つは電気ポットと同様にタンク内の水を一気に沸騰させるタイプ、もう一つは、少量の必要量だけを沸騰させるタイプです。
ここでは、この2つのタイプのメリットとデメリットをお伝えします。購入時の参考にしてください。
スチーム方式(加熱式)2種類のタイプ
全部一度に沸かすタイプ
タンク内の水を一気に沸かすタイプ。電気ポット、ヤカンのイメージです。象印の加湿器がこのタイプになります。他にも何社からこのタイプが発売されています。
必要量だけ沸かすタイプ
必要とする量だけを沸騰させるタイプ。三菱の加湿器がこのタイプです。こちらも他社から発売されています。
2つのタイプのメリットとデメリット
メリット
全部一度に沸かすタイプ
- シンプルな構造でお手入れが簡単
- 沸騰させるので衛生的
必要量だけ沸かすタイプ
- 加湿するまでの時間が短い
- 沸騰させるので衛生的
デメリット
全部一度に沸かすタイプ
- タンク内に大量の熱湯がある
- タンクの底にスケール(水に含まれるミネラル)がh次第に溜まる
- 沸騰音がする
- 電気代が他の方式に比べ高い
必要量だけ沸かすタイプ
- 水タンク以外に蒸発部が必要で構造がやや複雑
- 蒸発部についたスケールの清掃をこまめにするがある必要
- 清掃箇所がタイプ1に比べて多くある
- 電気代が他の方式に比べ高い
メリット、デメリットのまとめ
選び方は大雑把に以下の様に考えらばいいかと思います。
全部一度に沸かすタイプを選ぶと良い人は
- とにかくマメに掃除をする時間がない方、あるいはマメに掃除したくない方になります。2~3か月に一度クエン酸洗浄をするだけで済みます。電気ポットのクエン酸洗浄と同じです。
- 電気ポットなどを抵抗なく使っている方
必要量だけ沸かすタイプを選ぶといい人は
- スチームが速く出て加湿できる方がいい方。
- お手入れがマメにできる人。清掃は部品を手で一つ一つ掃除します。
- 大量の熱湯が危険だと感じる方(電気ポットなどを使わない方)
おすすめスチーム式加湿器
全部一度に沸かすタイプ
象印マホービンEE-RN50
スチーム式加湿器の代表選手です。大型の電気ポットのように見えます。沸騰した蒸気は約65°Cまで冷ましてから蒸気口から出ます。水タンクと一体型で面倒なフィルターもなくお手入れは簡単。水は上から給水するので楽です。Wセンサーで湿度も3段階の自動コントロール可能です。その他湿度モニター、沸騰音を軽減するセーブモード、切りタイマー、チャイルドロック、ふた開閉ロック、転倒湯漏れ防止構造など安全対策もしっかりしているので安心です。
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山善KSF-L30
山善のスチーム式加湿器です。水タンクが丸ごと洗えるます。上部から給水できます。お部屋の状態に合わせて「強」「中」「弱」の3段階から加湿量を調節できます。
また設定した湿度を自動的に保つ自動運転機能も搭載(50%、60%、70%の3段階設定)。
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山善KSF-K281
上部給水のので給水が簡単。湿度調整は3段階です。自動湿度コントロールはありません。
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必要量だけ沸かすタイプ
三菱重工 roomist スチームファン
蒸気吹き出し口温度は空気と混ざり55°C以下で安心。スイッチを入れて1分で加湿回差hされます。Wセンサー+インバーターで部屋の湿度を適度に保ちます。チャイルドロックでイタズラの防止ができるので小さなお子さんがいても大丈夫。
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アイリスオーヤマ 加熱式加湿器SHM-260D
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ナカトミFH-12
4.6Lx2個の大容量タンクで病院や介護施設、学校、企業などの人が多く集まる場所に最適です。湿度設定機能で自動運転ができます。
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さいごに
スチーム式にも2種類のタイプがあります。お手入れが面戸な方は、一度に全部沸かしてしまうタイプ、大量のお湯が危険だと思う方は必要量だけ沸かすタイプという選択になりますが、共通しているのはクリーンな加湿ができることです。赤ちゃんやお年寄りのいるご家庭には最適ですね。設置するときは子供の手の届かない場所を選部必要があります。