ビストロ NT-D700とアラジン グラアイトトースターの違いやおすすな選び方をお伝えします。
どちらもトーストは2枚までの小家族向きのオーブントースターです
パンを上手にあたためたりトーストできるのは、機能やヒーターなどを比べるとビストロ NT-D700に軍配が上がります。
ビストロ NT-D700の価格はグラファイトトースターの2倍以上します。その分だけ性能や機能にコストをかけれることができるので当たり前かもしれませんね。
違いの詳細は本文で説明しますが、おすすめな選び方として、以下の様に考えてみてはいかがでしょうか。
ビストロ NT-D700がおすすめな方(今までのトースターでは満足できない、できるだけ美味しいトーストが食べたい)
- コストをかけてでも、トースト・パンのあたためが美味しくできるのが良い
- アレンジトーストなど自動メニューでいろいろと調理したい
グラファイトトースターがすすめな方(今までのトースターでも満足できたが、あまりコストをかけずに、より美味しいトーストがたべてみたい)
- コストをあまりかけないで、トースト・パンのあたためが美味しくしたい
- シンプルな機能で、温度とタイマーの設定さえあればよい
ビストロ NT-D700とグラファイトトースターの違い~比較表
項目 | NT-D700 | グラファイトトースター |
---|---|---|
ヒーター | 遠近トリプルヒータ | グラファイトヒータ |
上側2本
|
上側
|
|
下側
|
下側
|
|
消費電力 | 1300W | 1250W |
本体寸法 | W341xD328xH269 | W350xD295xH235 |
庫内寸法 | W260xD250xH95 | W310xD235xH87 |
温度調整 | 120~260℃ | 100~280℃ |
タイマー | デジタル(30秒~25分) | 15分 |
自動メニュー | 15種類 | なし |
付属品 | 受け皿/もち網き網 | 受け皿/コンセプトブック |
以下では、多いな違いであるヒーターと自動メニューについて説明します。
ヒーターの違い
パンを焼く時の一番重要な部品はヒーターです。
ヒーターは次の2点が大事
① ヒーター火力と発熱速度:火力が強く短時間で焼き上げたり、あたためたりすることで、パンがパサパサになることを防ぎます。
② 赤外線の浸透力:パンの内部まで赤外線が到達すれば、内部もしっかりとあたためられます。
ビストロ NT-D700とグラファイトトースターのヒーターを比べてみます。火力(消費電力)以外は比較のための一般的な数値です。メーカーのスペックに記載されている値ではないのでご注意ください)
NT-D700 | グラファイトトースター | |
---|---|---|
火力と発熱速度
立ち上がり速度は一般的な値を推定値として表示、スペックではありません) |
火力:1300W
発熱速度(推定値) 遠赤外線ヒーター:5秒程度 近赤外線ヒーター:2秒程度 |
火力:1250W
発熱速度(推定値) グラファイトヒーター:0.2秒 石英管ヒーター:40秒程度 |
浸透力(一般的な値を推定値として表示、スペックではありません) | 浸透力(推定値)
遠赤外線ヒーター:0.1mm程度 近赤外線ヒーター:数ミリ |
浸透力(推定値)
グラファイトヒーター:0.1mm程度
|
NT-D700のヒーター
遠赤外線ヒーターと近赤外線ヒータをうまく組み合わせ、外はカリッと中もアツアツで焼き上げるようプログラムされています。
下図はから抜粋してきました。
この図から、いかにNT-D700がパンを上手においしく焼けるのかがお分かりいただけると思います。
遠赤外線と近赤外線の両方を使用し、とても効率よく加熱できます。
また、遠近赤外線ヒーターを適度にコントロールすることで食パンの状況に合わせ焼きあげるインテリジェント制御もあるため、おいしいトーストが焼きあがります。
コメント:
我が家にもNT-D700がありますが、トーストは今までのトースターの中で最高においしく焼けています。また、クロワッサンもこのトースターで焼くと別次元のおいしさにあたためてくれます。実感として非常によくできたトースターだと感じます。もともとコンパクトオーブンとして20年以上の実績があるシリーズの最新機ですから、おいしいのは当たり前かもしれません。
アラジングラファイトトースターのヒーター
アラジンの遠赤グラファイトヒーターを搭載したトースターで、特徴は遠赤グラファイトヒーターの熱が立ち上がる速さです。わずか0.2秒で最高になるのでパンの表面は即加熱され始めます。
グラファイトヒーターの高速な発熱で庫内を一気にあたため、庫内を均一な温度に保ちます。均一な温度でパンの表面を焼き上げるため焼きムラが少なくなります。
また、短時間で表面を焼くので内部の水分蒸発が少なくなります。
そのため内部がもちもち、外部はカリッとしたトーストが焼きあがります。
アラジングラファイトトースターは、温度設定ダイヤルとタイマーダイヤルで、温度と時間を設定しますが、NT-D700のようなインテリジェント制御器のはなく、サーモスタットで庫内温度を維持するだけです。
食パンの厚切り、冷凍の有無などに応じ、手動でタイマーと温度の設定が必要になります。その点、NT-D700ではオートメニューで最適なトーストが出来きます。
自動メニュー
価格の差といってしまえばそれまでですが、NT-D700には15種類の自動メニューがあり、だれでも失敗が少なくトーストやアレンジトーストが出来ます。
朝の忙しい時間にトースターに張り付く必要がないのは便利です。
残念ながらグラファイトトースターには自動メニューはないので、すべてマニュアルで調整しなくてはなりません。
いつもの慣れたものであれば、問題はありませんがアレンジトーストなどは付きっきりにあるかもしれませんね。
NT-D700自動メニューは次の通りです。前機種コンパクトオーブンでは10種類から5種類増加しています。
アレンジトースト(アボカドとトマトのピザトースト)
アレンジトースト(エッグトースト)
じっくり焼きいも
オートメニューは次の通りです。
- うすぎりトースト
- あつぎりトースト
- アレンジトースト
- 冷凍うすぎりトースト
- 冷凍あつぎりトースト
- そうざいパン
- フランスパン
- クロワッサン
- 冷凍クロワッサン
- チルドピザ
- 冷凍ピザ
- フライ温め
- パックもち
- 焼きいも
- じっくり焼きいも
まとめ
焼きあがりやパンのあたためなどでは近赤外線ヒーターやインテリジェント制御を搭載したパナソニックのNT-D700が有利です。
値段が倍も違うものを、そのまま比較するのは不公平ではありますが、今までのトーストに満足できなかった方にはビストロNT-700Dはおすすめできます。(実際に当ブログ管理人も使っていて満足しています)
ではNT-700Dはトースター部門で1位です。アラジンは3位、ちなみに2位はバルミューダでした。
また、今まで使っていたトースターでも大きな不満がなかったのであれば、グラファイトトースターで十分満足できると思います。
[itemlink post_id=”22230″] [itemlink post_id=”22322″] [itemlink post_id=”22323″]