LOGICOOLのトラックボールの調子が悪くなりました。保証期間中だったのでLOGICOOLに連絡して保証請求し新しいトラックボールが送ってもらえることになりました。
不調のトラックボールは廃棄するようにとの連絡でしたので、まだ代替のトラックボールは届いていませんが、廃棄する前に分解してどこがおかしくなったのか知りたくなりました。
分解といってもネジを外すだけなのでとても簡単です。
MX ERGOの分解
このトラックボールのネジは特殊で普通のドライバーでは外せません。ここがネックで分解をあきらめる方も多いのではと思います。
ちょっとピンボケですが下のような6角形のくぼみがあるネジです。分解できないようにしているのですが、これを回すドライバーは通販でも普通に売っています。
このネジを外すために必要なのはトルクスドライバーと呼ばれるものです。下の写真のトルクスドライバーのサイズはT6です。軸の長さは何でもいいですが、今回のは40mmでした。
アマゾンで3年前に購入したトルクスドライバーです。
アマゾンや楽天、ヤフーショッピングでも販売しています。私は当時セットで買いましたが、今回だけしか使わないのであればT6だけ購入してもいいでしょう。
分解するには下の写真にある通り黄色枠のネジをトルクスドライバーーで外すだけです。ボールはあらかじめハスしておきます。
フラットケーブルに気を付けて分解します。
ホイール部です。ネコ毛とわたゴミですごいことになっていました。
わたゴミと猫毛がホイールに絡みついていました。そろっと除去します。
ホイールの下にも埃があるのでホイールを回しながらチェック。
バッテリーです。
中国製のリチウムイオンバッテリーです。最近は中華製リチウムイオンバッテリーの事故を目にしますが大丈夫でしょうね。
容量が小さいのでそれほど心配しなくてもいいとは思いますが、あまり大きな衝撃を与えない方がよさそうです。
ネコ毛はこの子のです。
分解したままでスイッチをいれ、ホイールをまわしてスクロールが正常にできるのを確認しました。
ただ、しばらく使ってみないと本当に直ったかどうかわかりません。どこかの接触不良が一時的につながっているだけかもしれません。
感想など
シンプルな機構なのでホコリの問題がなければ長く使えると思いました。(今回の不調の原因がホコリなら)
ただし、今回の不調の原因がホコリであるのであればホイール部からのホコリ侵入は防ぎようがないです。
また1年半ぐらいでスクロールが不調になる可能性が高いです。
その時は、また自分で掃除をすれば直るかもしれません。
あと思ったのが、トルクスねじはやめてほしいということです。
保証期間が過ぎた後は、普通のねじなら簡単に内部掃除できて便利だと思うのですが。
最後に、保証期間前には分解しない方がいいです。今回はすでに保証が認められていたので分解しました。
以上、MX ERGOのホイール部の掃除でした。
追記 2020/1/31 スクロール順調
分解掃除してから6日経ちましたが、今のところスクロールは順調です。
まだ、油断できませんね。また、しばらくしたら経過を追記します。
なお、LOGICOOLから29日に届いた新品は動作確認して大丈夫でした。
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