加湿エアコン【おもに10畳】 加湿の消費電力と電気代、加湿能力一覧

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加湿エアコン【おもに10畳】 加湿の消費電力と電気代、加湿能力一覧です。

ダイキンとパナソニックの10畳用加湿エアコンの加湿能力と、加湿にかかる消費電力、電気代を比較しています。

更に、外気温の低下、湿度の低下によって加湿能力がどの程度低下するかについても触れています。

給水の必要がない加湿なので、手間いらずな点が人気です。

ダイキンの基本特許が切れ、これから多くのエアコンメーカーが参入して来るのではと期待しています。

加湿エアコン【おもに10畳】 加湿の消費電力と電気代、加湿能力一覧

メーカー シリーズ 形名 加湿能力
mL/h
消費電力
kWh
電気代
円/h
10 ダイキン うるさらX S283ATRS 620 0.91 28.2
10 ダイキン うるさらX AN283ARS 620 0.91 28.2
10 パナソニック エオリアLX CU-LX283D 610 0.86 26.7
10 パナソニック エオリアLX CS-363DLX 610 0.86 26.7
10 ダイキン うるさらmini S283ATMS 570 0.9 27.9
10 ダイキン うるさらmini AN283AMS 570 0.9 27.9

ダイキンもパナソニックも量販店向けと住宅設備向けで、形名を分けているので同じ仕様のものが2つづつ並んでいます。

ダイキンはS、パナソニックはCUで始まる機種が住宅設備向けです。それ以外は量販店向けです。

10畳の部屋に必要な加湿能力(外気温7℃、湿度86.6%)

10畳の部屋に必要な加湿能力は日本電機工業会規格「JEM1426」適用床面積表では次のようになっています。エアコンの加湿能力と合わせて一覧表にすると次のようになります。

・エアコンの加湿能力は外気温7℃、外気湿度86.6%、室温20℃の値です。

・10畳に必要な加湿能力は室温20℃、部屋の湿度60%の値です。

メーカー シリーズ 加湿能力
mL/h
10畳に必要な加湿能力
mL/h
ダイキン うるさらX 620 (木造和室/プレハブ洋室)

600/350

パナソニック エオリアLX 610
ダイキン うるさらmini 570

エアコンの加湿能力測定条件はダイキンもパナソニックも同じです。表よりプレハブ洋室は余裕を持って加湿できますが、木造和室はギリギリでうるさらminiは少し足りないことがわかります。

しかし、表のエアコンの加湿能力は外気温が7℃、湿度86.6%、室温20℃の時の値なので、外気温が下がったり、外気の湿度が下がったりすると、加湿能力は減少するので、場合によっては十分な加湿ができなきこともあります。

<ダイキン条件>

「加湿量を得るために、それぞれ記載の消費電力量が必要です。 外気温度-10℃以下、外気相対湿度が20%以下の場合は加湿運転できません。 外気相対湿度が20%低下すると加湿量は20%低下します。 加湿能力測定条件/外気温度7℃DB、6℃WB(JIS定格暖房能力測定条件)、室内温度20℃、ホース長4m、RXシリーズにおいて。」

<パナソニック条件>

加湿量は、屋外温度7℃DB、6℃WB(JIS定格暖房能力測定条件)、室内温度20℃、ホース長4m、風量「自動」の場合の加湿量です。(加湿量とは室内への導入水分量です)
外気相対湿度が20%低下すると加湿量は最大20%程度低下します。」

(参考)外気温度や湿度による加湿能力の低下は?

メーカーによれば、湿度が20%下がれば加湿能力も約20%下がると説明されています。このことから、空気中に含まれる水蒸気の量(絶対湿度)によって、加湿能力が変化することがわかります。

以下は、加湿能力が絶対湿度にある程度比例すると仮定した場合の加湿能力の計算例です(実際はリニアな関係ではないと思いますが)。

メーカーが公表しているものではなく、当ブログで勝手に仮定したものなので、誤っているかもしれません。

参考
加湿能力は外気温度7℃DB、6℃WB(JIS定格暖房能力測定条件)、室内温度20℃での値です。

空気中に含まれている水蒸気を吸着することで無給水加湿を行っているわけですが、空気中に含まれる水蒸気の量は外気温や湿度で異なってきます。

実際、真冬の外気温や湿度は、加湿能力測定条件とは異なり、より厳しいと思われます。 東京でも真冬は0℃近くまで気温は下がります。

また湿度も50%以下になることもあります。

湿度50%時の絶対湿度と各社エアコンの加湿能力 

外気温 絶対湿度 g/m3 能力の倍率 うるさらX LX うるさらmini
7 3.879 0.6 372 366 342
6 3.633 0.5 310 305 285
5 3.402 0.5 310 305 285
4 3.183 0.5 310 305 285
3 2.977 0.4 248 244 228
2 2.782 0.4 248 244 228
1 2.599 0.4 248 244 228

メーカーが公表している加湿能力は外気温度7℃DB、6℃WBで測定した値です。このときの湿度は86.6%、絶対湿度は6.721g/m3です。

上記表の値は湿度50%のときの各温度ごとの加湿能力です。 ここではエアコンの加湿能力が絶対湿度に比例すると仮定してして算出してみました(実際はリニアではないと思いますが)。

能力の倍率というのは、外気温度ごとの絶対湿度を86.6%時の絶対湿度で割った値です。

例えばダイキンのうるさらXは湿度50%で外気温7℃のときは372mL/h,外気温2℃では248mL/hと減少します。

湿度が50%では外気温7℃まではプレハブ洋室でも加湿できるますが、7℃を下回ると加湿能力が足りなくなるということです。

更に3℃まで下がると公表している加湿能力の40%しか加湿できなくなってしまいます。 このことから、外気温が7℃を下回る地域では、別途加湿器を用意して湿度の低下を防ぐのが良いと思われます。

以上の内容は、加湿能力が絶低湿度に比例したと勝手に当ブログで仮定したものなので、あくまでも参考程度にしてください。

価格の比較

10畳加湿エアコンの価格は、下記のリンクから確認できます。

飛び先は楽天、アマゾン、ヤフーショッピングです。

S283ATRS

AN283ARS

CU-LX283D

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CS-363DLX

S283ATMS

AN283AMS

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