TV音声をワイヤレスで飛ばしてヘッドホンやイヤホンで、あるいはオーディオシステムで聴きたいこともあります。そんなときに問題になるのが音ズレです。映像と音声がずれてしまうとみていてもストレスですね。
音声をワイヤレスで飛ばすならブルートゥースです。しかし、一般的なブルートゥースでは大きな遅延があるので音ズレがひどくて使えません。
そこで、低遅延を実現するaptx LLというコーデックを持ったブルートゥース送信機を探してみました。
低遅延コーデックのapxt LLというのは?
ブルトゥースは音声を無線で飛ばすときにデータを加工します。より高音質にあるいはより低遅延にと目的によってコーデックはは違ってきます。今回は音質もさることながら、一番の目的は遅延を少なくすることです。
そのような目的に作られたコーデックがapxt LLです。
ちなみに、よく使われるコーデックの遅延時間は次のようになっています。
一番下にあるLL aptXは40ms以下で他のコーデックに比べて速いことがわかります。aptXでも70msほどなのであまり遅延は気になりません。
apxt LLというのはブル―トゥースのコーデックの中で遅延が少ないものと覚えておけばよいと思います。
送信(Tx)モードでaptX LLをサポートしているブルートゥーストランスミッター レシーバー
探してみると多くのブルートゥーストランスミッターレシーバーがあります。この中から条件を満たすもので、かつお手頃価格のものをピックアップしてみました。写真をクリックするとアマゾンの販売ページに飛べるので、詳細はそちらで確認してください。なお、写真がないときは在庫がありません。
ブルートゥースは4以上にしました。今回はTV音声を低遅延で飛ばせるトランシーバーとしてピックアップしましたが、中にはレシーバーでも低遅延をサポートしているものもありました。
BT-B20は他からもロゴマークだけ違っているのがいくつかありましたが、同じなので省力しました。
1番と2番のTRONDがTX,RXともにaptX LLをサポートしています。また、wskyのBT-B19とBT-B20も同様にaptX LLをTX,RXでサポートしていますが、こちらは価格もちょっと高いですね。
音を出すスピーカーやオーディオシステムがブルートゥース対応でなければTX,RXともにaptX LLに対応した1番や2番を2台購入すればブルートゥース接続ができますね。
音量が小さすぎるとメッセージ音が出るので、人によってはぶちぶちきれると思ってしまう人もいるようです。音量を大きくすれば治るそうです。
個人的には1番のTRONDがよいと思いました。アマゾンのレビューも高評価です。また、メーカーサポートもとても良いとの評判です。なにかあった時に対応がよいと助かります。
amazoのTRONDのビューです。
ブルートゥースに対応していない液晶テレビの音声をブルートゥーススピーカーに受信する為に、発信機として使用するために購入しました。
製品のスイッチが少ないため、なかなか使い方が難しく(日本語の取説は製品には同封されておらず、到着前にメール(pdf)でもらえます。)
何度か接続などでうまくいかなく、サポートに正月2日朝にメールにて問い合わせた所昼前には返信がありました。その後も何度かメールにて問い合わせたのですが丁寧に使い方をご教授いただきました。安心して使用できます。
最初はノイズや途切れがあったのですが、メーカーに問い合わせたところ丁寧に教えていただき改善しました。
サポートは良い感じですね。こういうサポートのいいところから購入するとストレスが少なくていいですね。
まとめ
TVの音声を遅延させずに無線で飛ばすのによさそうなブルートゥース トランスミッター&レシーバーをご紹介しました。
いうまでもなく、受信側もaptX LLに対応したスピーカーやヘッドフォンが必要です。
TV音声の伝送なのであまり高価で高機能なものは必要ありません。2~3千え円あたりのものがおすすめです。特に1番は受信もaptX LLに対応していて、価格もそれほど高くないので検討してもよいと思います。