従来の気化式加湿器は加湿能力が低く広い部屋の加湿には向いていませんでした。
そこで、温風を使用することで加湿能力を上げたハイブリッド式(温風式加湿器)が登場しました。
今では、気化式加湿器といえばほとんどがハイブリッド式をさすほど普及しています。
その様な状況の中、パナソニックが温風を使わなくても加湿能力が高いヒーターレス加湿器が商品化しました。このヒーターレス気化式加湿器は電気代の安さなどから人気が高まりつつあります。
ここでは、気化式加湿器を購入するならヒーターレスがおすすめする理由をお伝えしています。
気化式加湿器はヒーターレスがおすすめなわけ
気化式加湿器の種類は2つ
気化式加湿器は気化フィルターに冷風(室温の風)を吹き付けるタイプと温風(ヒーターで温めた風)を吹き付けるタイプがあります。
後者はハイブリッド式と呼ばれるものです。ハイブリッド式でない気化式加湿器をヒーターレス気化式加湿機と呼ぶことのします。
気化式加湿器の種類は次の2種類に分けられます。
・ハイブリッド式(温風気化式)
・ヒーターレス気化式加湿器
ヒーターレスをおすすめする理由
ハイブリッド式が商品化された理由は、ヒータレス式では十分な加湿能力が得られなかったらです。ヒーターレス式でも十分な加湿力が得られれば、ハイブリッド式である必要はありません。
実際に商品化されて販売されている、パナソニックのヒーターレス気化式加湿器は、ヒーターレスであるにも関わらずハイブリッド並みの加湿能力を持っています。
電気代のかかるハイブリッド式(温風気化式)加湿器を買う必要はないといえます。
電気代がハイブリッドよりお得!
19畳・21畳タイプの各社気化式加湿器加湿能力と電気代の比較表です。
メーカー
型番 |
適用床面積 | 方式 | 最大加湿量 | 最大消費電力 | 電気代/時間 |
---|---|---|---|---|---|
パナソニック
FE-KXS07 |
19畳 | ヒーターレス | 700ml/h | 14W | 0.35円 |
シャープ
HV-J75 |
21畳 | ハイブリッド | 750ml/h | 335W | 9.1円 |
ダイニチ
HD-RX719 |
19畳 | ハイブリッド | 700mL/h | 290W | 7.8円 |
コロナ
UF-H7219R |
21畳 | ハイブリッド | 720mL/h | 345W | 9.3円 |
ヒーターレスのパナソニックの電気代が圧倒的に安く、他社の1/20以下の電気です。加湿能力はほとんど変わりません。
なお、ヒータレス気化式加湿器は最大64畳タイプあります。その場合でも電気代は1時間当たり0.87円です。
以上のことから、ヒーターレス気化式加湿器はお財布にいちばんやさしいことがわかります。
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