象印EE-DA50とパナソニックFE-KXS07の違い〜どう選ぶ?

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象印EE-DA50は水の沸騰による気化、パナソニックFE-KXS07は水の蒸発による気化で加湿する加湿器です。

 

 

水の沸騰にはヒーターを使うため電気代がかかります。一方の蒸発は自然に行われるので電気代はかかりません。

象印のEE-DA50は水を沸騰させるタイプなので電気代が高くなります。一方のパナソニックのFE-KXS07はヒーターレスなので電気代が安いです。

どちらも得手不得手があるので、選ぶときはその辺りをよく理解してから選ぶと良いとおいます。ここでは、象印EE-DA50とパナソニックFE-KXS07の違いと選び方についてお伝えします。

象印EE-DA50とパナソニックFE-KXS07の違い〜どう選ぶ?

気化方式の違い

象印EE-DA50とパナソニックのFE-KXS07の違いは冒頭でお伝えした通り、沸騰か蒸発かという点です。

沸騰タイプの象印EE-DA50は水タンクの水を最初に沸騰させます。沸騰させるためには電気ポットと同様にヒーターを使います。

蒸発タイプのパナソニックFE-KXS0は蒸発で気化させる方式なので、ヒーターはありません。しかし、蒸発によって湿った空気が蒸発面近くに溜まってくると局所的に湿度が上がり蒸発しにくくなります。

そこで、パナソニックではDCモーターファンを採用し強力な風を蒸発面に吹き付け湿った空気を吹き飛ばし、蒸発しやすいように工夫しています。

DCモーターファンの電気代が発生しますが、ヒーターの消費電力に比べればほとんど無視できるほど小さな物です。

次に電気代について比較して見ます。

電気代の違い

象印EE-DA50の消費電力と電気代

  • 最大消費電力:985W
  • 加湿時最大消費電力:410W

最初は985Wで約35分で水を沸騰させます。その後は410Wで加湿運転します。

自動運転では「ひかえめ」「標準」「しっかり」の3種類が設定できます。それぞれの体感湿度は40%、50%、60%で、それらをキープしながら410Wの間欠運転します。

連続運転時は「弱」「中」「強」の3種類が設定でき、加湿量は115、230、480mL/hになるように410Wの間欠運転になります。

電気代のめやす

  • 最初の沸騰時では985Wで約35分、約15.5円です。
  • 加湿時では、連続運転も自動運転も最大で約11.1円/hです。

気密性が良い部屋では自動運転にしておくと電気代は低く抑えられ経済的な運転ができます。しかし、気密性のよくない部屋では加湿しても空気の入れ替わりがある為、湿度が上がらず加湿器はフル稼働になり電気代も上がってしまいます。

パナソニックFE-KXS07の消費電力と電気代

運転モード 消費電力(W) 電気代(円/時間)
お急ぎ 19 約0.52
14 約0.38
8 約0.22
5.5 約0.15
静か 5 約0.11

「強」で24時間30日連続で使用しても約274円/月です。パナソニックのFE-KXS07はヒーターレスにすることで電気代を最小限に抑えています。

シーズン中は運転しっぱなしで使っても電気代はほとんど気にならないレベルです。エアコンと一緒に使用しても電気代が気になりません。

エアコンで室温が上がると湿度が下がりますが、FE-KXS07の自動運転モードにして同時に使用すれば部屋の湿度を快適に保つことができます。

寝室でエアコンと加湿器をつけて寝るときも、結露を防ぐためにFE-KXS07を自動運転モードにしておくと良いでしょう。それでも窓などが冷えてくると結露をすることもありますので、窓はしっかりと断熱対策を取っておく必要があります。

ただ、エアコンを止め部屋の温度が下がると共に湿度は上がってきます。加湿器ですでに水蒸気が大量に空気に含まれているので、室温が下がると結露が起きる可能性もあります。エアコンを止めたら加湿器も一緒に止めめ、できれば部屋のドアを開けて空気も入れ替えるとなおいいです。

象印EE-DA50とパナソニックFE-KXS07〜どう選ぶ?

●部屋の温度が低くてもしっかり加湿する象印EE-DA50

象印EE-DA50は沸騰タイプなので加湿は部屋の温度の影響をうけることがありません。強いて言えば沸騰させる前の水温が低いと沸騰までの時間がかかる程度です。

ヒーターレスのFE-KXS07は部屋の温度が低いと加湿能力が落ちてしまいます。寒い部屋での使用は効率面でよくありません。

●エアコンを入れながら加湿をするならパナソニックFE-KXS07

電気代の安いパナソニックであれば、エアコンと一緒に使っても電気代はあまり気にならないです。

象印EE-DA50は基本電気ポットなので電気代がかかります。電気代がエアコンと加湿器で跳ね上がってしまいます。電気代は気にしないのであれば、もちろんエアコンと象印でも大丈腕す。

●お手入れの必要がほとんどないのは象印EE-DA50

電気ポットと同様のお手入れで済みます。シーズン中1〜2回、タンク底に付着するカルキをクエン酸洗浄する程度です。

FE-KXS07では毎月プレフィルターやトレーの汚れをとる必要があります。ここを怠るとニオイが出ることがあるのでしっかり洗ったほうがいいでしょう。

●加湿中に部屋の温度を下げたくないなら象印象印EE-DA50

沸騰タイプなので出てくる水蒸気の温度は約65度Cと比較的高温なので部屋を冷やすことはなく、むしろ暖めます。

FE-KXS07は蒸発タイプなので気化熱を部屋の空気から奪います。そのため部屋の温度は僅かながら下がります。

●火傷の心配のないパンソニックFE-KXS07

ヒーターを使わないので火傷の心配は全くありません。象印象印EE-DA50は沸騰タイプなので転倒させたり水蒸気出口を触るとで火傷の危険性があります。

まとめ

エアコンと同時に使って乾燥を防ぐのが一番の目的ならパナソニックパンソニックFE-KXS07がおすすめです。

象印EE-DA50はお掃除などの手間をできるだけ省きたい、毎回のように水を煮沸するので衛生面的な加湿ができる加湿器が欲しいという方におすすめです。

いろいろな要求を全て満たす加湿器は存在しませんので、最も望んでいる要望を満足できる加湿器を選べば良いとおもいます。

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