コロナSL-5119とトヨトミKR-47Aの違い~ニオイが少ないのは?

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ここでは対流型石油ストーブ コロナSL-5119とトヨトミKR-47Aの違いをお伝えします。コロナSL-5119の暖房出力は5.14kW、トヨトミKR-47Aの暖房出力は4.7kWと近いのでどちらにしようか悩みそうです。暖房能力はコロナが大きいですが、トヨトミはニオイ対策としてのダブルクリーン機能が特徴ですね。

*SL-5119の入手は困難です。購入するなら同等のSL-5121になります。

コロナSL-5119

トヨトミKR-47A(B)

トヨトミKR-47A(C)

 

コロナSL-5119とトヨトミKR-47Aの違い

適用床面積

適用床面積はほぼ同じと考えてよさそうです。

コロナSL-5119 トヨトミKR-47A
木造:13畳

コンクリート:18畳

木造:12畳

コンクリート:17畳

暖房出力

コロナの方が暖房出力は大きいです。トヨトミは暖房出力が最大と最小が記載されています。トヨトミは最大火力の80%まで火力を絞ることができるということですね。

コロナもある程度の調整はできますが、炎の長さが1~3cmの範囲での調整になります。

コロナSL-5119 トヨトミKR-47A
5.14kW 4.7kW~3.76kW

コロナSL-5119の炎調整

下図の真ん中の状態にするようにとなっています。すなわち炎の長さが1~3cmの範囲で調整できることになります。

 

トヨトミKR-47Aの炎調整

下図を見ると最大と最小の状態が明記されています。調整範囲はコロナより広い感じです。

消臭対策

消臭対策についてはコロナは特にありませんが、トヨトミは燃焼時には「ダブルクリーン」で、消火時には「ニオイセーブ消火」の2つの機能が搭載されています。燃焼時は通常はあまり臭いませんが、消火時は消臭対策がないと臭います。

また、火力調整したときも消臭対策がないコロナでは芯を下げすぎて火力を弱めた時には臭うことがあります。

これに対してトヨトミではダブルクリーン機能があるので、芯を下げたときでもニオイが出にくくなっています。

トヨトミのダブルクリーンのおかげで暖房出力範囲が広くなっているのだと思います。

コロナSL-5119 トヨトミKR-47A
燃焼の時 なし ダブルクリーン
消火の時 なし ニオイセーブ消火

燃焼時速時間

トヨトミの方がタンクが大きいことと、燃料消費量が少ないので燃焼時間が長くなっています。さらに最小出力にすれば約19時間もの燃焼時間になります。

コロナSL-5119 トヨトミKR-47A
約12時間 約15時間

タンク容量

コロナSL-5119 トヨトミKR-47A
6.0L 7.0L

サイズ・質量

トヨトミの方がサイズ・質量ともに大きくなっています。質量はともに大きいですが頻繁に移動するわけではないので問題はないと思います。

コロナSL-5119 トヨトミKR-47A
H553xW460xD460mm

9.9kg

HH560.5xW474xD474mm

約12kg

ニオイが少ないのはどっち?

上の消臭対策でお伝えした通り、トヨトミKR-47Aは燃焼時は「ダブルクリーン」、消臭時は「ニオイセーブ」の2つの消臭機能を搭載しています。

消臭機能を搭載していないコロナSL-5119より、消臭機能を搭載したトヨトミのほうが、ニオイは低減されると思います。

ニオイが気になる方はトヨトミを選んでおくと間違えないと思います。

SL-5119は入手困難のためSL-5121を紹介しています。

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