PCシステムが入っているSSDのまるごとコピーをやってみた!ハマったとこは?

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Windows10のシステムは120GのSSDに入っています。そのため新しいSSDにまるごとコピーするには使用中のシステムディスクもコピーできるソフトが必要です。

W10以前は、そのようなソフトでクローンディスクを作っていました。今回はバックアップではなくSSDの換装なので、PCなしでもまるごとコピーができるデュプリケーターを購入して使ってみました。

クローンディスクは簡単にできましたが、容量は前のままで未割り当て領域が増えただけです。この未割当領域をシステム領域にくっつけ拡張するのには、フリーのパーテション操作ソフトが必要でした。簡単に終わると思っていたのに少しハマってしまいました。

SSDの容量アップ

現在使用中のSSDは120Gと容量が少なめです。システムドライブの容量をできるだけ増やさにようにファイルのデフォルトの格納場所をCドライブ以外に設定しています。

それでもじわじわと使用量が増加してきます。そこで、SSDの寿命も考えて2倍の容量のSSDに換装しました。

デュプリケーター

こんな小箱に入っていました。

SSDです。上が240G、下が120Gです。

スロットを間違えないようにしてSSDを差し込み、クローンを開始すればOKです。120Gで約7分でコピーできました。なお、3.5インチにも対応しています。

操作は特に難しいことはありませんので、取説に従ってやれば失敗することはないと思います。

エラースキップ機能が搭載されているのですが、不良セクターはなかったようでエラーのLED表示されませんでした。

結果的には標準モデルでも良かったのかもしれませんが、万が一エラーが有った場合を考えてのことだったので、こちらのモデルで良かったと思います。

デュプリケーターとして使う際は、コピー先の容量がコピー元より大きいサイズでないといけないことです。

基本は元のデバイスより容量の大きいデバイスにクローンすることです。今回は120Gから240Gと倍の大きさのデバイスにクローンしました。

このデュプリケーターは外付けのHDDやSSDとしても機能するのでデータバックアップする際にも便利そうです。説明書によると最大12T x 2台、24Tの外付けHDDになります(*)

*アマゾンの販売ページには”16TBのHDDを最大2台装着して大容量の2BAY外付型ハードディスクとしてもご使用いただけます。”と説明されていましたが、説明書には12TBと書かれています。さらに、ロジテックの販売ページでは16TBとなっています。どれが正解なのかわかりませんね。いずれにせよ大量の写真や動画の保存に使えます!

クローンのSSDの容量は元のままで増えていない!

クローンは直ぐにできましたが、肝心の容量は元のままです。次のステップとして新しいSSDのパーテーションを操作して容量を増やす作業になります。

ここは予定外でした。面倒でも以下の作業をしないと容量が増えません。

W10の標準機能はシステムディスクをクローンした場合、回復エリアが拡張したいエリアの右隣にあるため拡張ができません。最初から回復エリアを削除してクローンすればよいのでしょうが、できるだけ元のままがいいです。

そこで、この回復エリアを一番右端にずらし、未割り当てエリアを、容量を拡張したいエリアの右隣に持ってくることが必要になります。

この操作はW10の標準機能ではできないので、フリーのツールソフトなどを使うことになります。

デュプリケーターがあるのでツール操作を失敗しても、再度クローンすれば大丈夫ですが、誤って他のドライブだけは操作しないように注意しましょう。

パーテーション操作ツールで容量を増加

パーテーションの移動と結合は、いくつかのフリーのツールがあるのでそれをインストールして行います。

今回はAOMEI Partition Assistant Standardを使ってみましたが、他にもEaseUS Partition MasterやMiniTool Partition Wizardなどが色々あります。

パーテションを移動、結合できるものであれば大丈夫です。これらのソフトを使えばデュプリケーターを使わなくともクローンできますが、SSDの換装をする場合はデュプリケーターのほうが手っ取り早くて便利だと思います。

ツールの説明は省力しますが、パーテーションを移動してパーテーションを結合し、無事容量アップすることができました。

ロジテックのデュプリケーターは今後外付けHDDベイとして使用したいと考えています。

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