シャープのネイチャーウィングを搭載した扇風機の最上位モデルPJ-N3DGとPJ-N3DSは、どちらも自然な柔らかい風が特徴です。
PJ-N3DGはトリプル・ネイチャーウィングで7羽で21枚羽相当のなめらかな風を作ります。
また、PJ-N3DSはネイチャーウィングで7枚羽で14枚相当のなめらかな風を作り出します。
PJ-N3DGとPJ-N3DSの違い一覧
違いは下の表のとおりです。
大きな違いはウィング形状と温度センサーの有無です。
| PJ-N3DG | PJ-N3DS | |
| ウィング形状 | トリフル・ネイチャーウィング | ネイチャーウィング |
| 温度センサーによる風コントロール | あり | なし |
| 室温表示機能 | あり | なし |
| 風量調整 | 33段階[32＋パワフルモード] | 32段階 |
| 消費電力 | 26W（最小2.7W） | 20W（最小2.7W） |
| プラズマクラスター | プラズマクラスター7000 適用床面積目安12畳 |
プラズマクラスター7000 適用床面積目安10畳 |
| 以下の項目は共通です | ||
| タイマー入/切 | 1〜9h（1時間単位）（同時設定可） | |
| 首振り | 上約50度/下約21度（手動）、左右約50/70/90度（自動） | |
| 外形寸法 | W370×D370×H845〜1,110mm／コード長さ約1.8m | |
| 質量（付属品は除く） | 約6.0kg | |
トリプル・ネイチャーウィングとネイチャーウィングの違いは？
トリプル・ネイチャーウィングは三重の軌跡を、ネイチャーウィングは二重の軌跡を軌跡を描きます。
同じ七枚羽の扇風機であっても、トリプル・ウィングでは三倍の21枚、ネイチャーウィングは2倍の14枚相当の羽を持つことになります。
羽の見かけ上の枚数が21枚あるいは14枚になることで、風のバサツキがなくなり、なめらかな風になります。
21枚と14枚では風のなめらかさは、21枚のほうがよりなめらかになるそうです。
トリプル・ネイチャーウィングのほうがなめらかな風を作り出せると言えます。より優しい風がほしい場合はトリプル・ネイチャーウィングを検討するのが良いでしょう。
トリプル・ネイチャーウィング
アサギマダラ蝶やアゲハ蝶の羽の一部を応用し、一枚の羽が三重の軌跡を描く用に設計されています。
扇風機の羽は7枚あるので、3倍の21枚の羽があるように振る舞います。
下図より、A（二重）＋C（一重）＝三重
ネイチャーウィング
アサギマダラ蝶の羽のくびれを応用することで、1枚の羽が二重の軌跡を描きます。
下図Aで二重の軌跡を描きます。
扇風機には七枚の羽があるので、2倍の14枚のは音があるように振る舞います。
おすすめは？
PJ-N3DGやPJ-N3DSではおすすめはどちらでしょうか？
PJ-N3DGとPJ-N3DSの風の違いについては説明ページに書かれていません。
PJ-N3DGとPJ-N3DSで説明されているのは2015年モデルPJ-E3DGや2013年モデルPJ-C3DGのデータを使って「だるさ感」「手足の冷えすぎ」が改善されているということです。
PJ-E3DGの羽はPJ-N3DSと同じ14枚相当ですから、これをPJ-N3DG（21枚相当）で説明に使っていリということは、実質的にはPJ-N3DGとPJ-N3DSではあまり風の質に差がないと考えても良さそうです。
実感できるかどうかは別として、とにかくなめらかな風がほしいと場合はPJ-N3DGですが、そうでなければPJ-N3DSで良いのではないかと思います。
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