コロナ コアヒートとダイキン セラムヒート 電気代や暖かさなどの違いは?~おすすめな選び方

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コロナ コアヒート(左)とダイキン セラムヒート(右)は機能も性能もよく似ているので、どちらにしたら良いのか悩ましいですね。

そこで、今回は2022年発売のコロナのコアヒート(DH-1222R・AH-1222R・CH-1222R)とダイキンのセラムヒート(ERFT11ZS,CER11YS)を比較して見ることにしました。カッコ内は販売ルートにより型番やカラーなどを代えただけの中身は同じものです。

性能や機能はほぼ同じなので、選ぶときは良ければ下記を参考にしてみてください。

  1. 価格で選ぶ ⇒ コアヒート(2022年10月17日現在ではコアヒートが安い)
  2. 軽さで選ぶ ⇒ コアヒート(コアヒート:6.3kg、セラムヒート:8kg)
  3. 省エネで選ぶ ⇒ コアヒート(コアヒートゆらぎ運転:29%節約、ダイキンリズム運転:15%節約)
  4. 電源コードの長さで選ぶ ⇒ セラムヒート(セラムヒート:3m、コアヒート:2.4m)

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電気代の違い

ヒーターの消費電力はコアヒートが最大1150W、セラムヒートは1100Wとほぼ同じなので、津城運転では電気代はほぼ同じです。

しかし、コアヒートの「ゆらぎ運転」とセラムヒートの「リズムモード」を比べると、コアヒートのほうが省エネです。

詳しくは次の省エネ機能の項目でお伝えします。

省エネ機能は?

人感センサーによる省エネ運転

人がいないのを検知し、停止するまでの消費エネルギーを節約する機能です。

人がいないのに自動的に停止にならなければ最大6時間運転し続けて電気代が無駄になります。

無駄を防ぐために人感センサーにより自動停止は必要な機能です。

<コアヒートの省エネセンサー>

ゆらぎ運転との併用も可能です。

●首振り運転をしていないとき

人感センサーで人の存在が感知できなくなった時点から、10分以上経過すると80Wの微弱運転となり、さらに20分以上経過すると運転が停止されます。

電気代で見ると、仮に1kwで運転していたら停止までにかかる電気代は5.2円+0.83円=6.03円(目安電気料金31円/kwh)です。

●首振り運転をしているとき

首振り運転を1分間行う度に15秒間首振リ運転を停止し人の存在を検知します。

この一時停止を繰り返し、人がいない状態が検知され25分経過すると、自動首振りが停止され80Wの微弱運転に切り替わります。さらに20分以上経過すると運転が停止されます。

電気代で見ると、首振の電気代は少ないので無視して、仮に1kwで運転していたら停止までにかかる電気代は12.9円+0.83円=13.7円(目安電気料金31円/kwh)です。

少しややこしく見える省エネセンサー運転イメージは下図を見ると分かりやすいです。

<セラムヒートの人感センサーモード>

リズムモードなどとの併用も可能です。

●首振り運転をしていないとき

人感センサーで人の存在が感知できなくなると10分後から250Wにパワーを抑えた運転で待機し5分後に運転停止します。

●首振り運転をしているとき

首振り運転を2分30秒間行う度に20秒間首振リ運転を停止し、この間のみ人の存在を検知します。

この一時停止を繰り返し、人がいない状態が10分経過すると、自動首振りが停止さ250Wにパワーを抑えた運転に切り替わります。

パワーを抑えた運転が5分以上経過すると運転が停止されます。

電気代で見ると、首振り運転であるなしにかかわらず、仮に1kwで運転していたら停止までにかかる電気代は5.2円+0.65円=5.85円(目安電気料金31円/kwh)です。

少しややこしく見える人感センサーモードは下図を見ると分かりやすいです。

その他の省エネ運転

コアヒートには「ゆらぎ運転」、セラムヒトには「リズムモード」と「温度モード」があります。

セラムヒートのリズムモードは15%の省エネですが、コアヒートのゆらぎ運転は最小でも29%と効果は大きいです。

より省エネが良いのであれば「ゆらぎ運転」を搭載したコアヒートがオススメです。

<コアヒート>

ゆらぎ運転では、電気代が約29~39%節約できると説明されています。

最小と最大だけの見ると下記のとおりです。(2~10は略)

1(弱) H(強)
通常 330W 1150W
ゆらぎ 200W 820W
節電 29% 約4円 39% 約10.2円

<セラムヒート>

「リズムモード」は、不規則なリズムでパワーを約15%節約できます。コアヒートのゆらぎ運転に対応するモードです。

例えば1100Wで使用した場合

  • リズムモードON:約935Wh
  • リズムモードOFF:約1100Wh

となり、15%(約5.1円)の節電になります。コアヒートより節電効果は少ないです。

次に「温度モード」は、エアコンなどと併用して使う時、室温が22℃を超えるとパワーを抑えた運転をします。

この機能はコアヒートにはありませんが、手動でパワーを抑えればいいだけなので、あまり使うことはないと思います。

パワー調整ツマミによって節約する消費電力は以下のとおりです。

  • パワー調整ツマミ300~400W:約100W
  • パワー調整ツマミ500W以上:約200W

暖かさの違いは?

ヒーターはどちらもセラミックコートされたシーズヒーターを使用しています。

どちらも、セラミックコーティングで人体に吸収されやすい3~20ミクロンの遠赤外線を効率よく放射する点も同じです。

消費電力もヒーターも同様の仕様なので、暖かさもほぼ同様と考えて間違えありません。

商品ページにも、どちらの機種も1.8m先でも暖かいと説明しています。

<コアヒート>

1.8m先もあったいナコアヒートは、輻射熱で直接体を暖めます。

<セラムヒート>

こちらも、同様に1.8m以上先まで暖かいと説明されています。コアヒート同様に輻射熱で直接体を暖めます。

 

サイズ・重さ・電源コード長・パネルの違い

<コアヒート>

  • 高さ718×幅343×奥行293mm
  • 質量 6.3kg
  • 電源コードの長さ 2.4m

<セラムヒート>

  • 高さ663×幅342×奥行342mm
  • 質量 8.0kg
  • 電源コードの長さ 3.0m

可動範囲

  • 左右首振:コアヒートは左右3段階(30・50・70度)、セラムヒートは左右70度だけ
  • 上下首振:コアヒートは上向き32度、下向き5度、セラムヒートは上向き30度、下向きは不可

寝そべっているときなどは下向きがあると便利かもしれませんね。なお、どちらもタテヨコ設定できます。

<コアヒート>

<セラムヒート>

おすすめな選び方

  1. 価格で選ぶ ⇒ コアヒート(2022年10月16日現在ではコアヒートが安い)
  2. 軽さで選ぶ ⇒ コアヒート(コアヒート:6.3kg、セラムヒート:8kg)
  3. 省エネで選ぶ ⇒ コアヒート(コアヒートゆらぎ運転で29%節約、ダイキンリズム運転で15%節約)
  4. 電源コードの長さで選ぶ ⇒ セラムヒート(セラムヒート:3m、コアヒート:2.4m)

上記以外の電気代や暖かさ、省エネ、運転モードなどは似たりよったりなのであまり選択する際は考えなくても良いと思います。

どちらの製品も性能や機能は殆ど同じなので、価格で選ばれるのがよいと思います。

なお、置き場所をよくける場合は軽いコアヒートが便利です。

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