RX10M4を2018年5月18日に購入して10か月経過しました。予備として互換バッテリー2個とと充電器のセットを購入。互換バッテリーはRAVPowerのRP-PB056というものです。これらを使ってきて感じたことをまとめてみました。
互換バッテリーの性能
主に純正のNP-FW50を使って予備として2個の互換バッテリーをもって歩くスタイルです。長時間の撮影はあまりしないのでバッテリー切れになることはほとんどなく純正バッテリーの持ちの良さに満足しました。逆にあまり互換バッテリーの出番はありません。
ただ、充電忘れしたときには互換バッテリーで助かりました。普通に使っていて、特に困ったことはなく十分に使えました。
ただ2個の互換バッテリーのうち1個が突然充電できくなりました。1ヶ月ほど放置していたのですが、再度充電をしたら運よく充電できそれ以降問題はなくなりました。予備バッテリーなのであまり使わなかったのがいけなかったのかと思っています。
それ以来、ローテーションしながら純正品と互換性を平等に使うようにしています。今まではRX10M4はUSBから充電していたので、あまり予備バッテリーを使うことがなかったというのもあります。
特に問題なく使っていた互換バッテリーですが、純正バッテリーと比べどうなのかは調べたことがなかったので、100%充電してから70%までになる時間を計ってみました。
できるだけ条件を同じにするため、液晶モニターの明るさを「屋外晴天」にして表示させた状態でバッテリーの減り具合と時間を記録してみました。
参考までにワットモニターでバッテリーが100%の時の消費電力を調べると3.1Wでした。カメラの電源を落として充電中の消費電力も3.1Wでした。このことから充電はできないけどカメラは稼働できるということだと思います。
充電100%から70%になるまでの時間経過
充電率(%) | 純正品 経過時間(分) | 互換品 経過時間(分) |
---|---|---|
100 | 00 | 00 |
99 | 11 | 05 |
98 | 13 | 06 |
97 | 14 | 07 |
96 | 16 | 08 |
95 | 17 | 09 |
94 | 19 | 10 |
93 | 20 | 11 |
92 | 21 | 12 |
91 | 24 | 13 |
90 | 25 | 14 |
89 | 27 | 15 |
88 | 28 | 17 |
87 | 30 | 18 |
86 | 31 | 19 |
85 | 33 | 20 |
84 | 35 | 21 |
83 | 36 | 22 |
82 | 38 | 24 |
81 | 39 | 25 |
80 | 41 | 26 |
79 | 42 | 27 |
78 | 44 | 28 |
77 | 46 | 30 |
76 | 47 | 31 |
75 | 49 | 33 |
74 | 50 | 34 |
73 | 52 | 35 |
72 | 53 | 37 |
71 | 54 | 38 |
70 | 56 | 39 |
測定から純正品と互換品では70%まで低下する時間はだいぶ違っています。純正品では56分、互換品は39分で17分の差がありました。
純正バッテリーは高額ですが、それなりに品質も高いのだということがわかりました。また互換バッテリーは安いですが使用時間は短かく品質はあまりよくないようです。
ただ、予備として使うのであれば問題はないと思います。
互換機用充電器で純正バッテリーも充電できます
充電中の純正バッテリーです。
充電完了すると緑のLEDがついて完了を知らせてくれます。純正バッテリーでも問題なく充電完了しました。
バッテリーの外観
上が互換バッテリー、下は純正バッテリーです。容量は互換バッテリーが8.14Whで純正品は7.3Whで、表示で互換バッテリーが上ですが、インチキですね。今は売っていないようでs。
感想
互換バッテリーの品質は純正バッテリーに及ばす容量も表示より大分少ないことがわかりました。ただ10か月使った限りでは普通に使えていたことから、予備バッテリーとして十分役に立つと思います。
ただ、充電中のRX10M4は使うことができるので、外部バッテリーがあれば予備バッテリーがなくとも特に問題はありません。
その場合はUSBコードをつなぐので少し面倒です。予備バッテリ-があれば、USBケーブルがいらないのですっきりします。そういう意味でも予備バッテリーとしては十分でした。