除湿機 コロナCD-H18AとシャープCV-J180の違いは?

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ここでは除湿能力が18l/日のコロナCD-H18AとシャープCV-J180の違いをお伝えしています。どちらも除湿能力が18l/日の大きめの部屋に適した除湿機です。

(2021年6月6日追記):2021年現在シャープのこのクラスでは、2021年モデルCD-N180、2020年モデルCD-L180、2019年モデルCV-J180のモデルが販売されています。

しかし、中身はどれも同じものなので、以下の記事中のCV-J180は、CD-N180やCD-L180にも当てはまります。

コロナCD-H18AとシャープCV-J180の違い

外観

コロナCD-H18A

 

シャープCV-J180

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サイズ・本体重量

CD-H18A

  • 本体サイズ:W36.5×D20.2×H57cm
  • 本体重量(kg):12.5

CV-J180

  • サイズ: W35.9×D24.8×H66.5cm
  • 本体重量(kg):16.5

消費電力(50/60Hz)

CD-H18A

  • 除湿時:300/330W
  • 衣類乾燥時:600/630W(標準モードでヒーターの300Wが加わる)

CV-J180

  • 除湿時325/370W
  • 衣類乾燥時365/415W
  • 衣類消臭33W/33W

電気代のめやす(1時間あたり)(50/60Hz)(27円/kWh試算)

CD-H18A

  • 除湿時=8.1/8.9円
  • 衣類乾燥時=16.2/17.0円

CV-J180

  • 除湿時=8.8/10.0円
  • 衣類乾燥時=9.9/11.2円
  • 衣類消臭=0.89円/0.89円

衣類乾燥の運転モード

コロナCD-H18A(ヒーターは300W)

運転モード 運転内容
eco ヒーターを併用せず、湿度60%を保ちながら連続運転する節約運転
夜干 ヒーターを併用せず、風量を下げて連続で静音運転
標準 ヒーターを併用して速く乾かし、乾きを検知して自動停止(自動停止は回避することも可)
厚物 標準運転後に約2時間風向範囲を狭め運転し、乾燥したら自動停止する

シャープCV-J180

運転モード 運転内容
乾燥(自動)  省エネ運転で消費電力を抑える。最初の60分は強で乾燥し、その後は除湿と送風を繰り返しながら乾燥。湿度が55%になると自動停止。また、4時間たっても自動停止。
乾燥(弱) 風量「強」で12時間連続除湿
乾燥(強) 風量「強」で12時間連続除湿
消臭(弱) 風量「弱」12時間連続送風+プラズマクラスターイオン 「衣類消臭
消臭(強) 風量「強」12時間連続送風+プラズマクラスターイオン 「衣類消臭

コロナはヒーターと併用する運転モードが標準で

除湿運転

コロナCD-H18A

運転モード 運転内容
自動 設定湿度(50・55・60・65・70%)に自動で保つ。24時間で自動停止
冬モード 室温10°C以下の時、ヒーター併用して「除湿・強」で運転し除湿効果を高める。10°C以上ではヒーターでは併用しない「除湿・強」運転。24時間で自動停止。
部屋の湿度に関係なく、風速「強」で24時間除湿運転
部屋の湿度に関係なく、風速「弱」で24時間除湿運転
サーキュレーター標準H 24時間連続送風運転
サーキュレーター静音L 24時間風量を下げて連続送風運転

シャープCV-J180

運転モード 運転内容
風量「強」の連続運転で12時間除湿後停止
風量「弱」の連続運転 で静かに12時間除湿後停止
自動 自動で除湿をして、お部屋の湿度を適した湿度に保つ。12時間で自動停止。

4~20°C:60%

26~38°C:55%

コロナは設定湿度をキープする自動運転が無駄な除湿運転も防げて便利です。シャープも自動に設定されば室温によって60%あるいは55%の湿度をキープしながら運転してくれるので無駄な除湿運転を防ぐことができます。

さらに、室温が10°C以下ではヒーターを併用して除湿する「冬モード」を備えているため、冬の除湿効果低下が抑えることができます。ただし300Wのヒーターを使うので電気代は1時間当たり8.1円ほど上がります。(電気料金単価27円として)

自動停止するまでの時間も異なります。コロナは24時間運転すると自動で運転停止のところシャープは12時間で運転停止します。

なお、シャープは12時以上連続で運転したいときは自動停止を解除することができますので問題はありません。

除湿量と部屋の温度

コロナCD-H18Aの除湿量と部屋の温度関係

 

シャープCV-J180の除湿量と部屋の温度関係

上記の2つのグラフより、室温が10°Cではコロナが5Lよりちょっといいぐらい、シャープは5Lまで届きません。また、20°Cではコロナが15Lを少し下回ったあたり、シャープは10Lあたりです。

以上、グラフからはコロナの方が同じ室温なら除湿量が多くなっているのがわかります。コロナの方がフラフを見る限り室温に対する除湿能力はシャープ予知高いようです。

湿度の設定

コロナCD-H18A シャープCV-J180
50,55,60,65,70%のいづれかに設定 ●除湿運転「自動」で温度によって自動設定

4~20°C:60%

26~38°C:55%

●カビバリア運転で、湿度を検知しカビの生えにくい湿度に自動設定

コロナは好きな湿度に設定できる点がシャープに比べ便利です。ただ実用上は大差ないでしょう。

カビバリア運転(シャープのみ)

カビバリア運転とは次のような運転です(シャープ取説より)

湿度センサーでお部屋の湿度を見ながら、カビが生えにくい湿度にします。あわせて、プラズマクラスターイオンを広い範囲に届けます。

風量「強」の除湿運転、風量「強」の送風運転(プラズマクラスターイオン最大放出)を繰り返しながらカビの生えにくい湿度に保つ運転です。

プラズマクラスターを搭載していないコロナでも湿度を60%以下で設定しておくことでカビの発生は抑制できまます。

ルーバーの設定

コロナCD-H18A シャープCV-J180
左右ルーバー ●オートスイング

●お好み位置で止めることも可(左右ルーバーボタンを止めたい位置で押す。手動で無理やり動かすのは不可)

●スイング(ワイドとスポットの繰り返し)

●ワイド(スイングなし)

●スポット(スイングなし)

●お好み位置で止めることも可(左右スイングにして止めたい位置で左右スイングボタンを押す。手動で無理やり動かすのは不可)

上下ルーバー ●上吹き

●後吹き

●ワイド

●お好みの位置で止める

(ワイドスイング中に、お好みに位置で上下ルーバーボタンを押す。手動不可)

●広角

●上向き

●下向き

●お好みの位置で止める

(ワイドスイング中に、お好みに位置で上下スイングボタンを押す。手動不可)

どちらも上下左右ともにオートスイングができます。また好みの位置で固定することもできます。

タイマー

タイマー コロナCD-H18A シャープCV-J180
切りタイマー 1時間刻み9時間 1時間刻みで12時間
入りタイマー なし 1時間刻みで12時間

シャープは入り切りタイマーがあり1時間刻みで12時間まで設定できます。コロナは切りタイマーのみで1時間刻みで9時間まで設定できます。というわけで、入りタイマーが必要な場合はシャープが便利です。

フィルター

フィルター
 コロナCD-H18A ●防菌・防カビフィルター

●ウィルス抑制・除菌・脱臭10年フィルター

シャープCV-J180 ●ホコリブロックプレフィルター

どちらもエアフィルターはついています。コロナはさらにウィルス抑制・除菌・脱臭10年フィルターを踏査しているので空気清浄効果も期待できます。

シャープはフィルターではなくプラズマクラスター7000による空気清浄効果が期待できます。

脱臭

脱臭方法
 コロナCD-H18A ●ウィルス抑制・除菌・脱臭10年フィルター
シャープCV-J180 ●プラズマクラスター7000

脱臭はシャープはプラズマクラスターで、コロナはウィルス抑制・除菌・脱臭10年フィルターによって行います。

タンク容量

コロナCD-H18A:約4.5L

シャープCV-J180:約4.5L

どちらも排水量が約4.5Lで自動停止します。

チャイルドロック

シャープにはチャイルドロック機能がありますが、コロナにはついていません。子供のいたずらで困っている方はシャープの方が安全かもしれません。

臭い戻り対策

衣類乾燥( 自動) 運転から送風運転に自動的に切り換わり、プ
ラズマクラスターイオンの放出を続けて、衣類への臭い戻りを
抑制します。

これはシャープだけの機能です。

モニター明るさ調整

シャープではモニター表示の輝度を2段階で変更できます。また消灯することもできます。

プラズマクラスターイオン入り/切り

シャープだけの機能です。

おすすめはどちらか?

両社が公表している室温と除湿量のグラフから、同じ室温であればコロナの方が除湿能力が大きいことがわかります。

ここは除湿機として大事なポイントです。

また、ヒーター併用ができるコロナは温度が多少下がってもシャープより除湿能力は高いと思われます。

プラズマクラスターが搭載されているシャープも魅力ですが、特にプラズマクラスターにこだわらなければコロナがおすすめです。

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