反射型石油ストーブ継続燃焼時間の長い機種をまとめています。
継続燃焼時間が長いと、給油回数が少なくてすみます。
今回はコロナとトヨトミでまとめていますので、参考にしていただければと思います。
コロナ・トヨトミ 反射型石油ストーブの継続燃焼時間比較一覧表
・消費燃料、最小燃焼時間は暖房出力が最大時の値(取説より転載)です。
・最大燃焼時間は当ブログ計算による参考値です。メーカーは非公開なので問い合わせしないように願います。なお、燃焼効率は考慮していませんので、実際はこれらの値より小さくなると思われます。
・表の右の出力比率は、最大暖房出力と最小暖房出力の比率です。この値が小さいほど省エネになります。トヨトミのRC-W36M・HRC-W36Mでは60%ととても省エネな運転ができます。
畳数 | メーカー | 型番 | タンク | 消費燃料 | 燃焼継続時間(時間) | 暖房出力 | 出力比率 | |
畳 | L | L/h | 最小 | 最大 | kW | % | ||
10 | トヨトミ |
|
4 | 0.35 | 11.4 | 19 | 3.60~2.16 | 60 |
10 | トヨトミ |
|
4 | 0.35 | 11.4 | 19 | 3.60~2.16 | 60 |
10 | コロナ | SX-E3722Y | 4 | 0.355 | 11 | 13.8 | 3.65~2.92 | 80 |
9 | コロナ |
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5 | 0.337 | 15 | 21.4 | 3.47~2.42 | 70 |
8 | コロナ |
|
5 | 0.279 | 18 | 22.5 | 2.87~2.29 | 80 |
8 | コロナ |
|
5 | 0.279 | 18 | 22.5 | 2.87~2.29 | 80 |
8 | コロナ | BX-2922WY | 5 | 0.279 | 18 | 22.5 | 2.87~2.29 | 80 |
8 | コロナ | SX-E2922Y | 4 | 0.279 | 14.5 | 19.3 | 2.87~2.15 | 75 |
8 | コロナ | SX-EA28Y | 4 | 0.275 | 14.5 | 18.1 | 2.83~2.26 | 80 |
8 | コロナ | SX-2822Y | 4 | 0.275 | 14.5 | 18.1 | 2.83~2.26 | 80 |
8 | トヨトミ | RS-W290 | 4 | 0.285 | 14 | 16.5 | 2.93~2.49 | 85 |
8 | トヨトミ | RS-W30M | 4 | 0.292 | 13.7 | 17.1 | 3.01~2.41 | 80 |
8 | トヨトミ | RS-SEH2922 | 3.6 | 0.279 | 12.9 | 15.2 | 2.87~2.44 | 85 |
8 | トヨトミ | RS-FH290 | 3.6 | 0.279 | 12.9 | 15.2 | 2.87~2.44 | 85 |
8 | トヨトミ | RS-S29M | 3.6 | 0.279 | 12.9 | 15.2 | 2.87~2.44 | 85 |
8 | トヨトミ | RS-H29M | 3.6 | 0.279 | 12.9 | 15.2 | 2.87~2.44 | 85 |
7 | コロナ |
|
4 | 0.235 | 17 | 21.3 | 2.42~1.93 | 80 |
7 | コロナ |
|
4 | 0.235 | 17 | 21.3 | 2.42~1.93 | 80 |
7 | トヨトミ | RC-S28M | 3.6 | 0.267 | 13.5 | 22.5 | 2.75~1.65 | 60 |
6 | コロナ |
|
3.7 | 0.218 | 17 | 17 | 2.24~2.24 | 100 |
6 | コロナ |
|
3.7 | 0.218 | 17 | 17 | 2.24~2.24 | 100 |
6 | トヨトミ |
|
3.6 | 0.219 | 16.4 | 19.3 | 2.25~1.91 | 85 |
6 | トヨトミ |
|
3.6 | 0.219 | 16.4 | 19.3 | 2.25~1.91 | 85 |
6 | トヨトミ | RS-G24M | 3.6 | 0.228 | 15.8 | 18.6 | 2.35~2.00 | 85 |
6 | トヨトミ | RS-G30M | 4 | 0.292 | 13.7 | 17.1 | 3.01~2.41 | 80 |
継続燃焼時間
灯油タンクを満タン状態にしたときの燃焼時間です。継続燃焼時間はタンク容量を燃料消費量で割れば求まります。
10畳タイプ 連続燃焼時間の長い機種
トヨトミのRC-W36M・HRC-W36Mが11.4時間、コロナはSX-E3722Yが11時間とあまり変わりません。
しかし、トヨトミのRC-W36M・HRC-W36Mは60%まで出力を下げられるため最大19時間(参考値)の連続燃焼が可能です。
コロナのSX-E3722Yの最小暖房出力は80%までです。トヨトミには及ばないまでも最小暖房出力時では最大13.8時間(参考値)の連続燃焼が可能です。
以上のことから、連続燃焼時間の長さで選ぶならトヨトミのRC-W36M・HRC-W36Mとなります。
RC-W36M
HRC-W36M
9畳タイプ 連続燃焼時間の長い機種
該当機種はコロナのSX-E3522Yだけです。最大暖房出力では15時間、最小暖房出力では最大21.4時間(参考値)の連続燃焼が可能です。10畳より長い連続燃焼時間が期待できます。
SX-E3522Y
8畳タイプ 連続燃焼時間の長い機種
一番機種が集中するのが8畳タイプです。ここでは、コロナのSX-E2922WY・RX-2922WY・BX-2922WYの連続燃焼時間が長いです。
最大暖房出力で18時間、最小暖房出力で22.5時間(参考値)です。
これら3機種の違いは、SX-E2922WYは放電による電子点火、RX-2922WY・BX-2922WYはヒーターによる点火という点です。
RX-2922WY・BX-2922WYは仕様は同じなので価格の安い方を選ぶと良いでしょう。
なお、電子点火は放電による点火なのでヒーター切れの心配がないことや着火しやすいなどのメリットがあります。トヨトミは電子式がほとんどですがコロナは電子式と従来のヒーター式が混在しています。どちらも乾電池の電圧が下がると着火しにくくなります。
マッチやチャッカマンなどを利用すれば、電池が必要な電子式やヒーター式にはこだわらなくても良いでしょう。長期停電に備えて乾電池に頼らずに着火できるように慣れておけば、いざという時に助かります。
SX-E2922WY
RX-2922WY
7畳タイプ 連続燃焼時間の長い機種
こちらのタイプもコロナのSX-EA24Y・SX-2422Yがおすすめです。
最大暖房出力で17時間、最小暖房出力で21.3時間(参考値)です。
SX-EA24Yには黒色メッシュガード、電子点火(放電による点火)が搭載されていますが、SX-2422Yには黒色メッシュガードなし、電子点火ではなくヒーター点火です。
黒色メッシュガードは、通常のガードに比べより安全性が高くなっています。また見た目にも高級感があります。
価格で選ぶか、見た目で選ぶかです。
SX-EA24Y
SX-2422Y
6畳タイプ 連続燃焼時間の長い機種
コロナのRX-2222Y・BX-2222Yが17時間です。両者の違いはありません。
トヨトミのRS-GE23とRSV-230は最大暖房出力時で16.4時間、最小暖房出力時は19.3時間(参考値]です。
大差ないので、お好みで選ばれれば良いと思います。
RX-2222Y
在庫なし
BX-2222Y
在庫なし
RS-GE23
RSV-230
まとめ
コロナとトヨトミの反射型石油ストーブの連続燃焼時間の比較をしてみました。いずれの機種も調整範囲内で火力を下げれば継続燃焼時間を伸ばせます。
ただ、必要以上に火力を下げると不完全燃焼などの危険性がますので、必ず取説などに従って火力調整はしましょう。
以上、この記事がお役に立てば幸いです。