ヘルシーシェフ MRO-S7AとMRO-F6Aの違いは、過熱水蒸気、メニューなどです。
しかし、オーブン、グリル、レンジの性能は同じなので、過熱水蒸気での調理を除けば、どちらも同じ様に調理できます。選ぶときは過熱水蒸気が必要かどうかで決めるのが良いと思います。
MRO-S7A・MRO-F6Aの違いは以下の表の通りです。この違いについては、本文で説明します。
MRO-S7A・MRO-F6Aの違い
MRO-S7A | MRO-F6A | |
①過熱水蒸気 | ボイラー式 | なし |
②スチーム | 給水タンク式 | 簡易スチーム方式 |
③レシピ/オートメニュー | 121/94 | 109/78 |
④スピードメニュー | 22 | 16 |
⑤ノンフライ | 14 | 12 |
⑥少人数メニュー | なし | 58 |
⑦簡単操作 | 簡単レンジボタン | なし |
⑧コース | 清掃・脱臭・水抜き | 脱臭 |
⑨質量 | 約13.5kg | 約12.7kg |
どちらの機種にするかを決めるときは、過熱水蒸気機能やオートメニュー数などで、良いと思います。
次のような選び方はどうでしょうか?
MRO-S7A | MRO-F6A | |
スチーム料理や過熱水蒸気でヘルシーな料理を作りたい | ○ | ー |
あまりスチーム料理は作らない。価格が安いほうが良い | ー | ○ |
オートメニューは多い方が良い | ○ | △ |
操作が簡単な方が良い | ○ | ○ |
電気代が安い方が良い(同じものの調理時) | ○ | ○ |
MRO-S7A・MRO-F6Aの違い
①過熱水蒸気機能 MRO-S7Aに搭載
MRO-S7Aは過熱水蒸気で調理ができるますが、MRO-F6Aは過熱水蒸気機能はありません。
なお、MRO-S7Aで過熱水蒸気の調理をするときは、給水タンクに水を入れておく必要があります。
ヘルシーシェフの発生する水蒸気温度は低いので、オーブンやグリルなどで加熱し、高温の過熱水蒸気にしています。そのため過熱水蒸気の調理はオーブンやグリルなどとの併用になります。
過熱水蒸気だけで調理したい場合は、シャープのウォーターオーブンだけが対応しています。
過熱水蒸気で調理するメリットは?
過熱水蒸気を使用すると、次のような健康に関する効果が期待できます。(参照:日本調理科学会誌Vo1,39,No,2,163~166(2006)〔講座〕、シャープ技報 第91号・2005年4月 過熱水蒸気による健康調理技術の開発)
- 脱油効果
- 減塩効果
- ビタミンCの破壊抑制効果
- 油脂の酸化抑制効果
食品の油脂や塩分をカットしてヘルシーな料理が作れます。また、庫内が過熱水蒸気で満たされるので酸素が少なく酸化が抑えられ、ビタミンCなどが破壊されにくくなったり、油脂の酸化抑制効果が期待できます。
この様に、過熱水蒸気で調理すると健康面での大きなメリットがありますが、一方商品の旨味でもある油脂や塩分のカットで、お肉などは多少ぱさついて旨味が減るデメリットもあります。健康とグルメの両立は難しいですね。
健康的な料理を作りたいとお考えなら、過熱水蒸気が使えるMRO-S7Aがおすすめです。
参考にしたURLです。詳しく知りたい方はどうぞ御覧ください。
↓
②スチーム
MRO-S7A | MRO-F6A |
---|---|
給水タンク式 | 簡易スチーム方式 |
MRO-S7A
MRO-S7Aはスチームを使用するときは、給水タンクに水を入れます。
MRO-F6A
MRO-F6Aはスチームを使用するときは、キッチンペーパーなどをt-ブルプレートに2つ折りにして敷いて、そこに水を含ませます。これでも蒸し料理はできるので蒸し料理のためにわざわざMRO-S7Aを購入することもありません。
2~4人前のときは、キッチンペーパーの上に茶わんを置いて、水カップ1/4(分量外)を注ぐとあります。50ccぐらいの水を含ませるようですね。
この様にテーブルプレートに水を注いで、水タンクの代わりとするやり方が簡易スチーム式です。
③レシピ/オートメニュー
MRO-S7A | MRO-F6A |
---|---|
121/94 | 109/78 |
レシピ/オートメニューともMRO-S7Aの方が多めです。過湿水蒸気の機能があるからレシピやオートメニューも増えています。
オートメニュー、レシピは下記のリンクから確認できます。
MRO-S7A
MRO-F6A
④スピードメニュー
ほとんど同じですが、MRO-S7Aの方が少し多めです。10分以内に加熱ができるメニューです。
MRO-S7A | MRO-F6A |
---|---|
ほうれん草のおひたし | ほうれん草のおひたし |
イタリアンサラダ | イタリアンサラダ |
焼きそば | 焼きそば |
焼きうどん | 焼きうどん |
チンジャオロウスー | チンジャオロウスー |
ゴーヤーチャンプルー | ゴーヤーチャンプルー |
ホイコウロウ | ホイコウロウ |
豚肉とピーマンのみそそぼろ | なすのみそいため |
なすのみそいため | にらレバいため |
にらレバいため | 鶏の簡単蒸し |
蒸し野菜のベーコン巻き | 鶏の酒蒸し |
鶏の簡単蒸し | あさりの酒蒸し |
鶏の酒蒸し | かぼちゃの煮物 |
あさりの酒蒸し | 肉豆腐 |
なすときのこの蒸しサラダ | 鶏ささみと豆腐のみぞれ煮 |
簡単肉じゃが | きんぴらごぼう |
かぼちゃの煮物 | |
里いもの煮物 |
⑤ノンフライ
ノンフライメニュー一覧
MRO-S7A | MRO-F6A |
---|---|
鶏のから揚げ | 鶏のから揚げ |
鶏のしょうゆから揚げ | 鶏のしょうゆから揚げ |
手羽先のから揚げ | 豚のから揚げ |
豚のから揚げ | とんカツ |
とんカツ | ヒレカツ |
ヒレカツ | えびフライ |
チキンカツ | あじフライ |
くしカツ | ポテトコロッケ |
かき揚げ | えびの天ぷら |
えびフライ | 魚介の天ぷら |
あじフライ | 野菜の天ぷら |
ポテトコロッケ | チキン南蛮 |
えびの天ぷら | くしカツ |
魚介の天ぷら | かき揚げ |
野菜の天ぷら | |
チキン南蛮 | |
さつま揚げ |
⑥少人数メニュー MRO-F6A
1人分または2人分の分量で調理できるメニューです。
41オートメニューとその応用メニューがあり、ひとり暮らしや二人暮らしの方には作りすぎることがないぴったりなメニューです。
少人数メニュー
冷凍食品パリッと調理 | |
050 | 冷凍鶏のから揚げ |
051 | 冷凍チャーハン |
052 | 冷凍たこ焼き |
053 | 冷凍今川焼き |
焼き物 | |
010 | ハンバーグ |
010応用 | ビーフハンバーグ |
010応用 | ピーマンの肉詰め |
011 | 鶏のハーブ焼き |
013 | 焼きいも |
013応用 | ベークドポテト |
020 | 塩さば020応用 |
021 | ぶりの照り焼き |
022 | あじの開き |
023 | 鶏の照り焼き |
グラタン | |
012 | マカロニグラタン |
012応用 | えびのドリア |
012応用 | ラザニア |
いため物 | |
024 | 焼きそば |
025 | 焼きうどん |
026 | チンジャオロウスー |
026応用 | ゴーヤーチャンプルー |
026応用 | ホイコウロウ |
027 | なすのみそいため |
028 | にらレバいため |
蒸し物 | |
029 | 茶わん蒸し |
029応用 | 手作り豆腐 |
030 | 鶏の簡単蒸し |
030応用 | 鶏の酒蒸し |
031 | あさりの酒蒸し |
揚げ物(ノンフライ) | |
016応用 | 鶏のしょうゆから揚げ |
032 | 豚のから揚げ |
033 | とんカツ |
034 | ヒレカツ |
035 | えびフライ |
036 | あじフライ |
037 | ポテトコロッケ |
038 | えびの天ぷら |
038応用 | 魚介の天ぷら |
038応用 | 野菜の天ぷら |
039 | チキン南蛮 |
煮物・汁物 | |
040 | 肉じゃが |
040応用 | ロールキャベツ |
040応用 | カレー(ポーク&ビーフ) |
040応用 | かぼちゃの含め煮 |
041 | 筑前煮 |
042 | かぼちゃの煮物 |
043 | 肉豆腐 |
043応用 | 鶏ささみと豆腐のみぞれ煮 |
044 | さばのみそ煮 |
045 | きんぴらごぼう |
046 | とん汁 |
046応用 | けんちん汁 |
スイーツ | |
014 | 型抜きクッキー |
014応用 | 絞り出しクッキー |
014応用 | アーモンドクッキー |
パン・ピザ | |
015 | トースト(裏返し) |
⑦簡単操作
コンビニ弁当、チルド食品などのパッケージにある500W、600W指示のあるパッケージを簡単に温めが出来ます。500Wと600Wの切り替えがボタンを押すだけで出来ます。
⑨質量
MRO-S7A | MRO-F6A |
---|---|
約13.5kg | 約12.7kg |
おすすめな選び方
MRO-S7AとMRO-F6Aの違いは過熱水蒸気が使えるかどうです。この機能を使うかどうかでどちらにするかを決めるのが一番です。
MRO-S7A | MRO-F6A | |
スチーム料理や過熱水蒸気でヘルシーな料理を作りたい | ○ | ー |
あまりスチーム料理は作らない。価格が安いほうが良い | ー | ○ |
オートメニューは多い方が良い | ○ | △ |
操作が簡単な方が良い | ○ | ○ |
電気代が安い方が良い(同じものの調理時) | ○ | ○ |