オイルヒーターとパネルヒーターの違い~メリットとデメリットは?

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オイルヒーターとパネルヒーターはどちらも部屋全体を暖める暖房機です。風が出ないこと、部屋の空気が乾燥しにくいこと、音が静かな事、臭いが出ないことなど共通しています。

ここでは、両者の違いや、メリット、デメリットをお伝えしています。

パネルヒーターには足元だけを暖めるものもありますが、今回は部屋全体を暖めるパネルヒーターに限定しています。

オイルヒーターとパネルヒーターの違い

オイルヒーターの暖法

出典:デロンギ製品PRページより

オイルヒーターの構造は、名前の通りオイルが入っています。

この、オイルをヒーターで加熱、オイルがパイプの中を循環しながら本体に熱を伝え本体の方熱フィンと呼ばれる放熱部を暖めます。

放熱フィンに触れた部屋の空気は暖められ、上昇気流を作り始めます。

やがて、部屋の中に暖かい空気の流れ、対流が出来上がります。

このようにして、部屋の空気が暖めることで暖房を行います。

以上のような対流による暖房とは別に、オイルヒーターの表面から出る輻射熱も暖房に寄与します。

オイルヒーターの表面から放射された輻射熱は空気は暖めませんが、部屋の壁や天井、床、そして人などを直接暖めます。暖まった天井や壁、床からも輻射熱があるので部屋のどこにいても暖かさを感じます。

このように、メインは対流による暖房ですが、本体からの輻射熱による暖房も加わるのでオイルヒーターでは体の芯から暖まるよな気持ちの良さがあります。

パネルヒーターの暖房

パネルヒーターは、文字通りパネルを加熱して暖房します。人の体が暖まるのは遠赤外線と呼ばれる波長の電磁波です。

下図はサンルミエ エクセラの発熱部のイラストです。

パネルにはセラミック100%無垢板と発熱体を一体化したもの、あるいはセラミックを蒸着したアルミ板、絶縁体、発熱体をサンドイッチ構造にしたものなどがあります。

セラミック100%の一体型は無駄なく発熱できるので暖まりやすいのが特長です。ただし、価格は少し高めです。

オイルヒーターで有名なデロンギではマイカを使ったパネルヒーターも販売しています。

セラミックの代わりにマイカを加熱して放射される遠赤外線の輻射熱を利用したパネルヒーターです。

これらセラミックやマイカは人の体に吸収サれやすい8~14ミクロンの遠赤外線を大量に放射する性質を持つのでパネルヒーターではよく多く使用されます。

パネルヒーターはパネルを加熱して遠赤外線を含んむ電磁波を放射します。

このように放射された輻射熱は部屋の空気を暖めず直接人や部屋の壁、天井、床などを暖めます。

また、暖められた天井や床、壁からも輻射があります。

そのため部屋のあらゆる方向から輻射熱が飛んで来るため部屋にいる人は、部屋のどこにいても暖かさを感じます。これが輻射熱による暖房が心地よい理由です。

更に、パネルヒーターも本体が暖まると本体に触れた部屋の空気が暖められゆるやかな上昇気流を作ります。

やがて上昇気流は部屋全体のに流れる暖かい空気の対流となります。

輻射熱がメインの暖房ですが、暖かい空気による暖房も暖かさに寄与しています。

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パネルヒーター

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メリット・デメリットは?

オイルヒーター パネルヒーター
メリット

  • 風が出ないのホコリが舞わない
  • 音が静か
  • 臭いがない
  • メンテナンスがほとんど不要
メリット

  • 風が出ないのホコリが舞わない
  • 音が静か
  • 臭いがない
  • メンテナンスがほとんど不要
  • 軽量
デメリット

  • オイルが入っているため重く成る
  • サイズが大きい
  • 本体温度が60℃以上になる
  • 部屋が暖まるまでエアコンや石油ファンヒーターなどに比べ時間がかかる
  • 電気がエアコン等に比べ高い
  • 断熱性・気密性のよくない部屋ではなかなか、あるいは全く部屋全体は暖まらない
デメリット

  • 本体温度が60℃以上になる
  • 輻射熱で暖めるので部屋全体が暖まるのにエアコンや石油ファンヒーターに比べ時間がかかる
  • 電気代がエアコン等に比べ高い
  • パネル面が大きい
  • 断熱性・気密性のよくない部屋ではなかなか、あるいは全く部屋全体は暖まらない

形状的な違いはありますが、部屋全体を暖める暖房機という点では共通です。

使い勝手から見るとパネルヒーターの方がオイルヒーターより場所を取らない、移動が簡単などといったメリットもあります。

クリーンな暖房機として消費電力が同じであれば性能はあまり変わりませんので、部屋に設置する場所やデザインで選んでもいいですね。

ただし、細かな温度設定や運転時間の細かな設定をしたい場合はオイルヒーター の方が充実しています。

 

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