NIKONの古いマニュアルフォーカスレンズを富士のX-A1に取り付けるアダプターを買いました。昔のレンズはピントも絞りもマニュアルでした。それらのレンズは使うこともなく保管庫の中です。
X-A1を天体写真用に購入したので、これらの古いニコンのレンズで星野写真を撮りたくなりました。
いろいろ調べてみると、ニコン Fマウント ⇒ 富士フイルム Xマウントアダプターという便利なアダプターが有りました。
ニコン Fマウントのレンズを富士Xマウントカメラに取り付けうアダプターです。さらに調べてみるとニコンのCPUレンズ(E,D,Gタイプなど)に対応した電子接点タイプのアダプター販売されていました。
ここでは、購入したアダプターや、CPUレンズ対応のアダプターのついてお伝えしています。
ニコン Fマウント ⇒ 富士フイルム Xマウントアダプター
STOKと書かれた小箱に入っていました。購入したのはほぼ新品の中古品です。1970円で購入できました。大体3000円前後するのでかなりお得な買い物でした。
富士Xマウント側
NIKON Fマウント側
左がFマウント、右がXマウント
販売ページはSTOKマークだったのに、届いたのはKernelマークでした。中国のメーカーが色々な名前で製造しているようです。
小箱の中身はアダプターとFマウントとXマウントのボディキャップ、NIKONレンズキャプのセットです。アダプターを入れる小さな黒い小袋も付属していました。
オールドレンズをX-A1に装着しました。液晶画面はピントが合わせにくいですが、三脚や経緯台などに載せて使うので問題有りません。
新しいレンズを装着するときは注意
絞りやピントがマニュアルのレンズは、問題なく使えますが、CPU搭載のレンズにはカメラ側の信号がレンズに伝達するための電子接点があります。
今回買ったアダプターには電子接点がないため、CPU が搭載されたレンズのAFや電磁絞りは使えません。
また、手動絞りがない電磁絞りのレンズでは、電子接点からの信号がない場合、絞りが最小値あるいは最大値になっています。
手持ちのレンズを見ると次の用になっていました。
タイプE:開放
タイプD:開放(ただし絞り環がるので手動で調整できる)
タイプG:絞り最大
Eは開放なので使えないことは有りませんが、Gは最大絞りなので使えないでしょう。
DおよびDより古いレンズは絞り環がついているので問題なく使用できます。
AFは使えないのは、わかっていてもD,E,Gタイプは絞りが固定されているので注意が必要です。
ニコンCPUレンズ(D、E、G)に対応したアダプター
ニコンのCPUレンズ(D、E、G)に対応したアダプターもあります。電子接点があるのでAFや絞りなどに対応できます。
ニコンレンズを富士のXマウントカメラに接続するアダプターのご紹介でした。ニコンにオールドレンズなら電子接点なしのアダプターで大丈夫ですが、CPUレンズ(D,E,G)レンズは電子接点のあるアダプターでないと制約が大きくて使えないと思います。
なお、タイプGのレンズには、レバーがレンズの後玉にあるので、このレバーを操作すれば絞りが機械的に調整できます。これを利用したタイプGの絞り調整機能を持ったアダプターもあります。
Gタイプのレンズです。
このレバーを手で動かせば絞りが変わります。接点信号がないときは最大絞り位置になっています。
最大絞り(レバーは定位置)
少し開いた状態(レバーを指でちょっと動かす)
もっと開いた状態
開放の状態です。開放に無理やりするなら、レバーが動くミゾにゴムのチップのようなものを詰めれば一時的に開放の状態が作れます。
タイプEにはこのレバーがありません。接点慎吾がないときは開放状態になっています。タイプDにはレバーがありますが、絞り環もあるのでレンズ側で自由に絞りの調整ができます。
GタイプのレンズをX-A1などにつけるなら、少なくとも絞りぬ対応したアダプターが必要です。
電子接点あり
[itemlink post_id=”16693″]タイプG 絞り対応
[itemlink post_id=”16699″]電子接点なし
[itemlink post_id=”16694″]