日立 BW-V80Gとパナソニック NA-FA80H9、東芝 AW-8DH1の違いと、おすすめの選び方をお伝えします。
3機種はとても人気の全自動洗濯機で、性能もほぼ同じでなのでよく比較されます。
どれを選んでもよいのですが、運転音が静か、電気代が少ない、少ない水で済むなどで選びたい場合もあります。さらに、本体幅で選ぶこともあります。
希望に合った1台を選びやすくするための、おすすめの選び方をまとめてみました。
最終的には、いろいろな性能、仕様、価格、デザイン等で選ぶことになりますが、その際の参考になればと思います。
運転音が静か ⇒ 東芝 AW-8DH1
コスパ ⇒ 東芝 AW-8DH1
[itemlink post_id=”22862″]使う水の量が少ない ⇒ 日立 BW-V80G
速く洗濯できる ⇒ 日立 BW-V80G
[itemlink post_id=”22863″]電気代が安い ⇒ パナソニック NA-FA80H9
横幅が小さい ⇒ パナソニック NA-FA80H9
[itemlink post_id=”22864″]詳しくは本文でお伝えしていますので、お時間があればご覧ください。
BW-V80G,NA-FA80H9,AW-8DH1の違い
運転音、標準使用水量、消費電力量、サイズ(幅)などについては下表のとおりです。
どの仕様に注目するかによって、選ぶ機種は違ってきます。
日立 BW-V80G | パナ NA-FA80H9 | 東芝 AW-8DH1 | |
運転音(洗濯/脱水) | 32/38dB | 32/39dB | 26/37dB |
洗濯時 標準使用水量 | 92L | 97L | 99L |
洗濯時 消費電力量 | 59Wh | 55Wh | 82Wh |
洗濯時 目安時間 | 33分 | 37分 | 39分 |
サイズ(幅) | 608mm | 599mm | 600mm |
参考:洗濯時 消費電力 | 255W | 375W | 600W |
運転音の違い~静かさで選ぶ
夜に洗濯をする場合は、できるだけ運転音が小さい方がいいです。上の表を見ると東芝のAW-8DH1が洗濯時も脱水時も音が小さくなっています。
洗濯時では日立W-V80GやパナソニックNA-FA80H9は東芝AW-8DH1に比べ、運転音が2倍も大きいです。
脱水時の運転音はあまり変わりなく、日立のW-V80Gは1.12倍、パナソニックは1.25倍東芝より運転音が大きい程度です。
26dBという音は、ささやき声や深夜の郊外の音よりさらに小さな音で、非常に静かだといえます。
夜どうしても洗濯機を使わないといけないなら、最も音の静かな東芝 AW-8DH1がベストチョイスですね。
なぜ東芝の洗濯機がこれほど静かなのは、こちらのどうがをごらんいただければわかります。DDモーターを使っているのがポイントですね。
直接モーターの回転をギヤーやベルトなしで洗濯槽に伝えているので大変静かなのですね。
一般的には40dBを下回れば静かだと言えるレベルなので日立、パナソニックも静かな運転音であるといえます。
東芝はそれ以上に静かだということです。
運転音は小さい方が良いけど、他の仕様や性能から日立やパナソニックが良いのであれば、日立やパナソニックにされても静音性で問題になることはないでしょう。
使用する水量の違い~少ない水量で選ぶ
日立 BW-V80G | パナ NA-FA80H9 | 東芝 AW-8DH1 | |
洗濯時 標準使用水量 | 92L | 97L | 99L |
日立 W-V80Gは使用水量が92Lとパナより5L、東芝より7Lも少ない水で洗濯します。
これは日立のナイアガラビート洗浄の威力ですね。
毎日洗濯すれば30日でパナより150L、東芝より210Lも節水できることになります。
大雑把には水1Lは約0.2円とすると、月に30円~42円ほどの差ですね。金額的には気にしなくてもよさそうです。
(参考)
水1トンあたりCO2が245g排出されます。(東京都2020年実績値)
CO2排出量にすれば、
150L 約36.8g
210L 約51.5g
となります。日立の洗濯機にすると水道代の節約に伴いCO2の削減にもつながります。
お金の問題というより、地球温暖化に対し使用する水が少なくて済む洗濯機を選ぶこと大事なことだと思います。
1回あたりの電気代の違い~電気代で選ぶ
日立 W-V80G | パナ NA-FA80H9 | 東芝 AW-8DH1 | |
洗濯時 消費電力量 | 59Wh | 55Wh | 82Wh |
電力料金の目安単価を27円/kWhとすると、次のよういなります。
日立 W-V80G | パナ NA-FA80H9 | 東芝 AW-8DH1 | |
洗濯時 電気代 | 1.6円 | 1.5円 | 2.2円 |
東芝は少し高めですが、1回あたりの電気代はとても安いので、どれを選んでもあまり変わりはありませんね。
でも,地球温暖化のことを考えれば少しでも使用電力量が少ない洗濯機を選びたいですね。
参考
電気使用量に対するCO2排出係数が各電力会社から出ています。ここでは2020年度のCO2排出係数0.441kg-CO2/kWhを使って計算しています。
日立 W-V80G | パナ NA-FA80H9 | 東芝 AW-8DH1 | |
洗濯時 消費電力量 | 59Wh | 55Wh | 82Wh |
CO2排出量 | 約0.79kg-co2/月 | 約0.74kg-co2/月 | 約1.1kg-co2/月 |
あくまでも値は参考値なので実際とは異なることもあります。
電気代の安い洗濯機を選ぶと地球温暖化の防止に多少ではあっても寄与することが出来ます。
洗濯時間の違い
日立 W-V80G | パナ NA-FA80H9 | 東芝 AW-8DH1 | |
洗濯時 目安時間 | 33分 | 37分 | 39分 |
洗濯時間は短い方が使い勝手がいいですが、最大で6分差しかありません。
日立は3社の中では一番速いので、洗濯時間を少しでも短くしたい方は日立がおすすめです。
おすすめの選び方は?
●静音 ⇒ 東芝 AW-8DH1
●コスパ ⇒ 東芝 AW-8DH1
[itemlink post_id=”22862″]●節水 ⇒ 日立 BW-V80G
●時短 ⇒ 日立 BW-V80G
[itemlink post_id=”22863″]●節電 ⇒ パナソニック NA-FA80H9
●コンパクト ⇒ パナソニック NA-FA80H9
[itemlink post_id=”22864″]総合的にみれば日立のBW-V80Gがおすすめですが、ご自分の希望にできるだけあった機種を選ばれるのが一番です。
どれがいいのかわからないときは、日立にすれば安心です。