梅雨の季節に入って心配なのはカメラレンズのカビですね。カメラ本体、レンズ、双眼鏡などカビの季節は注意が必要です。
カメラやレンズ、双眼鏡などは防湿庫にしまっていて安心していました。湿度さえ低く抑えていればカビは大丈夫という先入観がありました。
今使っている防湿庫は10年以上は立っているもので、カメラをなどを入れる前はおせんべいを入れていました。カメラを入れ始めてのはここ数年前からです。
そろそろ新しい防湿庫も必要かと思っていろいろ調べていたら、乾燥に強いカビもあることが分かりました。こうなれば防カビ剤を防湿庫に入れるしかないということで、今回はハクバのレンズがカビない君を使ってみました。
こんなパッケージに4個入っています
有効性成分はシメン系およびカルバミン酸系化合物と書かれています。聞いたこともない名前ですね。
容量20リットルにつき1個使用します。手持ちの防湿庫は53リットルなので3個必要です。4個入りが売っていたので、これにしました。
有効期限は開封後1年間です。外袋はパウチになってはいますがあまり持ちそうもないので、4個まとめて放りこみました。
使用後は燃えるゴミで捨てられるので処理しやすいですね。
スリットが6個開いています。ここヵら薬剤が揮発して出ていくようです。気化したガスは空気より重いので防湿庫の上の方に置く必要があります。
使用開始年月日が記入できるようになっていました。これで、交換し忘れを防げそうです。
裏面にもスリットが6個開いていました。
デジタル一眼2台、1眼フィルムカメラ1台、双眼鏡1台、コンテックス1台、レンズ6本、望遠コンデジ1台がごちゃごちゃっと入っています。
望遠コンデジで写真を撮っているので、それは入っていません。かなり古い防湿庫でコントローラーが一部変色しています。そろそろ買い換えないとだめですね。湿度は30~40%で安定しています。
この薬剤を投入した直後は湿度が50%まで上がっていましたが、数時間で30%まで下がりました。
実際に効果があるかどうかは、わかりませんが、入れないよりは入れたほうがいいという感じで使ってみることにします。
カメラやレンズをお持ちの方は既にお使いになっているかもしれませんが、私の様に防湿庫にさえ入れておけばいいと思っていたのであれば、この防カビ剤を保険として入れておくといいと思います。