コロナRX-2218とトヨトミRSX-230はともに適用畳数が木造6畳までの石油ストーブです。どちらも石油ストーブメーカーとしては有名なメーカーです。今回はコロナとトヨトミの石油ストーブのスペックやと特徴を比較をしてみました。
仕様の比較
コロナ RX-2218Y | トヨトミ RSX-230 |
---|---|
種類 | |
しん式・放射形 | しん式・放射形 |
点火方式 | |
電池点火ヒーター) | 電池点火(電子点火) |
使用燃料 | |
灯油(JIS1号灯油) | 灯油(JIS1号) |
燃料消費量 | |
2.24kW | 2.25kW |
油タンク容量 | |
3.7L | 3.6 L |
燃焼継続時間 | |
約17.0時間 | 約16.4時間 |
暖房のめやす | |
木造6畳 コンクリート8畳 |
木造6畳 コンクリート8畳 |
サイズmm | |
高さ475 | 高さ446 |
幅452 | 幅422 |
奥行324 | 奥行330 |
安全装置 | |
対震自動消火装置 | 対震自動消火装置(しん降下式) |
給油時自動消火装置 | 気密油タンクの給油時消火装置 |
仕様はほとんど同じですが、トヨトミは電子点火でコロナはヒーター式です。長く使っていくと電子式のほうがしんを傷めにくいですね。
それぞれの特徴と違い
・電子点火
一発点火の電子点火は便利なだけでなく、ヒーター切れの心配がありません。コロナよりこの点ではトヨトミが優れていますね。
・消臭機能
コロナは「ニオイカット消火」、トヨトミは「ニオイセーブ消火」の機能をそれぞれ搭載し、ニオイ対策は引き分けです。
・給油タンク
コロナ:よごれま栓
トヨトミ:こぼれま栓、楽2ロック
給油タンクについては、コロナはキャップの取りはずしや取り付けの手間がないので、給油の作業が簡単です。トヨトミはキャップを毎回つけたり外したりする必要があります。使い勝手はコロナの方が少しよさそうです。
・安全装置
石油ストーブ(ファンヒーターを含む)(灯油の消費量12KW以下(開放燃焼式で自然通気形は7KW以下))
→不完全燃焼防止装置、一酸化炭素濃度基準値遵守、給油時消火装置(カートリッジ給油式ストーブ)等の義務務付け
当然ですが、これらには対応しています。(PSCマーク)
特徴の違いをまとめると次の様になります。
・コロナはフィラメント、トヨトミは電子点火
しんを傷めにくいのはトヨトミの電子点火です。着火もトヨトミの方が1回で済むので楽です。
・灯油はコロナの方が多少簡単
給油時に手が汚れにくいのはコロナなので、汚れるのを少しでも避けるならコロナの方がよいでしょう。
価格
RX-2218Y
楽天市場
RSX-230
アマゾン
さいごに
コロナRX-2218YとトヨトミRSX-230はほぼ同じ仕様です。違うのは給油タンクの栓の構造と点火装置です。
・給油時に手が汚れにくいのはコロナ
・電子点火で点火がしやすく、しんの痛みが少ないのはトヨトミ
といったところです。臭い対策や安全装置などは、どちらも変わりないと考えてよいと思います。
給油時に汚れが気になる方はコロナ。点火にこだわるなららトヨトミですね。
どちらも、よくできた石油スト―ブなので、どちらを選んも失敗することはないと思います。