コロナのFH-ST3315Y石油ファンヒーターはコスパの良さで人気の売れ筋商品です。価格もかなり下がってきた狙い目の石油ファンヒータです。2017年製のFH-SR3317Yと性能はほぼ同じ感じです。
大きな違いはリモコン操作ができないことです。FH-SR3317Yは現在2万円前後で、FH-ST3315Yは12,800円で販売されていました。リモコンが不要なら、FH-ST3315Yが断然お得です。
今回は、FH-ST3315Yを実際に使っている方の口コミを調べてみました。かなり満足している様です。以下にお伝えしますので、参考にしてください。
コロナ FH-ST3315Y 石油ファンヒーター 口コミ評判
FH-ST3315Y
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FH-SR3317Y
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エコモード
- 同額のコロナにはエコ機能が無かったが 今回は付いていて嬉しい。
- 「汚れま栓」で石油ファンヒーターはコロナ一択。エコモードが便利。
- エコボタンがよい。5.5畳の部屋がちょうど良い暖かさに。
- エコモードで、自分の6畳の部屋にはちょうどいい。
- ECOモード可能で満足。
- 省エネ、音も静かで気に入った。
- eco機能で室内を好みの設定温度にできとても便利。
エコモードは、便利だと喜んでいます。やはり、省エネで灯油の節約できれば助かりますね。
パワー
- とてもコンパクトだが、パワーも強く暖かい。
- ちょっとパワーが足りない。
- 結構強力。すぐ暖かくなると。
- 小さいだけ有って、パワーはそれなり。
- パワー、まあまあ。
パワーは、特に大きな不満はなさそうですね。
使いやすさ
- ボタン大きく使いやすい。
- ワンタッチでオンオフは機能的。ただ、灯油タンクが小さい。
- シンプル設計で満足。
- オレンジ色液晶表示が非常に見やすくて、温かみがある。
- 大きい液晶文字が見やすい。
- 操作ボタン大きく、見やすい。
ボタンが大きいのは高評価でした。液晶もオレンジでくっきり見えます。灯油タンクが小さいという口コミもありましたが、このモデルではお年寄りでも持てる重さのタンクの容量を考えていると思います。
FH-SR3317Yもタンク容量は同じ5リットルです。どうしてもタンク容量の大きなものが必要なら、2016年以降のSTを選べばいいと思います。こちらは7.2リットルあります。
よごれま栓
- やっぱり汚れま栓がいい。手についた灯油を洗う必要ない。
- 給油 で手が汚れない。
- 灯油タンクがワンタッチ開閉なので便利。
- ワンタッチで栓オンオフは機能的。
灯油は手につくと臭いですから、この「汚れま栓」は好評ですね。
点火
- 通常の点火時間はこんなもの。スピード点火はあまり使わない。
- コロナ特有の点火時間が長い。消費電力が少なく臭いも気にならず買ってよかった。
- 点火に時間がかかるとの書き込みもありますが気になるほどでもないです。
- 点火が早くて、なかなかいい。
- 電源をONから点火まで通常設定だと時間がかかる。
- 点火もかなり時間が掛かる
FH-ST3315Y では、点火は秒速モードになっていない場合、着火までに2分30秒かかります。
匂い
- 匂いは若干あるが、気にならない。
- 匂いも気にならない。
- 消火時の臭いは少しあるが、我慢できる程度。
- ファンヒーターでは石油の臭いが苦手で嫌だったが、これは気にならない。
匂いはあまり気にしていないみたいです。
デザイン・サイズ
- 操作パネル大きく、デザインも満足、運転も問題なし。
- シンプルで良い。
- 小部屋にちょうど良い。
- 思ったよりかコンパクト。
コンパクトで、操作パネルが大きいのが好評です。
静音性
- 静か。
- うるさくはないが、温度が一定以上になったりするとリマインダーが鳴り響く。
- 静かだと思う。
- 省エネが使用でき、音も静かなので気に入った。
- 商品はコンパクトだけど暖かい。音も静かで、リピートした。
- 音も静かでコンパクト。
- 静かな方。
- 普通。
ファンヒーターですが、音は問題なさそうですね。
FH-ST3315YとFH-SR3317Yとの違い
リモコンの有無、秒速点火モードになるまでの時間(余熱時間)、高知切替・補正のキー操作変更の3つが主に変更された点です。操作パネルのデザインも少し変わりました。ほかにも細かな処はあるかもしれませんが、気が付きませんでした。リモコン以外は、大した違いはありません。
リモコンの有無
FH-SR3317Yはリモコンで、延長・停止・温度キー・火力セレクト・エコキーの5つのキーをリモートでコントロールできます。ただし、運転開始(点火・タイマー運転)、秒速点火、チャイルドロックはできません。
FH-ST3315Yには、リモコンはありません。
秒速点火と通常点火
FH-SR3317Yは、秒速ランプが75秒以上点灯した後なら、18時間以内であれば、7秒で着火。秒速点火ではないときは、通常点火から着火までは約75秒(余熱時間)。
FH-ST3315Yは、秒速ランプ2分30秒以上点灯後なら、18時間以内であれば、7秒で着火。秒速点火ではないときは、通常点火から着火までは約2分30秒(余熱時間)。
2分30秒待っているのは、寒いときはつらそうです。できるだけ秒速点火にしておきたいですね。
秒速点火の電気代
FH-SR3317Yの場合は、秒速ランプが点灯しているときは、平均約80W(最大650W)と、取説にあります。
FH-ST3315Yの場合は、秒速ランプが点灯しているとき約100Wと、取説に書かれています。
ちょっと書き方や数値が違いますが、SRのほうが少し電気代が安くなりそうです。
仮に電気料金を27円/kwhとして電気代を比べてみます。
FH-SR3317Y
27円/kwh × 80w ÷1000 = 2.16円
FH-ST3315Y
27円/kwh × 100w ÷1000 = 2.7円
1時間当たり、0.54円だけSTのほうが高くなります。秒速タイマーやタイマー運転を使えば、秒速点火モードの時間は、かなり節約できると思いますので、あまり気にしなくてもよさそうです。
高地補正と高地切換
FH-ST3315Yの高地補正は、FH-SR3317Yでは高地切換といいます。高いところでは酸素不足で異常燃焼になるのを防ぐ仕組みです。専用の高地切替スイッチを廃止して、「タイマ」「延長セレクト」キーの同時押しと、「+」キーの組み合わせで行います。
詳しくは、マニュアルをご覧ください。スイッチを1つ節約した感じです。機能そのものは同じです。
FH-ST3315Y
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FH-SR3317Y
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まとめ
FH-ST3315Yは、2015年製造ですから、すでに生産終了していると思います。似たような機種としてFH-SR3316Y、FH-SR3317Yが販売されていますが、現時点では5000円~7000円の価格差があります。
リモコンが不要であれば、あまり性能に差のないFH-ST3315Yはちょっと魅力的ですね。
以上、ここまでお付き合いありがとうございました。この記事が、お役に立てれば嬉しく思います。