アラジンのグラファイトヒーターにシャットオフセンサー搭載機が搭載されています。シャットオフセンサーとは、読んで字のごとく危険を察知してヒーターを止める機能です。
具体的にはヒーター全面に配置されたシャットオフセンサーがカーテンなどを感知すると、ヒーターのスイッチがオフする機能です。
[itemlink post_id=”12122″] [itemlink post_id=”12125″]アラジンのグラファイトヒーターはシャットオフセンサーでより安全に!
グラファイトヒーターのシャットオフセンサーは全面に複数配置
上図の通り上下に1対のシャットオフセンサーが配置されています。この上下にあるのは赤外線発光器(LED)と赤外線受光器です。これがグラファイトヒーター全面に複数対並べてあります。
赤外線発光器(赤外線LED)と受光期の間は目には見えませんが赤外線が通っています。この赤外線の通路が外部からの何かで遮られるとヒーターをオフにします。
ただ誤動作を防ぐため約2秒間遮らない場合はオフしないとマニュアルに書かれていました。誤検知を防ぐための様です。下記はマニュアルを引用したものです
このセンサーは障害物を約2秒間感知した場合に、働く設定になっています。(センサーの感知状態により最短約0.5秒~約2秒以上となる場合となる場合もあります。)センサーの光線の性質上、透明なものや、白く薄いものには反応しませんので、ご注意ください。
これを見ると、検知時間はばらつくようです。2秒以上かかる場合もあると書かれています。あまり長くなるのも危険ですね。
また、光を通してしまうような透明または白くて薄いものには反応しないとあるので、レースなどのカーテンでは検知できない可能性があります。
反応しないものとしてマニュアルに書かれているものは次のようなものです。
- 透明なもの(ビニル袋など)
- 白く薄いカーテンレースなど
光を通さないようなものであれば検知するので、厚手のカーテンや衣類などが万一ヒーターに接触した場合などは検知してシャットオフしてくれます。
以上、シャットオフセンサーがあるからといって気を緩めてはいけないことがわかります。万能ではないけど、より安全になることは確かです。
このような安全装置が付いた電気ストーブを選びたいですね。というのも、多くの方が電気ストーブは比較的安全だと感じていることに反し、実際には電気ストーブが原因の火災が一番多いという事実があるからです。
電気ストーブの危険性はあまり認知されていないようだ
東京都が2016年に「ストーブの安全な使用に関する調査」を実施しています。この結果、電気ストーブに対する危険と感じる意識と、火災実態が大きくずれていることが分かったそうです。
出典:
面白いことに電気ストーブによる火災が一番多いのにもかかわらず危険な暖房器具としての認識はとても低くいという結果です。石油ストーブ、ガスストーブ、石油ファンヒーターの次にようやく電気ストーブです。
このような状況でアラジンからシャットッフ機能付きの電気ストーブがリリースされているのはとても意味深いですね。少しでも電気ストーブによる火災を減らそうとするメーカーさんの努力も見てとれ好感が持てます。
シャットオフセンサーは実際に光の通路を遮断しないと働かない
アラジンのシャットオフセンサーは万全ではないとお伝えしました。それは、実際にセンサーの光通路を遮断するほど近くにある物でないと感知できないという点が一番大きいです。
例えば、電気ストーブから5cm離れた場所に面布団を置くと約11分で発煙する動画が東京くらしWEBで紹介されています。この場合はシャットオフセンサーは働きません。
更に、30c離した時も5分後には面布団の中は100°Cまで上昇しています。これもで確認できるので興味があればご覧ください。
アラジンのマニュアルにも次のように電気ストーブとの距離について説明されています。このぐらい離れて使えば安全だということですね。
シャットオフセンサー付きグラファイトヒーターはおすすめです
シャットオフセンサーだけでは不十分ではありますが、それでもシャットオフセンサーを搭載したことは意味があると思います。
万が一の保険のようなものですが、これから電気ストーブをお考えであれば、このような取り組をしているアラジンのシャットオフセンサー付きグラファイトヒーターはおすすめです。
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