スチーム式加湿器 象印EE-RN50と山善 KSF-L30の比較~おすすめは?

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電気ポットの様にお湯を沸かして蒸気で加湿するのがスチーム式加湿器です。タンク内の水をすべて沸かすタイプと、加湿する分を小分けに沸騰する2タイプありますが、今回は圧倒的にお手入れが簡単な前者に一気に沸かすタイプを取り上げます。比較するのは象印EE-RN50と山善のKSF-L30です。

象印EE-RN50

山善KSF-J30

スチーム式加湿器 象印EE-RN50と山善 KSF-L30の比較、おすすめは?

スペック比較

EE-RN50 KSF-L30
適用床面積
木造和室8畳
プレハブ洋室13畳
木造和室10畳
プレハブ洋室17畳
加湿時消費電力
煮沸時985W
加湿時410W
強500w
中360w
弱200w
加湿量切替
強480ml/h
弱125ml/h
強600ml/h
中400ml/h
弱200ml/h
自動運転
高め60%
標準50%
ひかえめ40%
70%
60%
50%
 チャイルドロック
あり あり
タイマー
ON/OFFタイマー
同時設定可能
1/2/4時間
 給水
上部給水 上部給水
 タンク容量
3.0L 3.0L
サイズ(cm)
幅24
奥行26
高さ31.5
幅22.5
奥行29.4
高さ27.4
質量
約2.4kg 約3.7kg
ケーブル長
約1.2m 約1.5m

加湿能力・適用床面積

山善の方が加湿量が大きいので床面積も大きくなっています。山善は最大600ml/h、象印は最大480ml/hと山善が120ml/h大きいくそれだけ大きな部屋の加湿ができます。はじめに使用する部屋の大きさを決めておけば問題ないですね。

消費電力と電気代

沸騰時消費電力

象印は最初に985Wでタンク内の水を一気に沸かします。山善の沸騰時は消費電力は明記されていないのでわかりません。

連続運転

象印では連続加湿時は強は410W連続、弱は410W間欠運転をします。一方の山善は連続加湿時は強500W、中360W、弱200Wでそれぞれ運転します。

自動運転

自動運転モードは象印も山善にもあります。象印は60%、50%、40%の3段階。山善は70%、60%,40%の3段階です。この自動運転があるので省エネになります。

電気代(1日8時間、30日)

自動運絵の時の電気代は条件で変わってしまうので計算できませんが、連続運転なら机上計算できます。電力量料金の目安単価を27円/kwhとします。

象印EE-RN50の場合

  • 強で連続運転:3300円
  • 弱で連続運転:1050円

山善KSF-L30の場合

山善は沸騰時の電気代がよくわかりませんが、タンクの容量が一緒なので象印と同じ電気代がかかるとしました。

  • 強連続:3900円
  • 中連続:3000円
  • 弱連続:1400円

(参考 象印の計算例)

強で連続運転時の電気代計算(目安)

強の消費電力410w

沸騰にに要する電気代=0.985×27円/kwhx25分/60分=11円

1時間当たりの電気代=0.41 x 27円/kwh=11円

11円/時間 x 8時間 x 30日 = 2640円/月

11円/回 x 2回 x 30日= 660円/月(沸騰時の電気代)

全部で、2460円/月 + 660円/月 = 3300円/月

弱で連続運転時の電気代計算(目安)

弱の消費電力は強の加湿量480ml/h、弱の加湿量125ml/hから求めると
410W x (125/480)= 107W

1時間当たりの電気代=0.107 x 27円/kwh=3円

沸騰にに要する電気代=0.985×27円/kwhx25分/60分=11円

3円/時間 x 8時間 x 30日 = 720円/月

11円/回 x 1回 x 30日= 330円/月(沸騰時の電気代)

全部で、720円/月 + 330円/月 = 1050円/月

タイマーとチャイルドロック

象印、山善ともにタイマー、チャイルドロックがあります。

象印EE-RN50の操作パネル

縦長のパネルにタイマーやチャイルドロックなどのボタンが見えます。

山善KSF-L30の操作パネル

機能がアイコン化されきれいにまとまていますね。象印よりだいぶオシャレな感じがします。

使いやすさは?

給水はどちらも上部給水で簡単

どちらも給水は上部からできます。象印は加湿器に取っ手持が付いているのでシンクで給水することもできます。山善は水差しで給水します。

掃除のしやすさ

どちらもフィルターや水受けがないので掃除は簡単です。常時煮沸されているので雑菌やカビが発生する危険性は少ないです。マメに掃除するのが苦手な方でも衛生面で問題になることは少ないと思います。

多くの病院や介護施設ではスチーム式加湿器をよく見かけます。衛生面とお手入れの簡単さからよく使われているのだと思われます。

静穏性は?

沸騰音はしますが、常にするわけではありません。タンクの底にカルキなどが堆積して来ると音が大きくなるので、その時はクエン酸洗浄をすれば音は小さくなります。他の方式に比べれば沸騰音が気になるという方はいます。音に神経質な方はよく検討されたほうがいいですね。

象印には音セーブモードがあり、多少沸騰音が少なくなるようです。山善はそのようなモードはありません。

デザイン・サイズは?

象印はまるで電気ポットです。おしゃれなものを期待すると裏切られます。山善は炊飯器のような恰好ですがデザイン的にはいいと思います。

ザイズは大体似たようなものです。象印の方がちょっと背が高く電気ポットに見えます。

EE-RN50

KSF-L30

スチーム式加湿器 象印EE-RN50と山善 KSF-L30の通販価格

価格は変動するので下記の赤(楽天)、緑(アマゾン)のリンクより最新価格をご確認ください。価格の安い順に表示されているので最安値もすぐにわかります。

EE-RN50


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KSF-L30


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さいごに

どちらも使い勝手の良いスチーム式加湿器です。デザインは電気ポットのようですが実績のある象印、スタイリッシュな山善です。デザインにこだわらなければもあり安心です。

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