ペンタックス K70に拡大アイカップ O-ME53を装着してみました。
購入前にアマゾンの商品説明を見たら、K10D専用の拡大アイカップとなっていてK70が使えるのかどうか不明でした。
一応レビューでは使えそうなことが書かれていたので、試しに購入しました。
ペンタックス K70に拡大アイカップ O-ME53は装着できる?
結果から言えば、K70にもバッチリ装着できます。無駄にならないで良かったです。
同封されていた説明書にもK70の記載がないことから、K70の発売前に作られたもののようです。
リコーイメージングになってからは、ペンタックスのオプション品などの説明はあまり更新されていないようです。
昔のアサヒ ペンタックスの面影は有りませんね。
こんなペンタックスのカメラを何故買った家というと、アストロトレーサーという機能を使いたかったからです。
カメラはソニーとニコンを常用しているので、ペンタックスは初めてでした。
K70はとても質感も性能もよく、とても入門機とは言えないカメラです。
表面
裏面(カメラ側)
銀色の小箱に入っていました。
装着すると、このような感じになります
拡大アイカップ O-ME53装着前
拡大アイカップ O-ME53 装着後
上の2枚の写真を見て分かる通り、拡大アイカップ O-ME53を装着すると、ズンと出っ張りが大きくなります。
出っ張りが多くなるので、ファインダーを覗いたときに液晶画面に鼻先がつきにくくなりました。
横から見たところ。アイカップが飛び出ているので視度調整がしやすい。
下から見ると、結構飛び出ているのがわかります。
また、ファインダーの視度調整も、とてもやりやすなりました。
肝心の視認性ですが、こちらもファインダー像が大きくなったのでMFでは調整がしやすくなりました。
しかし、ファインダーの四隅がわずかに見にくくなりますが、問題は全く有りませんでした。
拡大アイカップ O-ME53を装着すると、ファインダー像は約1.18倍に拡大されます。約というのであれば1.2倍でいいと思いますが、ペンタックスは真面目ですね。なら絶対1.2倍ってかくと思います。
実装するには、すでについているアイカップを外す必要があります。
ガッチリくっついていて、無理やり外したら壊れてしまいそうな感じです。
上のゴムを伸ばしながら引き上げるとポロッと外れました。
装着は上から押し込むことで簡単にできました。
上の写真を見て分かる通り中に小さなレンズが入っています。虫めがねでファインダーを覗くイメージです。なお、目当てのゴムは取り外せない構造になっています。
使用感は?
先にお伝えした内容も含め、まとめると次のような感じになります。
① MF時にピントが合わせやすい
② 液晶に鼻が当たりにくくなり液晶が汚れにくい
③ 万一 液晶面を下にしてカメラを置いたとき、出っ張った分ぶつかりにくい
④ メガネをかけている方は見にくいかもしれない
2千円ほどするので安いとは言えませんが、一番の目的である像の拡大でピント合わせが楽になります。装着したら、もとには戻れなくなりました。メガネでない方にはおすすめです。
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