パナソニック FE-KXU05を電気代の安さが気に入って購入してしまいました。
今までは象印スチーム式加湿器で電気代を気にしながら使用していましたが、電気料金もどんどん高くなる一方です。
象印の加湿器は適用床面積がプレハブ洋室で10畳なので、これを満足できる電気代が安い加湿器を探してみたところ、次のようなところに行き着きました。
:パナソニックのヒーターレス加湿器
・シャープの加湿器をエコ運転で行う
今回は、電気代をとにかく安くするのが目的なので、パナソニックにしました。
パナソニックのヒーターレスにするとめちゃくちゃ少なくなります。今まで使っていた象印ヒーター式加湿器の電気代は月に5000円ほどかかっていたと思いますが、パナソニックでは、おそらく200円以下で済むと思われます。これなら、もう電気代は考えなくても良いぐらいのレベルです。ワンシーズン5ヶ月使えば、2~3万円の節約になりますね。
義弟的には、次のような計算になります。
今回買ったFE-KXU05の強運転はたったの8Wです。
仮に24時間連続運転しても6円以下です。1ヶ月続けても180円。
中は6.5Wなので同様に計算したら月に145円です。
象印の加湿器とは、文字通り桁違いです。
ということで、パナソニックのヒーターレス加湿器FE-KXU05の消費電力を実測してみました。
FE-KXU05は今発売中の加湿器の一つ前の型になりますが、中身は同じです。
基本的に、仕様がおおきく変わらない限り、家電は1年型落ちを買うのが安く買うコツです。
新製品は下がった値段をもとに戻すためのメーカー戦力なので、飛びつくと高い買い物をすることになります。
パナソニックの加湿器 FE-KXU05が到着
梱包箱全体をプチプチで包んだ形で到着しました。大抵はむき出しで来るので、今回のショップはとてもていないな印象です。左に有るのがプチプチです。
背面プレフィルターを外すと空気取り入れ口と、フィルターの側面が見えます。
側面のpレフィルターを外すと、トレーが見えます。トレーはタンクを抜いた状態で引っ張り出せます。
タンクをひき抜抜きました。
タンクは4.2Lあり、満タンでは少し重たいです。両手で抱えて運んだほうが楽でした。タンクは上下さえ合っていれば、左右の違いはないので、加湿器に入れる時は楽です。
また、タンクの口は大きいので手がすっぽり入り、お掃除も簡単そうです。
このフタを下にして本体に挿し込みます。大きなフタなので回しやすいです。
蓋をはずしたら、大きな開口部が現れます。
トレーを引っ張り出します。
トレーとフィルターです。
操作パネル(電源入り)です。タイマー・運転モード・電源スイッチが配置されています。
加湿中は緑湿度インジケーターが点灯します緑のインジケーターは電源を切っていても表示されています。
水がなくなるとブザーとともに、赤いLEDが点滅し教えてくれます。
加湿器の近くに置いた湿度計では、湿度60%を示していました。
作業机付近の湿度は62%ほどです。PCやディスプレーの熱で室温も高いです。同じ部屋でも場所によってばらつきます。
電気代を測定 めちゃくちゃ安くなりました!
ワットモニターで簡易的に消費電力と電気代を測定しました。カッコ内はスペックです。ほぼ、スペック通りの消費電力です。
おまかせ運転では、湿度に応じて加湿量が変化するので、連続運転で測定します。
ワットメーターの上の数値は今までの累積電気代なので、測定には関係しません。見るのはワット数です。
ご覧いただければ分かる通り、電気代はめちゃくちゃ安くなります。象印の加湿器では平均すると月に5000円ほどかかっていましたが、もう、いくら運転させても全く気にならないレベルになりました。
お急ぎ(30分間のみ)
10.5W(11W)
強
7.5W(8W)
中
6.1W(6.5W)
弱
5.0W(5.5W)
静か
3.9W(4W)
運転音は?
音に対する感覚は個人差が大きいので、あくまでも私の感じです。今までの象印のヒーター式にあった沸騰音はせず、ファンの音だけが聞こえます。
お急ぎ:スペックでは36dB。扇風機のように低い音なので、あまり気になりませんでした。夜も問題なく寝れます。
強:スペックでは31dB。半分以下の音に感じます。全く気になりません。
中:スペックは26dB。更に小さくなります。全く気になりません。
弱:スペックは22dB。少しな慣れれば、運転音に気がつかないくらい小さな音です。
静か:スペックは15dB。極めて静かです。
個人差は大きいと思いますが、日頃からあまり音に神経津ではない方なら、仮に「お急ぎ」運転でもうるさくは感じないと思います。
音に敏感な方は「弱」運転ぐらいであれば本当に静かなので、大丈夫ではないか個人的には思います。
加湿能力について パナソニックとシャープの比較
パナソニックの加湿器はヒーターレスです。そのため、ヒーターにかかる電気代が不要になり電気代は非常に安上がりです。
例えば、今回購入したFE-KXU05とほぼ同加湿能力のシャープHV-S75を比べると次のようになります。
FE-KXU05 | HV-S55 | ||
適用床面積目安 | プレハブ洋室 | 14畳 | 15畳 |
木造和室 | 8.5畳 | 9畳 | |
加湿量 消費電力 運転音 電気代 |
お急ぎ |
|
– |
強 |
|
|
|
中 |
|
– | |
エコ(強) | – |
|
|
弱 |
|
– | |
静か |
|
– | |
静音 | – |
|
シャープの方は「静音」運転で、ようやく消費電力がパナソニックの「お急ぎ」運転程度になります。「強」運転では、パナソニックが8W、シャープ190Wと、桁違いにシャープが大きな消費電力になります。
シャープには「エコ」運転という、ヒーターを使わないモードもありますが、それも消費電力は24Wあり、かつパナソニックの「中」運転より加湿能力は小さくなってしまいます。
消費電力を最小に抑えるなら、やはり最初からヒーターレスのパナソニックを選ぶのが良いと思いますが、本体の価格差も考慮しないと、トータルコストはどちらが安いのかわかりません。
私などは、多少パナソニックの方がシャープより本体価格が高くでも、月々の電気代が安いほうが気分良く使えと思いますが、このあたりは人それぞれですね。
象印の加湿器との電気代は圧倒的に違うので、電気代を優先すれば迷うことなくパナソニックのヒーターレスになりますが、シャープとの比較になると、電気代は驚くような差ではなくなるので、電気代だけではなく、本体価格の差、使い勝手、お掃除のしやすさ、デザインなどもチェックした上で選ぶのが良いと思います。
例えば、電気代の安さを最優先すればパナソニック、上部給水が必須ならシャープを選ぶことになります。
製品の優劣というよりは、どちらが自分の要望を満たしてくれるのか?で、選ぶのが1番失敗のない選び方だと思います。